「海洋深層水」って最近良く聞きますよね。
私も医師という仕事柄、健康関連の情報は堅いものから怪しいものまで広く仕入れて、いつ患者さんに聞かれてもいいように自分なりに勉強していますが(がん検査を専門にやっているとはいえ、一応内科医ですから、いろんな勉強は必要だと思っています。)、これはしばらく疑問でした。
「海洋深層水って、要は海水じゃないの?そんなの飲めるわけ?」
>「われわれが必要としているエネルギーや有用な物質、あるいは有用な諸水質をもつ資源性の高い海洋水」であり、一般的には水深200m以深の海水が対象となっています。
>「高い資源性」とは具体的には「光合成による有機物生産よりも有機物分解が卓越し、かつ、鉛直混合や人為の影響が少ない、補償深度以深の資源性の高い海洋水」ということを意味しています。
やっぱりよくわかりませんねえ。
海洋深層水からイオン交換膜で塩分を抜いた残りをボトルに詰めて売っているわけです。要は豆腐を作るときに使う「にがり」ですから、ミネラルたっぷりなわけだ!
健康関連の産業は「なんとなく体によさそう」に見えることが大事ですから、イメージ広告みたいなものが先行するのはマーケッティング上やむをえないのかもしれません。しかし仮にも口に入るものですから、もう少しわかりやすく正確な情報を伝えるのが売り手の義務ではないでしょうか?
(上記のサントリーのサイトはまだずいぶん良心的でわかりやすいです。Googleで検索するとどう見ても薬事法違反みたいなサイトもゴロゴロと・・・。)
コメント
コメントはまだありません。コメントを書く