ゆうあいクリニック理事長日記
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< いまさらながら朝日の効用 | メイン | ミクロイドS >

最近、ヘルパーのお仕事をされている方からこんなお話を聞きました。

「訪問してお世話しているお年寄りが、近くの百貨店に行きたいといつも言っている。ADL的には介助すれば大丈夫なので、お休みの日にボランティアででも連れて行ってあげたい。でも職場の責任者には、何かあったら大変だから止めるようにいわれている。」

といった内容です。

===

善意から、一生懸命にやった結果不幸にして患者さんの状態が悪くなった、患者さんが亡くなってしまったということで、訴訟になったり逮捕されたりということが日常となれば、自己防衛のために「萎縮医療」におちいらざるを得ません。

・危ないことはしない
・余計なことはしない

ということばかり考えながら医療をおこなうのは心地のよいものではありませんし、肝心の医療の質も低下させるおそれがあります。

===

私が医師になりたてのころ、「最後に一度だけ自分の家を見たい」という患者さんをストレッチャーに乗せて酸素マスクをつけてご自宅までお連れしたことがありました。

患者さんもご家族もとても喜ばれ、私たちも皆さんの暖かい気持ちに包まれる思いでしたが、そんなことは古き良き時代の出来事なのでしょうか?

そんな時に患者さんの具合が悪くなれば、「重症の患者を無理に外出させたことによって病状を悪化させた医師の判断には重大な瑕疵があり、刑事告発が妥当と考えられる。」なんて言われてしまうのでしょうか・・・。

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ゆうあいクリニック理事長日記
  written by Atsushi Katayama(片山 敦)
※同時配信中※
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