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わが家の3兄弟の長男がおととい小学校に入学しました。
昨日は授業の初日で、早速宿題が出たとのこと。
その宿題は、
「帰ったらお母さんにぎゅーっとだきしめてもらってください」
というものでした。
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はじめての小学校生活、入学式は親も一緒でしたけれど、今日からはひとりで新しい生活に飛び込まなければいけません。
不安も多いでしょう。
それを考えた上で、「宿題」という形でこどもに伝えるなんてとても素敵だなあと思いました。
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私たち医師も、患者さんにうれしくないことを伝えなければいけない時があります。
私が病院に勤めていた頃、たとえば入院中の患者さんにがんが見つかり、それをお伝えして今後の治療のことなどをお話しする、などという場面で、状況が許せばその晩は患者さんに外泊をしてもらったりしていました。
6人部屋のベットでひとりつらさをかみ締めるより、ご家族と痛みを分かち合ったほうがきっと患者さんにとってダメージは小さく、これからの治療に立ち向かう力も湧くのではないかと思ったからです。
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4月の診療報酬改定で、「外来は5分以上」というルールができて波紋を呼んでいます。
逆に言えば、今まではもっと時間をかけたくても5分すらかけられなかった外来がいかに多かったか、ということです。
そんなに外来が混んでいても、外来部門が赤字になっている病院も多いと聞きます。
嬉しいことも、つらい事も、大事なことも、守っていただきたいことも、全部お伝えして3分や5分で済ませるなんて本来神業です。
しかし患者さんもドクターもやむを得ずそういう状態でがんばってきたのです。
もうちょっと思いやりのある医療制度にはできないものでしょうか?
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私自身も、こどもの気持ちに寄り添ってくださった素敵な担任の先生を見習って、患者さんによい「宿題」をお渡しできるようになりたいな、と思いました。
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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