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たまたま仕事以外で、自他共に「社会的地位が高い」と思われているだろう方とお話しする機会がありました。
私は自分の仕事を簡単にご紹介し、「検診は毎年受けられますか?」と何気なくお伺いしたところ、「俺の主治医は心臓では日本でもトップクラスの●●大学の○○先生だ、毎月外来に行って血圧を測ってもらっているし、何かあったらすぐ面倒を見てもらえることになっている。」とひどく怒られてしまいました。
60歳を超えて、結局はそれ以外の検査も医療機関受診もされていないようです。
血圧の薬をもらっているだけなんでしょうね。
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血圧を測るだけでは、がんどころか糖尿病もコレステロールもわからないでしょうに。
そして、「何かあったら」といっても、進行胃がんで吐血をしたとき、その偉い先生の計らいですぐ入院させてもらい、立派な個室に入れてもらうことがもしできても、医療という面ではそうメリットがあるのかなあと思います。
毎年胃カメラをして、小さな胃がんを外来で内視鏡で取ってもらってはい終わり、というほうがよっぽど幸せではないのかなあ・・・。
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航空業界で、「ハブアンドスポーク」という考え方があります。
地方から地方へ直行便を飛ばすのは採算が合わないので、まずその地域のハブ(拠点)空港にいってそこで乗り換え、目的地に飛ぶという方法です。
ハブ空港としては、
・パリのシャルルドゴール空港
・オランダのスキポール空港
・シンガポールのチャンギ空港
・アメリカのJFケネディ空港
などが有名です。
ハブから出る無数の路線がスポークです(自転車の車輪のスポークと同じ意味です)。
まずハブを経由することによって地域のどこにでも自由に行くことができるのです。
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【1】
「ここ数日胸が痛い、心臓かもしれない、大きな病院にかかりたい」と思って一生懸命ネットを検索して「循環器の名医」のいる病院に行って散々並んで、紹介状もないので最後の最後に診てもらって「心臓は何でもありません」と帰され、紹介状がないので初診料も高くて参った参った。
翌日今度は同じ場所にぶつぶつができた。一生懸命ネットを検索して「皮膚科の名医を」・・・・・。
【2】
ここ数日胸が痛いと近所のかかりつけの先生に相談したら、念のため心電図とレントゲンに異常がないことを確認してよくよく話をして診察をするうちに、「痛みの場所が線のように続いていますね、帯状疱疹の初期かもしれません。帯状疱疹は痛みが先に出ることが多いので、痛いところにぶつぶつが出たらすぐ来てください。」と説明してもらって案の定翌日からぶつぶつが出て再診、すぐにお薬をもらって早期に治療を開始して完治した。
どちらが賢い患者さんでしょうか?
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医療機関のかかり方も、まさにこのハブアンドスポークの考え方が当てはまると思います。
40歳を越えたら、誰もが、「信頼できる街のお医者さん」を持つことができるといいなと思います。
普段から全ての相談はまずその先生に、そして、
・眼科の診察が必要なら眼科へ
・脳外科の診察が必要なら脳外科へ
・内視鏡の検査が必要なら内視鏡を専門にしているクリニックへ
・CTの検査が必要ならすぐ撮ってもらえる近所の中規模病院へ
・PETの検査が必要ならゆうあいクリニックへ(笑)
・高度な治療が必要なら大学病院など基幹病院へ
都度紹介するようにしていただければ、全ての情報はかかりつけ医に戻り、それからの先の連携もスムーズで無駄がないと思います。
街のお医者さんがハブ(拠点)になり、その先に大きなネットワークがあるという考え方です。
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「ここカラダ」というサイトに「かかりつけ医の選び方5カ条」というわかりやすい記事がありましたのでご紹介します。↓
http://www.cocokarada.jp/knowhow/doctor/index.html#01
この5カ条は、
1)自宅の近く
2)医師と相性がよい
3)説明がわかりやすい
4)患者を抱え込まない
5)家族構成にあわせた診療科
となっています。
ハブ(拠点)になってくださるドクターには、4)の条件は必須ですね。
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上記サイトより。
【転載はじめ】
4.患者を抱え込まず、専門医に紹介してくれる医師を選ぶ
かかりつけ医の重要な役割の一つは、精密検査や入院が必要な場合に速やかに専門医に紹介してくれることです。患者を抱え込むことなく、診断がつかないときは、はっきり「わからない」と言ってくれる医師のほうが安心だといえるでしょう。また、紹介する際には専門医への紹介状や報告書をきちんと書いてくれるか、カルテのコピーなどを持たせてくれるかどうかも確認しておきたいポイントです。
さらに小さな子どもや高齢者は急に具合が悪くなることもあるので、診療所が休診の場合にはどうしたらいいのか、緊急時の対応についても指示してくれる医師は、かかりつけ医の責任を十分にはたしていると高く評価できます。
【転載終わり】
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医療機関が少ない地域ではなかなか難しいですが、都会なら徒歩圏にいくつもクリニックがあるでしょう。
ぜひちょっと足を伸ばして「マイドクター」を探されるといいと思います。
胃がん検診(バリウム検査)や便潜血など、自治体の検診を受託しているクリニックも多いですから、そんな機会にいくつかクリニックをのぞいてみるのもいいかもしれません。
信頼できる「マイドクター」に出会えることをお祈りします。
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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ゆうあいクリニック(臨床PET検査・がん検診)
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