ゆうあいクリニック理事長日記
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< PET検査は何のため?【検診篇】 | メイン | 音楽に寄せて >

 

昨日に引き続き、「ここカラダ」というサイトで私が解説している「アンチエイジングドック」についての文章をご紹介します。↓
http://www.cocokarada.jp/knowhow/dock/18/01.html

ここカラダ↓
http://www.cocokarada.jp/

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【転載はじめ】

男女ともに世界一の平均寿命を誇る日本。裏返せばある程度の身体の不調を抱えながら生活する期間が長くなった、ということです。生きる物すべてに課せられた宿命だとはいえ、できるだけ元気に活動できる「健康寿命」を伸ばしたいのは当たり前。最近のアンチエイジング・ブームの背景には単なるブームでは済まされない切実な動機が隠れているのです。
世の中にはこうした切迫感につけ込んだ「まがい物」が絶えないものの、科学的根拠に基づいたアンチエイジング法の研究が進んでいるのもまた事実です。中でも2006年11月に久留米大学医学部から発表された、抗加齢ホルモンとして知られるDHEA(デヒドロエビアンドステロン)濃度によって寿命が左右されるという報告は衝撃を呼びました。

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DHEAは副腎皮質ホルモンの一種で、免疫機能の向上、ストレスへの抵抗性、お肌のつや、ハリを保つ、動脈硬化を抑制する働きなどがあると言われています。女性の場合はこれに女性ホルモンの作用が加わるため、重大な影響は少ないとされています。一方男性は、住民検診受診者940名(男性396名、女性544名)を27年間にわたり追跡した久留米大学の研究によると、DHEA濃度「低」のグループでは、「高」グループより死亡率が5倍近くであった、という結果が報告されています。欧米では以前より「若返りの薬」としてサプリメントやホルモン補充療法という形でDHEAが利用されてきましたが、今ひとつ根拠に乏しい面がありました。しかし、久留米大学の研究結果で有力な根拠が提示されたといえるでしょう。
実は、ゆうあいクリニックではそれに先だってアンチエイジングコースにDHEA検査を盛り込んでいました。ほとんどの方は年齢相応のホルモン数値を示すのですが、DHEA濃度は実年齢とは関係なく増減する場合もあるらしく、41歳の男性が20代半ばのホルモン数値だった、逆に30代の女性が60代の数値だったなんてことも時折見られます。

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その女性のケースでは半年後に再検査する機会がありました。今度は何とホルモン数値が倍近くに跳ね上がっていたのです。まさしく若返った(?)わけですが、何か身体に良いことでも始めたのかたずねたところ、「うーん、彼氏ができたくらい」という答えが返ってきました。
一方の実年齢よりも若いホルモン年齢だった男性は、疲労が重なった時に測定したところ実年齢近くまでホルモン数値が上がっていました。現時点では仮説でしかありませんが、これらの症例を見ている限りDHEAは加齢を促進するストレスによって減少し、逆に幸せを感じたり、笑ったりすることで増加するのではないか、と考えられます。
確かにDHEAを作りやすい遺伝的な形質はあるかもしれない。しかし、それにも増して、笑ったり、美味しいものを素直に美味しいと感じる生活が抗加齢ホルモンを増加させるのかもしれません。「笑う門には福来たる」の科学的根拠を見つけることがこれからの研究課題です。

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ゆうあいクリニックが提供するアンチエイジングコースのもう一つの目玉は「毛髪ミネラル検査」です。毛髪には体内に取り込んだミネラル成分を蓄積する性質があり、この検査によって体内環境をモニタリングすることができます。つまり、カルシウムやマグネシウムなど必須ミネラルが足りているかどうか、水銀や鉛、カドミウムなどの有害物質を過剰に蓄積していないかを調べることが可能なのです。
有害物質は加齢と共に蓄積され、場合によっては深刻な疾患を引き起こします。例えば、汚染された魚介類や化粧品に含まれている微量の水銀が過剰になると、しびれや抑うつ状態が発症すると言われますし、アルミの過剰は筋肉痛やけいれんを引き起こすと言われています。対応策としては食生活の改善が有効です。
アンチエイジングコースにはこのほか、骨密度測定による骨粗鬆症予防や頸動脈の超音波検査、頭部の血管撮影などに加え、普段「脳ドック」にセットされているMRA検査などの検診項目が全てラインナップされています。
お肌年齢を測定してアンチエイジングを追求するのも一つですが、もっと奥深く、脳年齢や身体の分子レベルまでの抗加齢もきちんと考えてみましょう。

【転載終わり】

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今回の記事のネタは実は今までのブログにもずいぶん書いています。

【DHEAについて】

「あなたのホルモン年齢を調べてみませんか?」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/22118733.html

「ホルモン濃度が寿命左右?」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/23610121.html

「東京新聞に載りました」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/27193461.html

「恋はDHEA<抗加齢ホルモン>を増やす?」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/27773970.html

「DHEAは「ヒットポイント」なのか!?」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/29710815.html

【毛髪ミネラル検査について】

「毛髪ミネラル検査<それでも魚は食べますよ>」
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/19216016.html

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DHEAなど「アンチエイジング」のテーマは大変興味深く、また学問的にも奥が深いと思います。
検診に携わるものとして、これからも勉強や研究を重ね、エビデンス(医学的根拠)に基づいたデータをどんどん発信してゆけるようがんばりたいと思います。

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ゆうあいクリニック理事長日記
  written by Atsushi Katayama(片山 敦)

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亀って本当に100歳~200歳まで生きるんですね。先日、動物園で飼育係に聞きました。私は亀になりたい!その時ふと思いました。
アンチエイジ興味あります。
written by Tai-chan / 2007.05.08 22:38
今の段階で「アンチ」まで可能かはともかくとして、DHEAはかなり面白そうです。
検診施設なのでデータがどんどん集まるのも嬉しいです。
written by ゆうあいクリニック理事長日記 / 2007.05.09 11:30

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