ゆうあいクリニック理事長日記
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それにしても今年はインフルエンザが流行りません。

毎年年末くらいから猛威をふるって大騒ぎになるのですが、ことしはノロウイルスの話は聞いてもインフルエンザが見つかった話はとんと聞きません。

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インフルエンザはウイルス感染症の中では抗ウイルス薬の製造に成功している数少ないものの1つです。

細菌感染には抗生物質が効きますが、ありふれた「かぜ」をはじめとするウイルス感染症には抗生物質は無効で、ウイルスの種類ごとの「抗ウイルス薬」がほぼ唯一の治療薬となります。
それ以外の薬は「熱を下げる」「せきを鎮める」「鼻水を抑える」「痛みをとる」などの「対症療法」であって、ウイルスを減らす働きはありません。

先日のブログ「発熱と解熱剤」↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/16296703.html

ちなみに、細菌による病気のうち、外来でよく見かけるのは膀胱炎、腎盂腎炎、扁桃炎、肺炎、胆のう炎、小児の溶連菌感染症、とびひ(伝染性膿痂疹)などです。

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抗ウイルス薬としては、

・インフルエンザウイルス・・・オセルタミビル(商品名タミフル)
・B,C型肝炎ウイルス・・・インターフェロン
・ヘルペスウイルス・・・アシクロビル(商品名ゾビラックス)

などがよく使われます。

あとは最近ではHIVでもかなりよい薬が開発されて成果をあげているようです。

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そういえば、タミフルの製法特許のかなりの割合をアメリカの前国防長官のラムズフェルド氏が持っているという話は有名で、以前のタミフルフィーバーでかなりの利益を手にしたと報道されました。

日本とアメリカに限定したタミフル争奪戦も、もしかしたら誰かの演出?と勘ぐられたものです。

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