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以前のブログで「血液サラサラ詐欺」と題して「サラサラ」「ドロドロ」の科学的根拠の薄さについて書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/19338084.html
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薬効と紛らわしい商品名をつけた健康食品について、厚生労働省から60品目にもわたる商品に名称変更するよう指導があったようです。
医薬品以外に薬効を謳うことは薬事法違反になりますので、これは当然の措置と思います。
最近WEBサイトで病気のことを検索すると、怪しい健康食品の宣伝と、根拠に乏しい「体験談」ばかりがヒットするので、これでは一般の方が間違った情報に迷わされるとひとりで嘆いていました。
検索エンジンも商売でしょうけど、もう少し社会的意義や影響をを考えた検索アルゴリズムを採用して欲しいものです。
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【転載はじめ】
60健康食品の名称にNG 「さらさら」「快眠」... 厚労省が3社に異例の指導 {1}
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年6月22日】
「さらさら」「圧ダウン」「快眠」など、健康食品の名称の一部に医薬品としての効能や効果をイメージさせる言葉が使われているとして、厚生労働省が健康食品メーカーのディーエイチシー(DHC、東京都港区)、ファンケル(横浜市)、小林製薬(大阪市)の3社に対し、計約60品の名称変更を指導していたことが22日、分かった。
大半はサプリメントと呼ばれる錠剤タイプの食品。3社はこのうち計54商品の名称変更を決め、ほかに9商品については販売を中止した。厚労省がこれほど大量の商品名変更を指導するのは異例。同省医薬食品局は「薬のような効能、効果を消費者に期待させる商品名は薬事法違反となる可能性がある。3社の商品には紛らわしい名称が特に多く、改善が必要と判断した」としている。
変更はそれぞれDHC19、ファンケル18、小林製薬17の商品。
このうち高脂血症などが改善されて血液がさらさらになるイメージを与えるとされたのはDHCの「さらさら」、ファンケルの「さらさらサポート」、小林製薬の「サラサラヘルプ」。ほかに血圧を下げることを連想させる「圧ダウン」(DHC)や、よく眠れる効果があるとされるハーブを含んだ「快眠サポート」(ファンケル)、目に良いとされるブルーベリーが原料の「健視ヘルプ」(小林製薬)など。
DHCは「要請を受け止め、薬事法の趣旨にのっとって見直した」と説明。ファンケルは「健康食品業界の健全化につながるととらえ指導に従った」、小林製薬は「国の指摘もあり、お客さまの誤解を招かないよう名称を改めた」としている。
▽健康食品
健康食品 栄養分の補給や健康増進などを目的とする食品の総称。法的な定義はなく、ほとんどが通常の食品と同様に流通している。医薬品と違い、効能や効果を表示することはできないが、国が有効性や安全性を認めた「特定保健用食品」だけは「おなかの調子を整える」などと一定の効果を表示できる。政府の推計では市場規模は2000年の1・3兆円から10年には3・2兆円に拡大するとされている。
【転載終わり】
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
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・Aさんはそれなりに進んでしまった認知症の患者さんです。
・私は以前、医療上の必要があって、Aさんの病状をありのままに書いた診断書を作成しました。
・しばらく経ったある時、Aさんの親族を名乗るBさんが私を訪ねてやってきました。
・Bさんは、AさんがBさんに財産を譲る旨を書いた遺言状を持っているそうです。
・しかしその日付は、私の診断書より後でした。
・Bさんは「認知症と診断された後では遺言の効力が疑われるので、診断書を書き換えて欲しい」と私に頼みました。
・私が断ると、Bさんはお金を持ってきました。
・私は医師免許も良心も失いたくなかったので、Bさんに2度と会わないことにしました。
・もちろんAさんはその後もずっとお元気に暮らされていました。
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人の財産をあてにして暮らすのはよくないことだと思います。
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長期療養をされている方が多い病院でよくお会いするのは「くも膜下出血」の治療後の患者さんです。
40代、50代の若い患者さんも多く、ご本人やご家族のご苦労ははかりしれません。
ある時、患者さんのご家族が枕元で「いったいあなたはいつまで生きているの・・・」と呟いているところを偶然目撃し、まだ医師になりたてだった私はかなりのショックを受けました。
40代の働き盛り、外科医としてばりばり働いておられたときにくも膜下出血で倒れられ、そのまま何年も意識が戻らないまま寝たきりになられた患者さんでした。
くも膜下出血はそれだけで致命的な経過をたどることが多いばかりではなく、命を取り留めても重大な後遺症を残すことがあり、発症を未然に防ぐことがとても大事です。
くも膜下出血の80%は脳の動脈瘤の破裂が原因で、これはわずか20分ほどの簡単な検査(MRA)で事前に予知可能です。
Wikipediaより「クモ膜下出血」↓
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AF%E3%83%A2%E8%86%9C%E4%B8%8B%E5%87%BA%E8%A1%80&oldid=12912898
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さて、今日も「ここカラダ」というサイトからご紹介します。
この検査は何のため?「脳ドック」↓
http://www.cocokarada.jp/knowhow/dock/02/01.html
築地神経科クリニック理事長 平井達夫先生のインタビューです。
ここカラダ↓
http://www.cocokarada.jp
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【転載はじめ】
-脳ドックは、どんな目的を持った検査ですか?
日本人の3大死因は、がん、心疾患、そして脳血管疾患です。これらの死因の中で、実際に亡くなる人数が最も多いのは“がん”ですが、患者さんの生活(QOL: Quality of Life)に最も深刻な影響を与えるのは、脳血管疾患です。
例えば、くも膜下出血で倒れた患者さんが病院に運ばれてきた時には、すでに限られた処置しかとれないことが多くあるため、命が助かっても身体に重度の後遺症が残ることや、長期間の介護を続けていく家族の辛さなどを考えなければなりません。これは非常に不幸なことと言えるでしょう。
脳血管疾患の場合、「発症してから」の治療では遅く、「発症自体を防ぐための予防」が重要です。脳ドックで、早く脳内部の状態(脳の血流、血管の状態など)を調べれば、脳血管疾患のリスクを事前に確認することができ、発症前の予防策を打つことができるのです。
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脳神経外科が待ち望んでいた“MRI”の登場
-脳ドックでMRIという検査が実施されるようになった経緯は?
脳は他の臓器と違って内部の状態を知ることが難しく、他の外科手術のようにメスを入れることもできません。MRI(核磁気共鳴画像法)を使えば、人体を構成する水素原子のエネルギー状態の違いを強力な磁場で調べ、臓器や組織、血液の流れを画像化することができます。このMRI検査のおかげで、脳外科医は開頭しなくても脳内部の状態を知ることができるようになりました。
MRIは、1990年代に入ると国内の病院・診療所に広く導入され、小さな腫瘍の早期発見を可能にしました。以来、脳検査の精度が上がったことで、より多くの脳動脈瘤や脳腫瘍が発見され、無症状の段階での治療もできるようになりました。
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脳血管疾患の最も高いリスク因子は高血圧
-脳ドックは、どのような人が受けると良いのでしょうか?
脳ドックの検査で分かることは、脳腫瘍の有無、脳血管の状態、先天的な異常の有無などです。脳血管疾患の最大のリスク因子は高血圧で、50~70代に圧倒的に多い脳卒中を防ぐためにも、定期的(※表参照 <JavaScript:openNew('a.html','win','toolbar=no,location=no,status=no,menubar=no,scrollbars=yes,resizable=yes,width=660,height=550');> )な脳ドックをお勧めします。また、先天的な異常の有無については、若い世代にみられるものなので、脳ドックを受けてみてはどうでしょうか。くも膜下出血が多くみられる女性は、40代から受診しはじめてもよいかと思います。その他では、肥満、高脂血症、糖尿病、喫煙、飲酒、尿酸値の異常もリスク因子に挙げられるので、これらの項目で不安のある方は一度脳ドックを受けたほうがよいでしょう。
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MRI、MRA、頸動脈超音波検査を柱に検査を実施
-脳ドックで行われる一般的な検査について教えてください。
一般的に脳ドックで実施される検査は、MRI、MRA、頸動脈超音波検査の3種類です。MRIは先ほど述べたように、脳の断層画像から脳内部の状態を確認します。MRAは、断層画像を処理して脳の血管画像を強調することにより、脳血管の状態を確認し動脈瘤の有無を確認します。頸動脈超音波検査は、頸動脈の血管狭窄を確認することで脳卒中のリスクを知ることができます。
これらの検査に加えて、アルツハイマー型痴呆症の初期段階における判定検査として、質問形式の高次脳機能検査も行います。また最近では、脳の主要エネルギー源であるブドウ糖の消費状況をみるPETと呼ばれる検査方法も取り入れられつつあります。
脳ドックは、5万円以上の高価な検査メニューとして実施している検査機関が多いですが、私たちのクリニックのように、50歳なら5万円、60歳なら3万円と、年齢が上がるごとに割安になる施設もあります。また、加入している健康保健組合・共済組合などによっては、脳ドックの検診料金の一部を補助するなど助成制度もあるので、確認してみてはいかがでしょうか。
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精度の高い脳ドックを受診するために
-上手な脳ドックの選び方を教えてください。
脳ドックを受診する施設の選び方のポイントは5つあります。
1. 最新型で高精度なMRI装置を導入している(1.5テスラ※以上の新しい装置がお勧めです)
2. 脳ドック学会のガイドラインに沿った検査を実施している(脳ドック学会のガイドラインはこちら)
3. 専門医が検診結果をチェックしている(2名以上の専門医によるダブルチェックが望ましい)
4. 受診者に、医師が正確な検査結果を丁寧かつ分かりやすく対面で説明している
5. 脳に異常が見つかった際に、経験豊富で確かな技術を持っている専門医を紹介してくれる
※テスラとは磁気の国際単位で、単位面積当たりの磁束. 密度(磁力線の束)を表しています。一般に強い磁気(テスラが大きい)を発生させることが出来る機器ほど、高精細な断層画像が得られます。
脳疾患を見逃さない検査をするには、高精度の検査機器はもちろん、検査結果を見る医師の技術力も問われるでしょう。脳ドック受診者にとって、異常が見つかった際の医師の対応も重要です。特に脳外科手術においては、執刀する医師の技術力に完全に依存することになるので、経験豊かで技術力のある医師を紹介してもらえるかどうかも、施設選びに欠かせない大きなポイントです。
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脳血管疾患の早期発見のためにも脳ドックを
-脳の異常を発見したとしても治療の難しいケースがあるということですが。
脳血管疾患は、技術と経験のある医師に対応してもらうのが一番です。しかし、治療を施しにくい腫瘍や脳の深部にある腫瘍などは、技術のある医師でも治療することが困難なケースがあるのです。
近年、国内でも導入が進んでいるガンマナイフにより、放射線を腫瘍患部だけに照射することで正常な脳細胞への影響を最小限に、腫瘍を壊死あるいは縮小させることができ、難しい部位の腫瘍の治療も可能になりました。この治療法は、患者への肉体的・精神的負担も少なくてすみます。
脳血管疾患には、無症状の段階での疾患の発見と予防において、やはり脳ドックが最適です。よくメタボリック症候群がメディアに取り上げられますが、確かに肥満、高血圧、高脂血症を改善するための生活習慣の改善は、間接的に脳血管疾患の予防になります。しかし、「生活習慣を改善させる」という見えざるものに対する意志を強く持ち続けることは非常に困難だと思われます。その中で、脳ドックで分かる脳血管疾患のリスクを現実として認識できることは、強い意志を持って症状の改善に望むのに有効な検査といえるのです。
【転載おわり】
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ゆうあいクリニック理事長日記
written by Atsushi Katayama(片山 敦)
※同時配信中※
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ゆうあいクリニックで時々お見受けするのが、「他の病院で病気を指摘されているのにそれが納得できないので自費で一から検診を受ける」という方です。
私たちはひそかに「かくれ臨床」と呼んでいます。
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自費で検査をお受けいただくのはもちろん結構ですし、PET、CT、MRI、超音波、血液検査などまとまった検査を一度にお受けいただくのは病気の診断の上でとても有効なことではあると思います。
しかし、できれば今おかかりの病院の先生に、「きちんとした診断のためにPETも受けてみたい」とご相談いただいて、病歴や今までの検査結果などとともにご紹介を頂きたいと思います。
明らかに健康保険が使えるケースでも、主治医の紹介状を頂かなければ原則として健康保険は使えなくなってしまいますし、なにより医師から医師に伝える形でこそ、誤解なく正確に、そして迅速に伝えることのできる情報もやはりあるのです。
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困ったことに、こういう方の多くは、ゆうあいクリニックで検査をお受けいただくときも、今までの受診歴や病歴を隠しておられることが多く、私たちとしても対応に困ります。
今までまったく病気のことをご存じない方に、私たちの検診で病気を見つけたとすれば、いわゆる「告知」をしなければいけないわけですが、それを(実は)前からご存知であった、とすればわたしたちのなすべき対応はずいぶん違ってきます。
「セカンドオピニオン」が、現在の主治医とも良好な関係を保ちつつ別の医師にも相談して多角的に判断する、という意味だと仮に定義すると、いつまでたっても医師や医療機関を信頼できないまま受診や検査を繰り返す「ドクターショッピング」は、患者さんにとってもご家族にとっても医療費の削減の意味でも、一つもいいことはないのではないでしょうか?
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日本医師会が「医師の心ない一言」というタイトルで意見広告(TV-CM)を出しています。
こちらでも見ていただくことができます。↓
http://www.med.or.jp/etc/tvcm/
今までの医師のあり方に良くない点があった、ということを医師自身も認め、変わろうとしています。
どのようないきさつかわかりませんが、不幸にして医師や医療機関を信じられなくなってしまった方も、ぜひ誰か一人でも「信頼できる」医師を持っていただきたいと思います。
正確な診断、適切な治療、幸せな予後、を実現するためには、医療従事者との信頼関係の構築が絶対に不可欠なのです。
今まで何があったか、どんな診断を受けたか、どんな説明を受けたか、どんな疑問があったか、どんな辛い症状があるか、何でも良いですから全て話して欲しいと思います。
その上で、PET検査による新しいデータを積み重ねて、ご一緒に病気に立ち向かってゆくお手伝いができたら、と毎日願いながら仕事をしています。
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呼吸器内科医のよっしぃ先生のブログをご紹介させていただきます。
http://blog.m3.com/yosshi/20070619/3
医者は全員『名医』かも?という言葉はある意味うなずけますね。
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肺がんは5年生存率2割、ととてもたちの悪いがんの1つです。
禁煙はもちろんですが、リスクの高い方はヘリカルCTで毎年きちんと検診されることを強くお勧めします。
筑紫哲也さんがPETで肺がんを見つけたという報道があり、私たちのクリニックにも何件かお問い合せを頂きましたが、肺がんに関してはまずCT、CTで怪しい影があったら次にPETという手順がよろしいかと思います。
もちろん同日にPETとCTの両方、あるいはPET-CT(PETとCTの複合機)で検診を受けていただければいうことはありませんが。
先日のブログ「肺がんCT検診で早期治療、10年後の生存率9割 」↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/23045948.html
治療後の生存率が9割というのは驚異的ですね。
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さて、今日も「ここカラダ」というサイトからご紹介します。
この検査は何のため?「肺がん検診」↓
http://www.cocokarada.jp/knowhow/dock/03/01.html
聖マリアンナ医科大学呼吸器外科教授 長田博昭先生のインタビューです。
ここカラダ↓
http://www.cocokarada.jp
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【転載はじめ】
肺がんは、1993年以降、男性のがんによる死亡原因のトップ、女性でも数年前から胃がんに替わってトップになりました。2003年の死亡者数は約5万7千人。罹患率と死亡率がほぼ同じ曲線を描くのが肺がんの特徴で、早期発見率が低く、進行すれば治癒が困難であることを物語っています。しかし一方で、3cm以下で発見し、転移のないうちに手術ができれば、75%強の5年生存率が見込めるのです。
<肺がんの早期発見>
年1回の胸部X線検査では、1cm以下のがんの発見が難しいため、十分ではありません。近年わが国でも、末梢型肺がんが増加傾向にあり、このタイプの早期発見に威力を発揮する胸部CT検査への期待が高まっています。
肺がんの最大の原因はタバコ。でも、そのほかの原因の特定には至っておらず、誰も「肺がんにならない」とは言い切れないのです。男女とも50歳を迎えたら、定期的に肺がん検診を受ける―これが早期発見には必要です。
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肺がんを早期発見するための検査とは
肺がん検診は、年1回以上の胸部単純X線検査または年1回の胸部CT検査を基本に、気管支内視鏡検査や喀痰(かくたん)細胞診検査など、必要に応じた検査を加えましょう。
肺がんは、がんのできる場所によって大きく2つに分けられ、早期発見のためには、それぞれに適した検査があります。
一つは、気管支が幾度も分岐を繰り返した細い気管支や肺胞にできる「末梢型」。早期には症状が出ないことの多いこのタイプは、胸部単純X線やCTなどの画像検査の得意とするところ。高い発見率が期待できます。とくにCT画像は、病巣が3mm以上あれば確実に検出するため、ごく早い段階でがんを見つけられる可能性があります。
もう一つは、肺の入り口にあたる気管や太い気管支の周辺にできる「中心型」。ヘビースモーカーに多くみられます。これは、太い血管などの影になってレントゲン画像に写りにくい反面、比較的早期から咳や痰などの症状があらわれるため、痰を採取して顕微鏡でがん細胞の有無を調べる喀痰細胞診検査や、口あるいは鼻から内視鏡を入れて直接病巣を探す気管支内視鏡検査が適しています。
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こんな人はぜひ肺がん検診を
加齢は肺がんの重要な危険因子。男女とも50歳を過ぎたら、定期的な肺がん検診が必要です。ヘビースモーカーは年齢に関係なく、気管支内視鏡を含む検査を受けましょう。
肺がんの罹患・死亡者数は、40代後半から増えはじめ、男女とも80歳以降にそのピークを迎えます。つまり、加齢は肺がんの重要な危険因子の一つです。男女とも50歳を過ぎたら、肺がん検診を定期的に受けることをおすすめします。
また、肺がんの危険因子の筆頭に挙がるのが喫煙習慣です。喫煙者が肺がんにかかるリスクは、非喫煙者の10倍から20倍といわれます。とくにわが国の喫煙率は40%強と欧米に比べて高く、しかも近年、女性の喫煙率が高まり女性患者の増加につながっています。そこで、1日に吸うタバコの本数×喫煙年数(喫煙指数:BI)が400以上であればヘビースモーカーと定義し、該当者は50歳未満でも、気管支内視鏡検査を含む肺がん検診がおすすめです。とりわけ、ひんぱんに痰のない乾いた咳が出る場合には、内視鏡検査は必須項目です。
近年、世界的に末梢型の肺がんが増加傾向にあります。その一部は喫煙との関係が示唆されていますが、そのほかの原因についてはいまだ明確になっていません。つまり、喫煙習慣がないからといって、肺がんにならないとは限らないのです。「気になる症状がある」「肺がんが心配」であれば迷わず検査を受けましょう。
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肺がん検診実施施設の選び方のポイント
自分に必要な検査項目がそろった検診施設、または診療科でいえば呼吸器科(内科でも外科でもよい)の受診が安心です。検診目的を第一に考え、説明を聞いて、自分にとって効率のよい、負担の少ない検診内容の選択が大切です。
まずは、自分に必要な検査がすべて受けられるかが大切です。最近では、普通の内視鏡ではわからない早期の中心型肺がんを検出する検査として、正常組織と異常組織の性質の違いを利用した蛍光(けいこう)気管支鏡を用いる施設が増えています。ヘビースモーカーなど、ハイリスクの人はこうした検査が受けられる施設を選ぶのも一案です。
ただし、万能かつ完璧な検査はありません。PET検査は、肺胞上皮がんや早期中心型肺がんの発見が苦手です。逆に精度の高いCT画像は、がん以外の古い炎症の痕跡なども拾い出すので、見えた影のすべてに確定診断をするとなると組織を採取する病理検査が不可欠となり、不要な検査や手術が増えることになります。とくに早期の末梢型肺がんでは確実な組織採取が困難なので、過剰な検査や手術を防ぐため白黒がつかないまま経過観察(2~3カ月ごと)となる場合も少なくありません。
そして何より重要なのは、検診結果が総合的に検討され、医師から十分な説明を受けられることです。もし、肺がんを含め何らかの病気が疑われれば、精密検査あるいは経過観察を行うため診療科に紹介を受ける必要があります。そうした意味では検診先が、呼吸器内科、呼吸器外科など「呼吸器」のつく診療科であればより安心です。
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山田邦子さんが乳がんを告白されました。
有名人の方が、自らの体験をご自分の言葉で語ってくださることは、時には臨床医が一生かけて地道に活動するより社会に対するインパクトがあると思います。
こういう勇気を持った方々の行動が、日本全体の「患者力」の向上につながってくれれば嬉しいですね。
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さて、いろいろな病気の早期発見につながる検査について、「ここカラダ」というサイトからご紹介します。
今日は乳がんです。
この検査は何のため?「乳がん検診」↓
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JR神奈川県厚生連 保健福祉センター長の須田嵩先生のインタビューです。
ここカラダ↓
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【転載はじめ】
この数年、ピンクリボンなどの社会的な動きもあって「乳がん」という言葉を耳にする機会が増えました。日本人女性の乳がん罹患率は1996年に悪性腫瘍の中で第1位となった後も増え続け、毎年約4万人の方が新たに乳がんと診断され、年に1万人以上の方が亡くなるなど深刻な状況が続いています。欧米でも乳がん人口は増加傾向にありますが日本と異なるのは、死亡率は下がっている、という点です。なぜ、そのような違いが生じているのでしょうか。
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欧米では元々、乳がんの罹患率が8人に1人と高く、早くから国家的なプロジェクトとして乳がん対策が実施されていました。特にアメリカでは90年代に「healthy people 2000」という大規模な健康政策を立ち上げ、そして、さらにいっそうマンモグラフィ検診受診キャンペーンを推し進めました。その結果、1992年を境にして明確に死亡率が低下し続けています。
マンモグラフィは乳房専用のX線撮影装置で、X線フィルムを入れた台と透明なプラスティックの板で乳房を片方ずつはさみ、乳房を平らに圧迫して撮影を行う検診方法です。通常、上下および左右の斜位の2方向から1枚ずつ、両方の乳房で合計4枚を撮影します。乳房を押さえる際に多少痛みを伴いますが、平らに圧迫することで乳房内部の様子を詳細に写し、放射線被曝量を抑えることができるのです。
50歳以上のマンモグラフィ検診では、視触診で分からない「石灰化」をともなう早期の乳がんを発見できるため、治療により死亡率を17~30%下げる効果が証明されています。欧米で乳がん人口が増えているにも関わらず死亡率が減少している背景には、このマンモグラフィによる早期発見があるのです。
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日本で乳がん死亡率が高い要因としてもう一つ、検診受診率の低さがあげられます。欧米では乳がん検診受診率が70%以上であるのに対して、日本では10数%程度。乳がんの早期発見に欠かすことのできないマンモグラフィ検診に限ると、受診率は5%前後にしか過ぎません。
乳がん検診は1987年、老人健康法で「30歳以上に問診・視触診検診を逐年で行う」として全国で導入されました。当時、日本の乳がん罹患率は23人に1人程度で、自分自身の問題として考えるほど身近ではなく、このため乳がん検診の受診率は低いままで、自覚症状が現れてから慌てて病院に行くケースが多かったと推測されます。
その後、食生活の欧米化や初潮年齢の低下などの影響も加わり、乳がんそのものが増加し、さらに、視触診による乳がん検診では、死亡率が下がらないというエビデンスが確認されました。そして、欧米でのマンモグラフィ検診の有効性が証明されたことを受け、2000年に厚生労働省は各自治体に対して50歳以上を対象に、隔年でマンモグラフィと視触診併用検診の実施の勧告を出しました。さらに、2004年には対象年齢を40歳までに引き下げております。これにより、各自治体や健診機関で機器の精度管理や読影医(画像をみて診断する医師)の教育が急ピッチで進められました。ところが、肝心の受診率は横ばいのまま。いくら検診の精度がアップしても受診者がいなければ死亡率を下げることはできません。したがって、受診率の向上が大きな問題となっています。そこで、私どもは、受診率の向上を目指すプロモーション活動を行っております。
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乳がんは自分で発見できる数少ないがんの一つです。定期的に乳房の状態をチェックすることで、異常に気が付くようになります。一般的に、たまたま自己検診をして自分で発見できる「しこり(腫瘤)」の大きさは500円玉の大きさ、2.7cm大とされています。しかし、定期的に検診を行っている場合は1円玉の半分程度の1.0cm大のしこりを発見できるのです。2.0cm未満のしこりは乳がんのステージ(病期)でいうとステージ1に相当し、治療後の10年生存率※1 は90%です。毎月、月経が終わった1週間以内に定期的に自己検診を行うといいでしょう。
医師による触診ではさらに小さな「しこり」をみつけることが可能ですが、マンモグラフィ併用検診を受診していれば「しこり」として触れる以前のステージ0期で診断が可能となります。この時期に発見、治療ができれば治癒率は90%以上です。日本の乳がん発症年齢は40代後半にピークがあり、その後の世代も極端に減ることはありません。40歳以降の女性は大切な命と乳房を守るためにもぜひ、マンモグラフィ併用検診を受けてください。理想は定期的な自己検診と毎年のマンモグラフィ併用検診のサイクルを続けること。自己検診で異常を感じた場合、あるいは検診で異常ありと診断された場合は直ちに乳腺専門の医療機関で精密検査を受けましょう。
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さすがに一週間も更新をサボっていると「入院でもしてるの?」はたまた「海外に行っちゃったか?」というお声も頂きますが(笑)、普通に日本で仕事をしております。
逆に今までも海外から何度も何食わぬ顔でブログは更新していましたし・・・。
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ここ最近ハンパでなく仕事が忙しいので、あっと気がつくと一週間くらい経ってしまうんですねえ、これが。
朝出勤してさあお昼ご飯でも、と思ったら夜中だったりします。(笑)
まあ、前向きな忙しさなので良しとしましょう。
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さて、今日の一曲はフジコ・ヘミングさんのCD「雨だれ」から、タイトル曲の「雨だれ」です。
CDの曲目一覧↓
1. コンソレーション (慰め) 第3番 (リスト)
2. パガニーニによる大練習曲 第6番「主題と変奏」(リスト)
3. 前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28の15「雨だれ」(ショパン)
4. 蝶々 (「抒情小品集」第3集から) 作品43の1 (グリーグ)
5. 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
6. 夜想曲 第19番 ホ短調 作品72の1 (ショパン)
7. 夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 作品15の2 (ショパン)
8. 舟歌 嬰ヘ長調 作品60 (ショパン)
9. 前奏曲 第25番 嬰ハ短調 作品45 (ショパン)
私は今まで、ショパンといえばほとんどマウリツィオ・ポリーニの演奏でしか聞かなかったのですが、少なくともこの曲に関してはフジコさんの演奏は凄いです。
この小曲がこんなに長く感じる演奏は初めて聴きました。
作曲者の心象風景が忠実に楽譜に写し取られ、それが音となって余すことなく再現されている、そんな感じがしました。
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ゆうあいクリニック理事長日記
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最近はさすがに「医師余り」という議論は少なくなりましたが、まだ、「どこかから持ってくれば大丈夫」という空気は感じます。
良い記事を見つけましたので転載させていただきます。
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【転載はじめ】
絶対数が足りない 医学部の定員増が不可欠 核心評論「政府の医師不足対策」
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年6月1日】
「医師不足が深刻な地域に重点的に配置するといっても、どこにも医師は余っていない」-。政府、与党が31日まとめた医師不足対策に、現場からはこんな声が聞こえてきた。
対策の柱は(1)国が主導して緊急に医師を派遣する体制をつくる(2)医療従事者の役割を見直して医師の負担を軽減する(3)離職した女性医師の復職を支援する-などだ。
だが、医師不足は地域的な偏在や特定の診療科だけではない。医療法の配置基準を常勤医師で満たす病院は全国でわずか36%。勤務医も圧倒的に足りないのが実態だ。その背景には医師数そのものの絶対的不足がある。
政府は「将来の医師数は過剰になる」として大学医学部の定員を削減しているが、地域医療が崩壊しつつある今こそ、逆に大幅な定員増に方向転換する必要がある。
日本の医師数は現在約27万人。だが、人口10万人当たりの医師数では経済協力開発機構(OECD)30カ国で27位(2004年)。加盟国の平均には実数で約12万人も足りない。
これに対して、国公私立の大学医学部合計の入学定員は現在7600人余りで、死亡や引退の医師を差し引くと、毎年約3500-4000人の増加にすぎない。現在のOECD平均に達するだけで30年以上かかる。
こうした現状にもかかわらず、政府は1980年代半ばから一貫して医学部定員の削減に取り組んできた。「医師が増えると医療費も増える」のが理由だ。97年には閣議決定までしている。
この結果、医学部定員はピークの84年の約8300人に比べると約8%削減されたままだ。現在の医師不足は、そのツケが回ってきたという側面も否定できない。
ところが、厚生労働省の「医師の需給に関する検討会」が昨年夏にまとめた報告書でも、「医学部定員の増加は短期的には効果が見られず、中長期的には医師過剰を来す」とされた。医師不足が叫ばれていた最中だっただけに、その認識には率直にいって違和感を覚えた。この後、政府は深刻な東北など10県を対象に「調整」として10年間に限り計110人の定員増を認めたが、とてもその程度では追いつかない。
日本の医療費は、国内総生産(GDP)に占める割合でみるとOECDの中で18位(2005年)と低いが、世界保健機関(WHO)の調査では健康寿命は世界一(02年)だ。
医療従事者の努力もあって、少ない医療費で高水準の医療を実現しているわけだが、これも「もう限界」と多くは指摘する。高齢化や技術革新による医療の質の向上などで、仕事量が飛躍的に増大しているからだ。
GDP比の医療費が2000年ごろまで日本と同じように低かった英国は、入院待機患者が130万人などと悲惨な状況に陥ったため、結局、医療費を1.5倍に、医学部定員も5割増員せざるを得なくなった。
日本もこのままでは英国の轍(てつ)を踏むことになる。もちろん、目の前の深刻な事態に対する有効な対策は必要だ。だが、それと同時にきちっとした長期的な対策がなければ、対症療法を繰り返すことになりかねない。
【転載終わり】
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まあ、その通りだと思います。
私たち医師にももっと努力や工夫が必要なのは確かですが、国民の皆様には医療のありのままの姿をまず知っていただきたいですね。
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私の車に積んであるi-Podで、平原綾香さんの「Jupiter」を聞いていました。
もちろん、もともとはホルストのオーケストラ曲「惑星」のうちの一曲なのですが、あまりにきれいなメロディーのため、最近はいろんなアレンジがあります。
ぜひ一度オーケストラで聞いてみて下さい。
チェロ(+ヴィオラかな?手元にスコアがなくてわかりません)の音ってホントにきれいだなって思います。
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アレンジといえば、この曲、ホルストの遺言で、アレンジどころか抜粋演奏も禁じられており、死後40年以上にもわたってそれが守られてきたのはちょっと有名です。
最初にこれを破ったのは1977年の冨田勲さんによるシンセサイザーへのアレンジですが、遺族から許可をもらうのがずいぶん大変だったといいます。
このレコード「惑星」というタイトルにふさわしく(?)、最初に宇宙人の交信を模したくだりがありますが、この録音のために富士山と東京で実際無線通信をしたんだそうです。
もちろん携帯電話ができるはるか前です。
オーケストラ版とともに、このシンセサイザー版は私の中学以来の愛聴版となっています。
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ホルストが「惑星」を作曲したときは冥王星の存在が知られておらず、この組曲には「冥王星」がありません。
そのためその後永らく「時代遅れ」のそしりを受けることになった訳ですが、去年冥王星が惑星から除外され、組曲「惑星」もタナボタの復権を果たしたわけです。
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