「働きアリの2割が実はほとんど働いていない。最も働いている2割のアリを取り除くと、その他のアリは忙しくなるが、働かないアリは依然として働かない。」
北海道大学の長谷川英祐さんが発表した研究結果は当時大きな話題になりました。
「ニートも社会に必要」という議論も出たものでした。
==========
「生き物ニュース」より転載↓
http://www10.plala.or.jp/kasuga3/insect/news03.htm 黙々と働くと思われていた働きアリの約2割が、実はほとんど働いていないことを、北海道大大学院農学研究科の長谷川英祐助手(進化生物学)らが15日までに確認した。
長谷川助手らは、林の土中などに生息するカドフシアリ約30匹ずつの3つのコロニー(血縁集団)を、石こうでつくった人工の巣に移し、1匹ずつマーカーで印を付けて観察。1日3時間、昨年5月からの5カ月間で、行動類型を分類した。
すると「女王アリや卵などをなめてきれいにする」「巣の掃除をする」「エサ取りをする」などの労働行為をするアリは各コロニーの約8割で、「停止している」「自分の体をなめている」「何もせず移動している」だけで、ずっと働かないアリが約2割いた。
このうち1つのコロニーで、最もよく働く6匹を取り除いてみたところ、次によく働くアリの労働量が増えたが、働かないアリは何があっても働かなかった。
働かないアリは、年を取って働けないか、そもそも寄生するだけの存在とも考えられるが、長谷川助手は「働かないことでコロニーに何らかの貢献をしている可能性もある。集団で行動する生物にとってどんな個性が必要なのか、興味がある」と話している。
(転載終わり)
==========
「無病息災」
病気もなく、無事に元気で暮らすこと。それはもちろん理想です。
しかし「俺は病気にはならない」「私は丈夫だから今まで病気なんかしたことがない」という自信を持った方々の健康の脆さはよく目にするところです。
「一病息災」
ちょっとした病気をお持ちで、定期的に通院されていたために他の病気も防げた、大きな病気が早く見つかった、という例は、これまたたくさん目にします。
どなたでも50歳、60歳になったら、何かひとつくらいは「叩けばホコリが」出るものです。
病院三昧、薬漬けにするつもりはありませんから、ちょっとした体や検査数値の異常でもそのまま放置せず、それをきっかけにしてぜひ気軽に相談できるかかりつけ医を持って頂きたいものです。
コメント
コメントはまだありません。コメントを書く