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今年はインフルエンザがはやっています。
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インフルエンザの治療薬といえば、いろんな意味で有名になった飲みぐすりのタミフル、吸入薬のリレンザが代表的ですが、2001年のタミフル発売より前、今からちょうど10年前の1998年に、パーキンソン病の薬として使われていたアマンタジン(商品名シンメトレル)に「A型インフルエンザ」の効能が追加され、使用されるようになりました。
ところが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によれば、A型インフルエンザの90%以上がアマンタジン(シンメトレル)に耐性を持っているとのことで、インフルエンザの治療には使用しないよう勧告されています。
抗生物質の濫用による耐性菌の増加、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)やVRE(バンコマイシン耐性腸球菌)の出現と同様、インフルエンザについても事実上たった10年で一つの薬の寿命が尽きたことになります。
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ちょっと古い記事ですが、こんなのを見つけました。
日経BP net「インフルエンザの症状に効く麻黄湯」↓
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/353/353538.html
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【転載はじめ】
インフルエンザの症状に効く麻黄湯
2005年01月13日
毎年、冬になれば、インフルエンザの流行が気になってくる。インフルエンザは普通の風邪と異なり、のどの痛みや鼻汁に加えて、39℃の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身に症状が出て、けん怠感も強いのが特徴だ。
さらにインフルエンザは、しばしば細菌感染を伴う気管支炎や肺炎などを併発して重症化することがあるため、やっかいである。特に、成人に比べて体が弱い子どもや高齢者では、インフルエンザの流行が始まると気が抜けない。
これまで、インフルエンザの治療は難しかったが、現在はインフルエンザウイルスを短時間に検出できる診断キットや、さまざまな抗ウイルス薬が登場し、以前より診断も治療も容易になった。
このように、西洋医学での治療法は充実してきているが、漢方医学でも、忘れてはいけない有効な薬がある。それが、「麻黄湯(まおうとう)」である。
麻黄湯は、医師用の漢方エキスの添付文書にも、「インフルエンザ(初期のもの)に効果がある」と記されている。麻黄湯は古くから、発熱や頭痛、首筋・肩・背中・腰など全身の筋肉や関節の痛み、動悸(どうき)、息切れ、寒け、咳、鼻詰まり、のどの痛みなど、さまざまな症状に効くといわれてきた。こういった症状が、現在のインフルエンザでみられる症状と一致していると考えられ、医師にも広く使われている漢方薬だ。
漢方医学の考え方では、インフルエンザのような症状は、体の表面部にある水毒によって起こると考える。そこで、水毒を取り除く作用を持つ麻黄湯が選ばれてきた。ただし、作用が強いので、子どもや高齢者など、体力が衰えている人に使うときは注意が必要である。
最近、A型インフルエンザだと診断された患者を対象に、抗ウイルス薬、総合感冒薬、麻黄湯のそれぞれを投与して、効果を比較した研究が報告された。この研究によれば、麻黄湯を投与した群で、総合感冒薬に比べると、急性気管支炎、肺炎の発生率が低下することが明らかになった。
さらに、発熱日数を比較したところ、麻黄湯を投与した群は、抗ウイルス薬と同じくらいの短期間で済んでいることが分かった。最も発熱期間が長引いたのは、総合感冒薬だった。古くからある漢方薬は、新しく登場してきた薬に負けず劣らずの力を秘めているのかもしれない。
(天野 宏=医療ジャーナリスト)
【転載終わり】
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麻黄湯でしたら自分の免疫力を高めてウイルスを退治しますから耐性菌はできません。
麻黄湯の処方は後漢の時代に著された「傷寒論」にすでに記載されています。
後漢って約2000年前ですから、日本では卑弥呼より前です・・・。
アマンタジンの「10年」の200倍以上も変わらぬ効果を発揮しているってすごいことですね。
もちろんアマンタジンはパーキンソン病の薬としては今も健在ではありますが。
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さて、麻黄湯は、上の記事にもあるとおり、
>作用が強いので、子どもや高齢者など、体力が衰えている人に使うときは注意が必要である。
ということと、発汗の強い場合に使わないことぐらいの注意で比較的安全に使えます。
なにより、OTC(Over The Counter Drug=一般用医薬品)として医師の処方なく薬局で購入できますので、ぜひ薬剤師さんに相談してみてください。
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※医薬品のインターネットでの購入はお勧めしません。あくまでも、"Over The Counter"の言葉通り、カウンター越しの対面で薬剤師さんから購入しましょう。
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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