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イギリスにいらしたあるドクターから伺った話です。
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そのドクターが、ある日突然の頭痛に襲われました。
「突然の頭痛はくも膜下出血を疑え」というのは医師にとっては基本中の基本ですから、そのドクターは近くの病院に「頭のCTを撮って欲しい」と頼んだそうです。
しかし、イギリスはゲートキーパー(門番医師)制度をとっており、あらゆる医療アクセスは全てゲートキーパーを通さないとできません。
そのドクターはその町のゲートキーパーに「特別に頼み込んで」2日後に頭のCTを撮ってもらうことができたそうです。
(これが本当にくも膜下出血であったとすれば、ここまでで命を失っている確率も相当あると思われます。)
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さて、検査の結果無事「異常なし」の診断をもらってほっとしたそうですが、ここまでの医療費が約20万円だったそうです。
もちろん外国人で全額自己負担であったのかもしれませんが、例えば日本で頭のCTを撮ると値段はこんな感じです。
【以下はゆうあいクリニックの例です/使用機材等によって若干料金は異なります】
初診料 2730円
単純CT撮影料 9100円
コンピューター断層診断料 5080円
合計16910円
全額自費として、20000円もかかりません。3割負担だと5000円ちょっとです。
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ゆうあいクリニックで行っている検診メニューで最も高額なコースは298000円ですが、彼はこれを見て「イギリスだったらこんな安い金額はありえない、最低でも4倍(120万円)はする!!」とのコメント。
ちなみにアメリカではPET-CTだけの検査で1回30~60万円です。
そのアメリカでの個人破産の原因の第一位は「医療費」だそうです。
宣伝のつもりではありませんが、ゆうあいクリニックの298000円には、
・脳PET
・全身PET-CT
・胸部CT
・脳MRI
・脳MRA
・頚動脈エコー
・乳腺エコー(女性)
・甲状腺エコー
・腹部エコー
・骨盤MRI
・子宮細胞診(女性)
・40項目以上の血液検査
・20項目以上の腫瘍マーカー
・骨密度
・毛髪ミネラル検査
・PET画像説明(当日)
などが全てセットで含まれています。所要時間は6時間、日帰りです。
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先進諸外国と比べて極端に安い医療費、どこでも好きな医療機関にかかれるフリーアクセス制度、医療従事者の自己犠牲、おそらくそれらが築いてきたのが「長寿世界一」の日本の医療環境です。
しかし、これからの高齢化社会では、「水と安全と医療はタダ」という幻想は捨てなければいけません。
これからの日本の医療をどうするのか、それを考えるのは医師でもなく政府でもなく国民のみなさんの責務です。
・どういう医療を受けたいか?
・どんなことが絶対必要で、どんなことは我慢できるのか?
・そのためには税負担をどこまで受け入れるか?
・医療費の自己負担はどこまで容認するのか?
・患者さんとしての努力、勉強、責任を持った意思決定をどこまでできるのか?
私たちの子供たちの世代にすぐれた医療制度を残すために、行き当たりばったりではなく、現実を直視した本質的な議論が必要だと思います。
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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