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先日「アルツハイマーの人でもわかる」という発言をして物議を醸した閣僚の方がいました。
こういう発言は日ごろから思ったり言ったりしていなければ出ることではないでしょうね。
認知症の患者さんやご家族のご苦労を日ごろ見ている私たち医療従事者にとっては悲しいことでした。
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さて、PETがらみで日ごろお世話になっている所沢PET画像診断クリニックの石田副センター長を見つけましたので、ご紹介します。
脳ドック、脳PETのお話です。
「ここカラダ」より↓
http://www.cocokarada.jp/hospital/dock/tie02/index.html
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【転載はじめ】
脳ドックの主な検査目的は、脳の血管の破裂リスクとなる「脳動脈瘤」、血管が血のかたまりで詰まってしまう「脳梗塞」、そして、「脳腫瘍」を調べる事です。また、大きな脳梗塞の前兆と言われている、ほとんど自覚症状を伴わない「無症候性脳梗塞」を調べる事も重要な目的のひとつです。これら脳の状態を知るには、MRI(磁気共鳴画像診断装置)での検査を行います。また、脳梗塞の原因となるプラーク(血管内の脂肪のかたまり)の有無や、血管の弾性が失われる動脈硬化症について調べる頚動脈エコー(超音波)検査も行われます。さらに最近では、主にがん検診に利用されているPET検査を応用して、アルツハイマー型認知症を調べる『脳PET検査』を実施する施設もあります。
PET検査は、がん細胞が通常の細胞より多くのブドウ糖を消費するという性質を利用して、FDGと呼ばれるブドウ糖に似せた薬を体内に注射して、がんを見つけ出す検査です。一方、脳PET検査では、脳組織が非常に多くのブドウ糖を消費する特徴を利用します。通常であれば活発にブドウ糖が消費されているはずの部位において、ブドウ糖を取り込みが弱くなっているような状態がみられれば、アルツハイマー型認知症を疑います。MRI検査でも脳の「海馬」と呼ばれる部位の萎縮の具合で診断する事もできますが、脳の機能状態を調べる脳PET検査と併せることで、より正確に調べることが出来ます。
65歳以下の若年者では、海馬の萎縮より前にブドウ糖の取り込みが落ちる事が分かって来ましたので、アルツハイマー型認知症の早期発見のための検査として脳PET検査が活用されています。残念ながら、現状では、アルツハイマー型認知症を治す治療方法はありません。しかし、進行を遅くするための医薬品の利用が認可されています。ですから、早期発見はとても大切なことで、脳PET検査を含む脳ドックを一度は受診されるのが良いかと思います。
【転載終わり】
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ゆうあいクリニックでも一部の検診コースに脳PETが含まれています。
それほど年齢も高くなく、まったく自覚症状のない方にPET画像でアルツハイマー病を疑う所見を見つけたとき、私たちは「がん告知」以上にご説明に神経を使います。
しかし、症状がないうちからお薬を飲んでいただき、病気の進行を食い止めることができれば、結局は患者さんにとってもご家族にとっても大変メリットがあることですので、ご関心のある方は一度ご受診をご検討いただければ、と思います。
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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ゆうあいクリニック(臨床PET検査・がん検診)
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