以前のブログでも書きましたが、肺がん検診でのヘリカルCTの威力はすばらしいものです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/16263685.html
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CT(コンピューター断層撮影)による肺がん検診を受け、早期の段階で見つかり、治療した人の10年後の生存率が約9割にのぼることが、日本を含む国際チームによる大規模調査で分かり、26日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。CT検診の有効性をめぐる論議が活発化しそうだ。
93年から05年の間にCTで検診を受けた日米欧などの3万1000人あまりを調べた。日本人では、JA長野厚生連安曇総合病院(長野県池田町)で人間ドックを受診した約6000人が対象になった。
その結果、484人に肺がんが見つかり、うち85%は早期段階の「1期」と判断された。このうち、診断から1カ月以内に手術を受けた患者の10年生存率は92%だったという。一般的に、1期で見つかった肺がん患者は、5年生存率でも70%ほどとされている。CTでがんが見つかった患者全体の生存率は80%だった。
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原著はこんな感じです。
Screening resulted in a diagnosis of lung cancer in 484 participants. Of these participants, 412 (85%) had clinical stage I lung cancer, and the estimated 10-year survival rate was 88% in this subgroup (95% confidence interval [CI], 84 to 91). Among the 302 participants with clinical stage I cancer who underwent surgical resection within 1 month after diagnosis, the survival rate was 92% (95% CI, 88 to 95). The 8 participants with clinical stage I cancer who did not receive treatment died within 5 years after diagnosis.
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「毎年胸のレントゲンを撮っているから肺がんは安心」という考え方はそろそろやめたいですね。
せめて「人間ドック」と名乗るときは胸部CTは必須にしてほしいと思います。
コメント
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早期発見は大切だと思うのですが、発がんのリスクとの兼ね合いをどうしていくか、特に人間ドックの場合は難しいと思います。
先生のお考えなどありましたら伺いたいのですが。
CTでの発がんという議論は時々ありますが、すでに病気を抱えていらっしゃる方へのCT撮影と検診でのCT撮影は全く意味合いが違うと思います。
ご指摘の論文では年間被曝を最大90mSvと見込んでいますので、これは明らかに何らかの疾患のフォロー中の方に対する検査を想定していると思われます。
検診では極力被曝を抑えた撮影をしますので、肺がんのスクリーニングでの被曝は約3mSv程度です。(当院の場合)
今後ともよろしくお願いします。
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