ゆうあいクリニック理事長日記
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コドモと一緒に図鑑を読んでいたら、「銀河系は30~40億年後にアンドロメダ銀河と衝突して一つになります。」って書いてありました。

ちょっとびっくりでした。

勉強不足で本当に恥ずかしいんですが、これって今となってはコドモ向けの図鑑に載っちゃうくらい常識的なことだったんですね・・・。

===

自分が学生の頃の知識で、太陽の運命は「60億年後に赤色巨星となってだんだん冷えてゆく。」というところまでで停滞していたのですが、その前に銀河同士の衝突が起きるとは!?

そもそもその時期に地球に生命があることははなはだ疑問ではありますし、どちらにせよ私たち個体の生命はもちろん、連綿と伝えられてゆくDNAがどこかで途切れる日が来ることは間違いありません。

「じゃあどうして今を生きなければいけないのか?」という根源的な問いへの答えは人それぞれでしょう。

===

ただ、私は、ひと様の人生あるいは命そのものに関わらせていただく仕事をしていて、時折「命が終わっても存在し続けるもの」ってあるんだなあ、という漠然としたイメージを抱かされることが確かにあります。

それはその方のご家族であったり、世に遺されたお仕事であったり、またはその方が「確かに存在していた」という何らかの痕跡であったり・・・。

ですから、私たちのDNAがすべて途絶えたあとにも、そうした「永遠に残るもの」がきっとあるのでは、となんとなく感じます。

===

だからこそ、改めて「命を大切にする」仕事を誠実に続けていきたいな、と感じた次第です。
いずれ順番にこの世から消えてゆくであろう私の愛するコドモたちについても、だからこそ大事にしなければ、と思うのです。

コドモの図鑑からのとりとめのない連想で失礼いたしました。

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ゆうあいクリニック理事長日記
  written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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コドモの時から家にあったレコードをあれこれかけて聴いていたのですが、最初にはまったのは、小学校5年生の時に聴いた「新世界から」です。

もちろんクラシックでは定番中の定番なのではありますが、ほとんど毎日聴くほど好きになりました。
いいところでフルートが活躍する曲で、中学生になってフルートを習い始めるきっかけになりました。

フルートといえば、現在A新聞の学芸部記者としてコンサートなど音楽関連の記事を精力的に書いている友人に誘われ、中学校の学園祭でステージに上がりました。
(彼は、私の結婚式の日、「いやあ、シノーポリ(=ジュゼッペ・シノーポリ:指揮者&精神科医)が死んだから忙しかったんだよ」と遅刻しやがった曰く付きの人物です。(笑))

曲はすべてさだまさし。
予定の曲まではよかったのですが、アンコールでいきなり「関白宣言」の譜面を渡され、初見のフルートソロで大失敗したおかげで、しばらくトラウマが抜けませんでした。

===

今は自分の部屋で、iTunesにストックしたドビュッシーを聴いています。

ちゃんとしたオーディオで聴きたいのはヤマヤマなんですが、スペースの問題で結局PC+iTunes+BOSEのデスクトップスピーカに落ち着いています。
(机の上に30インチと24インチのディスプレイがありますから、スピーカーなど置けるわけがありません。ディスプレイは広ければ広いほど仕事環境としてはいいのですが・・・。)

PCを換えたので、冷却ファンの音がうるさくなったのが難点です。

ピアノは小学校高学年くらいからピアノ教室に通う妹たちを横目に独学でぽろぽろ始めたのですが、最初はお決まりのベートーベンとかショパンあたりでした。

中2の時、初めてドビュッシーに目覚めてからは、今に至るまで相当はまっています。

===

アラベスク第1番:

高校の音楽履修者発表会の本番で弾いた曲です。
予選では「亜麻色の髪の乙女」でしたが、18歳のオトコとしてはあまりにも恥ずかしいタイトルですので(笑)、本番では曲を変えようと急いで練習しました。
結局間に合わなくて、適当に簡単にアレンジしてやり過ごしてしまいました・・・。

夢:

以前、日頃お世話になっている先輩ドクターと二人で六本木で生牡蠣を食べながら「自分の葬式にかけてもらう音楽」という話題で盛り上がったことがあります。
彼の選択は「サティのジムノペディ第1番」で、私のあげた曲がこれでした。
どっちもフランス人の曲ですね。
私はドビュッシーやラヴェルのせいで、大学受験をフランス語でやろうと真剣に考えていたくらいのフランスかぶれでしたので(笑)、その日はたいそう盛り上がりました。

ベルガマスク組曲:

おそらくドビュッシーで一番有名な「月の光」を含む組曲です。
「クラシックで一番好きな曲は?」と聞かれたら、この組曲の終曲「パスピエ」を挙げますね。

牧神の午後への前奏曲:

件の友人のイチオシの曲でした。
マラルメの同名の詩に向けた曲のようですが、私はヴェルレーヌの方が好きで、彼の詩集を自分なりに和訳したりと、全くもって青臭い高校時代を過ごしたものです。

ヴァイオリンソナタ:

ドビュッシーが直腸がんに侵され、最後にステージに立ったのがこの曲であったと記憶しています。
死を意識して書かれていますので基調は暗いのですが、その先に希望が見えるすばらしい曲です。
この曲を弾くためにヴァイオリンを始めようといつも思っていますがいつまでたっても始まりません。(笑)
私が医師になって最初に指導医になってくださった女性は、50代でフルートからヴァイオリンに転向して今や相当な腕前になっていますが、とてもそこまでは見習えない感じです・・・。
自分が暗いときに暗い曲を聴くと、反転のきっかけになってくれることが多々あります。そういう意味でありがたい曲です。
同様の目的でユーミンのアルバム「時のないホテル」も重宝します。

===

三つ子の魂百までといいますが、私自身も結局のところ小中学校で出会ったアートに、30年後の今でもすっかり心奪われています。

私の3人のコドモたちがどんなアートに出会って生涯の友とするか、その端緒はおそらくすぐそこに迫っています。
いろいろなチョイスを与えて、彼らの人生の伴侶に出会ってもらえたらと願っています。

音大出身の妻が一生懸命ピアノを教えたりしていますが・・・微妙だなあ・・・。

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1965年8月、静岡県引佐郡三ヶ日町に生まれました。

今は町村合併で浜松市になっていて、出身地がちょっとメジャーになった嬉しさと、田舎が都会に飲み込まれてしまった寂しさとが同居しています。

父は県立高校の体育の教員でした、というわけで転勤、転校の日々が始まります・・・。

===

長男ゆえかとても神経質で、夜はまるで寝つきが悪かったようです。
しかしおかげさまで絵本の読み聞かせだけは潤沢にしてもらっていたようです。

今、自分が親になって「読み聞かせ」の重要性を痛感していますが、やはり仕事を持ちながら1日10冊20冊の読み聞かせはかなりハードですね。

お世話になっている公文の先生は、「小学校に上がるまでに読み聞かせ1万冊お願いします」とさらっとおっしゃいますが、1日4冊ペースを維持するのは、最初はともかく内容が難しくなってくると相当大変なものです。

===

父にとって私は長男ですからそれなりに期待があったようで、これから「勉強しなさい」の日々が始まってゆきます・・・。

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先日、村上龍さん著、幻冬舎刊の「13歳のハローワーク」という本のWEB版のイベントにお呼ばれして行ってきました。

===

http://www.13hw.com/

村上龍さんの本をもとに、多くの働く大人が、これから社会に出ようとする若い方々の質問に答える、という形式のサイトです。

私もあんまり暇ではないんですが(笑)、次世代を担う若い方々だ自分にぴったり合う、一生を費やして悔いのない仕事に出会うとことはとても大事だと感じているので、私にわかる分野はできるだけだけ答えるようにしています。

今、質問をしている若い方々は9000名くらいが登録され、それに対して仕事をしている大人の皆さんは4000人くらいの登録のようです。

私は累積の書き込みがちょっと多かったようで、他の何名かの方とともに表彰状を頂きました。

===

学校だけにいて、TVや周りの大人たちを見ているだけでは、職業観は湧きにくいものだと思います。
最近「キッザニア」ができて、早いうちからいろいろな職業体験ができるようになり、大変良いことだと思います。

しかし、やはり究極の目的はすべての子供が、自分の適性や趣向を考え、それにあった職業を選択して社会に貢献して満足の行く社会生活を送ることだと思います。

ちょっと先輩の大人として、現役で働きながらいろいろな職業観を発信して行けたら嬉しいなと思います。

===

おんなじ様な趣旨で、以前ある私立高校の校長先生に頼まれて「医療・福祉」分野の講演をしたレジメが出てきましたので、恥ずかしながらこれから数日このレジメに沿って、私のふらふら日記を公開したいと思います。

誰が、どんな時期に、何を考え、何を選択したか、というのはきっと後に続く若いかたがたのご参考になるのでは、と思います。

恥ずかしいですがお付き合いいただけましたら嬉しいです。

こうした記録とその振り返りが、小学校1年、幼稚園年長、1歳の3人の子供の今後の進路を決めるときのアドバイスのネタになったらいいな、と思います。

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10年ほど前に亡くなった作家の三浦綾子さんは、晩年「私にはまだ死ぬという仕事がある」という言葉を口癖にしていたそうです。

綾子さんの死後、夫の三浦光世さんが、「死ぬという大切な仕事」という本を著されています。

===

三浦綾子さんの著書といえば、私は中学生くらいのときに読んだ「塩狩峠」という本のことを今でも鮮烈に思い出します。

Wikipediaより「塩狩峠」

【転載はじめ】

1909年(明治42年)2月28日、ここ塩狩峠の区間に差し掛かった旅客列車の客車最後尾の連結器が外れて客車が暴走しかけたところ、当時鉄道院(国鉄の前身)職員でありキリスト教徒であった長野政雄という人物が列車に身を投げ、客車の下敷きとなり乗客の命が救われたという事故が起こった。現在、塩狩峠の頂上付近にある塩狩駅近くには、この事に対する顕彰碑が立てられている。

この実話を元に、三浦綾子が小説『塩狩峠』を著し、1966年(昭和41年)4月から約2年半にかけて日本基督教団出版局の月刊雑誌『信徒の友』という雑誌に掲載された。これを記念し、塩狩駅近くには、塩狩峠記念館及び文学碑が建てられた。のちにこの作品は、松竹(監督:中村登、主演:中野誠也)で映画化もされている。

【転載終わり】

===

医師という仕事は、たくさんの方の死に立ち合わせていただく仕事です。
その中で、私たちも亡くなりゆく方から本当にたくさんのことを教えていただきます。

亡くなりゆく方がその姿の中でご家族に残されるものはもっともっと、はかりしれないくらい大きいものでしょう。

===

以前、「ぼけても心は生きている」という題で私の祖母のことを書いたことがあります。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/28228140.html

遺言で、角膜移植のために眼球を提供し、医学部の解剖実習のために遺体を提供した祖母でした。
私は祖母の死から本当に多くのものをもらいました。

===

医療の第1の仕事はもちろん患者さんに元気になっていただくことですが、それがかなわないとき、患者さんからのバトンを上手に次の方々に渡すお手伝いをするのも私たち医療従事者の大事な役割ではないか、と思います。

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北京オリンピックで陸上3冠を達成したジャマイカのボルト選手の活躍を見て、私くらいの年代では、映画「クール・ランニング」を思い出した方もいるのではないでしょうか。

===

1993年に公開された実写版のディズニー映画で、実話をもとにしているのだそうです。

ジャマイカ代表の陸上選考会で、隣のレーンの選手の転倒というアクシデントに巻き込まれて敗れたデリースは、オリンピック出場の夢を果たすために、ジャマイカ初のボブスレーでの出場を決意します。

この映画はカルガリーオリンピックでの出来事がモデルで、この頃は夏冬のオリンピックが同じ年に行われていました。

3か月後の冬季オリンピック出場という暴挙(?)に挑戦する選手とコーチの奮闘を描いたいわゆる「スポ魂」ものですが、さすがディズニーの作品だけあってぐいぐい引き込まれてしまいます。

===

私個人の感想としては、選手の奮闘もかっこいいと思いますが、コーチの姿に熱いものを感じました。

かつてボブスレーのアメリカ代表選手として長らく君臨した彼は、力の衰えとプレッシャーのためにソリの不正改造をし、これがもとでアメリカを追放されます。

ジャマイカで博打の胴元として過去の栄光とはかけ離れた生活を送っていた彼ですが、デリースたちの熱意に打たれて再びボブスレーの世界に入ってゆきます。

そして・・・。

===

一度の失敗で世の中から葬られてしまう、レースから脱落してしまうというのは辛いことです。

安倍晋三が内閣総理大臣当時に唱えた、「再チャレンジ可能な社会」というキーワードは、彼自身の再チャレンジを助けることはできませんでしたが、何度でもチャレンジできる、いつまでも夢を持てるというのは素敵なことだと思います。

今、余裕なく、世知辛い空気が世の中に蔓延していると感じます。

そんな空気を一時でも吹き飛ばしてくれる爽やかな映画でした。

===

この映画のことは、アンさんのブログを拝見して思い出しました↓
http://blogs.yahoo.co.jp/cool_flute42/24349543.html

アンさんにも感謝です!

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中学生の時、体育館で「翼は心につけて」という映画を見ました。
(石田えりさんが主演だったんですね)

骨肉腫にかかってしまった中学生の女性が、右腕切断というつらい治療を決断したにもかかわらず、結局亡くなってしまうというお話です。

実話を基にしているそうで、当時はみんなで泣いたものでした。
文部省推薦映画で、「命の大切さ」を教えるという教材だったのでしょう。

===

思えばその頃の骨肉腫の5年生存率は10~20%でした。

現在はステージや治療法によっても異なりますが60~70%と、約3分の2の方が健康を回復されるまでに治療法が進歩しています。隔世の感です。

===

ドラマの定番といえば白血病、古くは山口百恵さんの「赤い疑惑」などが有名です。
白血病にもいろいろあり、いまだに治療が難しいタイプも存在しますが、新しい治療法も日々開発され、たとえば慢性骨髄性白血病では「グリベック」という画期的な飲み薬で、入院せず外来だけで治療ができるまでになりました。

ブログ「飲み薬だけのがん治療」↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/35272953.html

===

がんの過半数は治せる時代になり、患者さんも、ご家族も、医療スタッフもみんなで治療法を考え、前向きに治療に参加していただくためのがん告知も一般的になってきました。

私たちもPETという仕事に携わっていますので、毎日がんの検査をし、がんの患者さんとお話しする機会もたくさんあります。本当に日々どんどん環境が変わってゆくのを肌で感じます。

患者さんのための医療がこれからも順調に育ってくれることを祈りますし、微力ながら私たちもそのお手伝いができればと思います。

===

さて、先ほどの映画で思い出したことをもうひとつ。

主人公の女性がいよいよ状態が悪くなったとき、ドクターが鎮痛か鎮静の注射を打とうとするのですが、主人公の女性は「注射をすると何もわからなくなっちゃうから嫌!」と拒否します。

私にはこのシーンが一番印象的でした。
痛みや苦しみだけ取れたらどんなにいいだろうと思ったものです。
(そのときはまさか自分が医者になるとは思いませんでしたが・・・)

ブログ「残念な話<モルヒネは安全です>」↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/20690222.html

ブログ「がん対策基本法」↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/25314001.html

これは残念ながら30年前も今も、ですが、まだまだ日本では患者さん側も医療用麻薬に抵抗が強く、欧米のように麻薬を安全に上手に使って痛みだけをきちんとコントロールするという治療が必ずしも行われてはいません。

「がんの痛みは仕方がない」と諦めて我慢するより、医療用麻薬も含めた鎮痛剤をきちんと使って痛みのない(少ない)療養生活を送られたほうが、気分もよく、食事も進みますから、病気そのものの治療にも少なからぬ好影響を及ぼすのです。

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じたばた。

ゆうあいクリニック理事長日記 / 2008.07.25 23:11 / 推薦数 : 0
WEBを検索していたら、考えさせられる言葉に出会いました。

===

何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。

===

旧約聖書「コヘレトの言葉」という章の一節です。

私もバリバリの(笑)40代、仕事にしても、プライベートにしても、あれこれ忙しかったり困ったりしていると、つい「テンパッて」「じたばたして」しまうことがあります。

最近は子供の受験で家のなかが戦闘モードですからなおさらです。

この文に出会った時、「まあ、じたばたしなさんな。何事もゆっくりやりなさい。」というメッセージに感じました。

===

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もあります。

人事を尽くすためにも、じたばたしていたらきっとダメでしょう。

何事も一歩離れて、一息ついて、優先順位をつけてゆっくり、しかし確実にこなしてゆく毎日を送れたら、と思います。

難しいですけど。(笑)

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昔の話で恐縮です。

手塚治虫さんのマンガで、「ミクロイドS」という作品があります。
アニメ化されてTVでも放送していました。

改造昆虫とミクロ人間が戦う、というお話ですが、私には主題歌がとても印象深く、今でもたまに頭の中をめぐります。
阿久悠さんの作詞のようです。

===

黒い悪魔の陰謀が恐怖の地球にぬりかえる
心を忘れた科学にはしあわせ求める夢がない
     ・・・

当時小学校2年生だった私はなんとなく「科学」に興味を持ち始めたころで、その意味でもこのフレーズは心に残っています。

===

ふと気がついたんですが、この「科学」を他の言葉に置き換えても、(語呂はともかくとして)結構いいフレーズになりますね。

心を忘れた○○にはしあわせ求める夢がない
     ・・・

===

よく言われることですが、りっしんべんに亡くすと書いて「忙」という字になります。
忙しいことが往々にして心を亡くす原因になるのだということです。

忙中閑あり、心を忘れない仕事をしなければいけないと改めて自戒しています。

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「ゆとり教育」が叫ばれ、実践に移されるようになって、当然のように予想された事態ではありますが、かつて世界の上位を誇った日本の教育も、とうとうここまで来てしまったようです。↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071204-00000082-mai-soci

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【転載はじめ】

<国際学力調査>「理科に関心」最下位 数学的活用力も低下
12月4日18時25分配信 毎日新聞

 経済協力開発機構(OECD)は4日、57カ国・地域で約40万人の15歳男女(日本では高1)が参加した国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の06年実施結果を発表した。学力テストで、日本は数学的活用力が前回(03年)の6位から10位となり、2位から6位に下げた科学的活用力と併せ大幅に低下した。また、理科学習に関するアンケートで関心・意欲を示す指標などが最下位になり、理科学習に極めて消極的な高校生の実態が初めて明らかになった。

 ◇57カ国・地域が参加

 調査には、前回より16多い57カ国・地域が参加。日本では無作為抽出された高校1年の約6000人が参加し、学力テストでは「数学的活用力」「読解力」「科学的活用力」の3分野を、アンケートでは、理科学習への関心・意欲などを調べた。

 日本の数学的活用力は前回534点から523点に低下した。特に女子が男子より20点低く課題が残った。また、読解力は前回と同じ498点だったが、順位を一つ下げ15位となった。8位から14位と落ち込んだ前回と同様、OECD平均レベルではあるが、改善しなかった。科学的活用力はOECDが先行して公表しており既に前回548点から531点に低下したことが分かっている。

 関心などのアンケートでは、理科を学ぶ「動機」や「楽しさ」などについて、それぞれ複数の項目を尋ねた。このうち「自分に役立つ」「将来の仕事の可能性を広げてくれる」など、「動機」について尋ねた5項目では、「そうだと思う」など肯定的に答えた割合がOECD平均より14~25ポイント低かった。これらを統計処理し、平均値からどれだけ離れているかを「指標」にして順位を出したところ、日本は参加国中最下位だった。

 また、科学に関する雑誌や新聞などの利用度を尋ねた「活動」の指標でも最下位。科学を学ぶ「楽しさ」を聞いた指標も2番目に低かった。こうした関心・意欲の低下が順位の低下につながった可能性もあるとみられる。【高山純二】

【転載終わり】

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去年のお正月、やっと取れたお休みに、1泊2日のあわただしい日程ではありましたが、伊豆の温泉に家族で出かけました。

当時幼稚園の年中、年小の2人の息子と露天風呂に入り、満天の星空を見上げて、空に見える一つ一つの星座の物語、宇宙のなりたち、星の色がみんな違うわけなどなど、話して聞かせました。

彼らも目を輝かせていつまでも星を見ていました。

「科学」は本当は楽しく、ワクワクするものだと思います。

私たちが仕事にしている医学も、その「ワクワク」の延長線上になければいけないのだと思います。
歪められた教育で「ワクワク」が奪われているとすれば、子供たちも、日本も可哀想です。

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清水義範さんの「おもしろくても理科」、大人が「ワクワク」を取り戻すための素敵な本です。↓

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%82%82%E7%90%86%E7%A7%91-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E7%BE%A9%E7%AF%84/dp/4062636263

昔々お付き合いしていた女性に借りて、すっかり読み耽ったものです。(笑)

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