ゆうあいクリニック理事長日記
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2002年、PET(陽電子断層撮影)検査が健康保険の適応になりました。
良悪鑑別・病期診断・再発診断それぞれに広くPET検査が応用され始めています。

・肺がん
・乳がん
・大腸がん
・頭頸部がん
・脳腫瘍
・膵がん
・悪性リンパ腫
・転移性肝がん
・原発不明がん
・悪性黒色腫

そして今年の4月から、さらに、

・子宮がん
・卵巣がん
・食道がん

について、保険適応が拡大しています。高額な検査ですからいろいろと縛りはありますが、それでもきちんとした適応があれば患者さんの負担は軽減されます。


ご承知のとおりの昨今の医療費抑制政策、その中での適応拡大は、臨床PETの有用性を厚生労働省も高く評価しているためでしょう。PET検査を行うことによって他の検査や無用な治療が回避でき、かえって総医療費を削減する効果がある、という報告も出てきました。

今日で10月も終わりです。ゆうあいクリニックでは、今月も600件以上の臨床PET検査のご依頼を、100施設を超える多くの病院・診療所の先生から頂きました。(検診はこれとはまた別です。おかげさまで検診の方は11月もほぼ予約で一杯です。)

疾患別では、

・肺がん 188件
・頭頸部がん 79件
・子宮/卵巣がん 70件
・大腸がん 66件
・乳がん 48件

が主なところです。
臨床PETについては他の検査や手術の予定が詰まっていることが多いので、極力「翌日予約、翌々日結果発送」をできるよう心がけています。

これからも、臨床PET検査を通じて主治医の先生に正確な情報をお届けし、患者さんにとって最も適切な治療をお受け頂くお手伝いをさせていただければ、と願っています。

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昔々、小学生の頃、お友達のお父さんがお鮨屋さんを経営していました。
よく遊びに行っていたのですが、ある日何気なくお店の玄関から入ってゆくと、お父さんが「鮨食べていくかい?」と声をかけてくれました。

お鮨なんてご馳走ですから、大喜びで頂いて、お友達ともたっぷり遊んで、喜んで家に帰りました。

帰って今日の出来事を母に話すと、「どうしてお店に行ったの!お店でタダでご馳走になっちゃ駄目でしょ!!」とえらく叱られたのを覚えています。
その時のことは私の中でずっと疑問のまま、大人になりました。

==========

最近、ゆうあいクリニックで公認会計士さんを顧問にお願いしました。
それまでも税金のことは税理士さんにお願いしてきたのですが、もうちょっと経営数値にも踏み込んでアドバイスがほしいと思ったのです。
1時間1万円ですが、さすがプロ、私たち素人とは同じ数字を見ても視点がぜんぜん違い、大変参考になりました。

これもいわゆる「セカンドオピニオン」でしょうか。

医療の世界のセカンドオピニオンも、「他の人から意見をもらうことによって、結局今の治療を納得して続けることができるようになる。」というケースも多いように思います。
疑心暗鬼でいるよりは、他の専門家に聞くのは良いことですね。
(あ、別にうちの税理士さんに不満はないですよ)

==========

さて、医療でお金を頂くようになって、やっと母の言っていた意味がわかるようになりました。
「プロにタダで仕事をさせてはいけない」ということだったのですね。
これが、お友達のお母さんが作ってくれたおにぎりを頂くなら良かったわけです。
(「お母さん」もプロはプロですが、ちょっと性質が違うということで・・・)
プロはプロの誇りと責任を持って仕事をしていますから、代金を少しまけてもらうことはあったとしても、きちんとお金を払うべきなのです。

お友達の桑田有希子先生が、先日のブログでこんなことを書いていました。
桑田先生はご近所で「がん相談外来」をやっています。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/kuwadayukiko/2503908.html

>相談の値段って高いでしょうか。30分1万円。1時間2万円。
>エステだって結構、それくらいとっているところもありますね。医師の相談はただのおしゃべりと思われているのでしょうか。おしゃべりでこの値段はけしからんでしょうか、、、
>医学部で学んだこと、医師になってから勉強して学んだこと、臨床経験で患者さんから学んだこと、などを総動員して、その方にあった情報を、その方にふさわしい話し方でお話しているつもりですが。そして、そして、医師の発言には責任が伴います。テレビタレントやご近所の人、職場の人の発言とは違う、、
>今いろいろな場所でもっと安い医療相談や、電話相談も行われていますが、それだけでは、経営は成り立ちません。ボランティアではないので、料金をいただいております。

==========

日本人は「水と安全はタダ」と思っている、とよく言われました。
私は「水と安全と医療はタダ」という意識がどこかにあるように感じることが良くあります。

最近は飲み水もみんなペットボトルですし、セキュリティー会社も増えてきました。
医療にも適正な対価を払う文化が浸透してほしいと思います。
もちろん経済的に本当に困っている方には公的なセーフティーネットを用意した上で、ですが。

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70代の女性が外来にみえて開口一番「生まれつき脳のしわが少ない人もいるんですか??」とのご質問。なんのことかわからずしばし呆然としていると、他の医療機関で頭のMRIを撮り「しわが少ない(?)」と言われたそうです。おそらく脳の萎縮を遠回しに言ったのかもしれませんが、ご本人はきっとそれを認めたくないわけです。
とはいえ私も紹介状も写真もないので何ともお答えできず、「もう一度よくお聞きになったらいかがですか」と言うしかありませんでした。

よくよく聞くとこの方、この件で10件近くの医療機関を回り、「生まれつきですか?」と聞いている模様。やはり認知症など何らかの問題がベースにありそうで、ご本人だけへの対応では問題が解決しそうにありません。家族ぐるみでの「かかりつけ医」がきちんと機能していればこんなことはないだろうに・・・と残念に思いました。

かかりつけ医をハブ(中継点)あるいはアンカー(錨)とした医療体制の構築、絵を描くのは易しいですが、なかなか実現できないものです。

私の貴重な30分と、公費で賄われる初診料2730円、どちらもちょっともったいなかったな・・・と思う出来事でした。

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2006.10.27 17:01 |  診療  |  生活 / くらし  |  ゆうあいクリニック理事長日記  | 推薦数 : 1

ICU症候群

8年ほど前、腰の椎間板ヘルニアがひどくなって、自分の勤務する病院で手術を受けました。

いまだに覚えているのは、点滴をつながれて全身麻酔をかけられるときに、筋弛緩剤を静脈注射されてから意識を失うまでの時間がとても長く感じたことです。
全身麻酔では手術を容易にするために筋弛緩剤を使いますが、そのとき呼吸筋も動かなくなります。(当然そのままでは「息をしたくても息ができない」ことになります)通常すぐに酸素投与をしながら麻酔薬を注射してゆくのですが、私の場合はその間の時間(おそらくは数秒なのでしょうが)がとても苦しく感じられ、「畜生この麻酔科医、目が覚めたら成敗してやる!」と恨みながら眠りに落ちたことを覚えています。

さて、無事に手術がおわって、今度はICU(集中治療室)に一泊です。

ICUで私の目を覚ましたのは、「せんせ~っ、息してくださ~いっ!」という看護師さんの声でした。(そしてピタピタと叩かれた)おそらく麻酔薬が抜けきらず、息をするのをサボったので酸素飽和度が下がり、アラームが鳴ったのでしょう。それにしてもそのときは息をするのがどうしても面倒で、看護師さんたちにはご迷惑をおかけしました。

翌朝目が覚めると、ICUの白い壁が迫ってくるように感じて、今度はとても落ち着かない気持ちになりました。腰の手術直後なので寝返りが打てないという不自由さもありましたが、かなり不愉快な気分です。
胸には心電図モニター、指には酸素飽和度モニター、もちろんトイレに行けませんからおしっこの管(バルンカテーテル)も入っています。
「ああ、これがICU症候群なんだ」と思いながら、うっとおしい心電図のケーブルを「ぷちっ」とちぎっちゃいました。(怒られました)

手術後や重症の患者さんはICUでの治療が必要になることがあります。多くの方に不眠、幻覚、妄想などの精神障害が生じ、ICU症候群と呼ばれます。点滴や医療装置につながれて身体的に拘束された状態が続く上、一定の照明と単調な機械音により睡眠が障害されたり、家族との面会が制限されることや時間の感覚がなくなることも原因です。なにより「ICUに入らなければいけないほど重症」であること自体が大変なストレスとなるのでしょう。

私の場合はたった一泊でしたが、それでもとても辛く、大変良い経験になりました。
「患者さんの身になって」というのは医療従事者が良く使う枕詞みたいなものですが、全身麻酔にせよICUにせよ、実際に経験してみないとその辛さはわからないものだと思い知りました。

今後も肝に銘じてゆきたいと思います。

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10年ほど前の経験です。60代の男性患者さん、黄疸を訴えて外来にみえました。

腹部CTをおこなうと、ほぼ肝臓全体を占める肝がん(肝細胞がん)がみつかりました。
ともかく、入院していただくことになりました。

肝がんについてはこちら(国立がんセンターのサイト)↓
http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/cancer/010214.html

患者さんのお話をうかがうと、5年ちょっと前に他の病院で約4cmの肝がんが見つかり、治療を勧められたのですが、患者さんとご家族はどうした理由か病院での治療を拒否され、さまざまな民間療法をしながら普通に生活してきたのだそうです。そしてついこの間「無事に5年過ごしてよかった!」とお祝いしたばかり、とのこと。私はえっ、と思いました。

「だってがんになっても5年生きたら大丈夫なんでしょ?」と真顔で聞く患者さん。私は目の前のCT写真と患者さんの顔を見比べながらせつない気持ちになりました。
「5年生存率」という言葉があります。ある病気の診断をされた方が、5年後どのくらい生存されているかを示す数値です。病気の予後のよしあしを比較したり、治療方法の検討をしたりするときに使います。
この患者さんは最初に病気を告げられたとき、「とにかく5年生きよう」と考えたのかもしれません。

この患者さんはB型肝炎ウイルスのキャリアでした。
肝がんの多くはB型、C型の慢性肝炎やそれらの進行した肝硬変を母体とすることが知られています。
最近では「薬害C型肝炎」についても取り上げられるようになりました。

日本医師会のサイト(PDF)↓
http://www.med.or.jp/plaza/pdf/213.pdf

・早い時点でご自分がウイルス性肝炎だとわかっていれば・・・。
・4cmの段階で適切な治療をしていれば・・・。

と思いましたがもう遅く、この患者さんはまもなく亡くなりました。
正しい知識、適切な検査と、医師と患者さんの間の信頼関係があれば、きっと予後も違ってくるのです。

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コレステロールを気にされている方、多いですよね。でも、「どうなったらいけないの?」「治療はいつからはじめるの?」ということをきちんと理解されている方はほとんどいらっしゃいません。たいした説明もなく「なんとなく」薬を出している医師も、残念ながら時々見かけます。定期的な検査もなく、漫然と薬を飲むなどもってのほかです。

生活習慣病は患者さんが多いですから、正確な統計や基準が作りやすいです。日々さまざまな研究が行われ、最新の診断基準や治療方法が発表されています。こうした研究成果を日々勉強し、患者さんにきちんと説明して治療を進めてゆくのは、医師の最低限の務めです。

さて、2002年に発表された日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」を使って、あなた自身をチェックしてみましょう。日本動脈硬化学会のサイトはこちら↓
http://jas.umin.ac.jp/guideline_intro.html#mokuhyou

==========
以下の質問に上から順にYes,Noで答えてください。

(1)あなたは今までに狭心症、心筋梗塞と診断されたことはありますか?→そのまま(C)へ
(2)あなたは今までに脳梗塞、閉塞性動脈硬化症と診断されたことはありますか?→そのまま(B4)へ
(3)あなたは糖尿病を指摘されたことがありますか?→そのまま(B3)へ
(4)あなたは男性なら45歳以上、女性なら55歳以上に該当しますか?
(5)あなたは高血圧を指摘されたことがありますか?
(6)あなたはタバコを吸いますか?
(7)あなたの両親、兄弟に狭心症、心筋梗塞を患った方がいますか?
(8)あなたは善玉(HDL)コレステロールが低いと言われたことがありますか?(40未満)

・(4)~(8)で、Yesがない方→(A)へ
・(4)~(8)で、Yesが1つの方→(B1)へ
・(4)~(8)で、Yesが2つの方→(B2)へ
・(4)~(8)で、Yesが3つの方→(B3)へ
・(4)~(8)で、Yesが4つ以上の方→(B4)へ
==========
あなたのコレステロール管理目標は以下のとおりです。
検診などで、総コレステロール220以上にマークがついてきますが、実際はこんなに細かいのです!

【(A)の方】
・総コレステロール240未満
かつ
・悪玉(LDL)コレステロール160未満
【(B1)(B2)の方】
・総コレステロール220未満
かつ
・悪玉(LDL)コレステロール140未満
【(B3)(B4)の方】
・総コレステロール200未満
かつ
・悪玉(LDL)コレステロール120未満
【(C)の方】
・総コレステロール180未満
かつ
・悪玉(LDL)コレステロール100未満
==========
治療、というのは禁煙や食事療法、運動療法も含みますが、ともかくこの基準に当てはまる方は必ず医師に相談してください。

「60歳男性、喫煙あり、父が狭心症、総コレステロール210」は、検診では引っかかりませんが、この基準に当てはめれば「要治療」なのですよ!

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CTなどで肺がんや肺結核が疑われると、避けて通れない検査があります。

「気管支鏡」という直径5mmくらいのスコープを口から入れて、気管支の中を覗いてゆき、組織や細胞を取って検査するのです。

気管支「鏡」といっても、鏡がついているわけではなく(昔は鏡でした)、デジカメなどでおなじみのCCD素子を先端に付けているだけです。撮影した画像はディスプレイに写しながら観察や処置をしてゆきます。
気管支は軟骨に取り囲まれていますので、胃や食道のようにぐにゃぐにゃせず、口から咽頭、声帯を通過して左右の主気管支に分かれ、そこからさらに枝分かれして・・・と、頭に気管支のマップが入っていれば比較的わかりやすい(?)検査です。

目標となる場所に到達したら、細胞の検査をします。主なものは以下の2つです。

・BAL(気管支肺胞洗浄法)
気管支鏡からブラシを伸ばし、病気と思われる部分を擦ることによって細胞を採取し、それを病理組織学的に検査します。肺の病変を直接採取できる方法です。

・TBLB(経気管支肺生検)
これは、気管支鏡から生検鉗子とよばれる器具を出して肺の組織をつまんで取ってくるものです。それを病理組織学的に検査します。BAL同様、肺病変を直接採取できます。BALが細胞を取ってくるのに対して、TBLBは組織のかたまりを取ってくるので、より確実な診断が可能になります。

この検査、患者さんにとってはかなり大変です。胃カメラの比ではありません。
スコープは細いので、気管や気管支が詰まって窒息してしまうことは決してありませんが、喉の麻酔をしても、「おえっ」となるのは完全には防げません。
静脈麻酔して寝ている間に・・・といいたいところですが、それはそれでリスクもあって困難です。

私もかつてかなりの数この検査に立ち会ったことがありますが、見ていて患者さんは気の毒です。
もちろん、手術の前に細胞を検査しておくのは大原則ですが(細胞の種類によってその後の治療方針が変わるのです)、「がんかどうかわからない」段階では、まず痛くないPET検査をして、そこでがんの疑いが強いということになったら初めて気管支鏡検査をする、という方針になると嬉しいなと思います。
そういう場合のPET検査は健康保険がききますし。

欧米で言われている"Pet First"というのはそういうことです。

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ジャガイモがおいしい季節です。
ジャガイモは、私たちにとっては食べ物ですが、本人たち(?)にとっては子孫を残す大切なタネです。私たちが子供の頃、買ってきたジャガイモからどんどん芽が出てしまったような気がしますが、最近のジャガイモは芽が出ませんね。

ジャガイモの芽にはソラニンという毒が含まれているのは有名な話で、芽が出ないジャガイモの方が食べ物として都合が良いですが、どうして芽が出ないのでしょうか。Wikipediaで調べてみましょう。↓
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2&oldid=8369045

一般的には低温貯蔵により発芽を遅らせることができますが、こんな方法もあります。

【発芽防止剤】
アメリカなどでは、収穫後にクロロプロファムという薬品を散布して発芽を抑制する方法をとっている。日本では除草剤として登録されている農薬で、ジャガイモの発芽防止目的に使用することは許可されていない。この薬品はカナダ・米国・オランダその他の主要ジャガイモ生産国においてフレンチフライドポテトやポテトチップなどの加工用ジャガイモに普通に使用されている薬品なので、これらの国から輸入されているジャガイモ加工製品には普通に検出される。日本ではもともとジャガイモには残留基準がなく他の野菜では0.05ppmの残留基準値であったが、米国などからの圧力により1995年のWTO協定の「衛生植物検疫の措置に関する協定」(SPS協定)締結に乗じて1000倍の50ppmに改悪されたと反対派がとりあげたいわく付きの薬剤。クロロプロファムは、通常収穫されたジャガイモが倉庫に貯蔵された段階で薬剤溶液を霧状にしてジャガイモに直接噴霧する方法で適用されるポスト・ハーベスト薬剤である。日本ではこのような適用の方法は、農薬ではなく食品添加物とみなされる為、農薬取締法の範疇で規制されるものとは考られていない。 クロロプロファムは欧米人が通常の食生活において最も大量に摂取する化学合成薬品の一つであり、健康への懸念から残留基準値の見直しが進められており、すでに米国の環境保護庁では30ppm,欧州連合では10ppmへの低下が答申されているが、日本においては基準値の見直しの動きはない。

【放射線照射】
放射線であるガンマ線を照射する方法がある。コバルト60から放出されるガンマ線により芽の組織の細胞分裂を阻害することで発芽を抑制する。ジャガイモへの放射線照射は 1972年に厚生省(現厚生労働省)により認可されたが、1974年1月から道の許可を得て北海道士幌農業協同組合(北海道士幌町)が実施しているのみである。なお、日本において放射線の食品照射が認められている食品はジャガイモだけである。

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放射線はともかく、ポストハーベストは私たちの口に間違いなく化学物質が入りますから、気持ちよくはありません。しかも、外国からの圧力で基準値が一気に1000倍にもなるんですね。

国によって化学物質の基準値が違うのは仕方ないですが、ディープインパクト(去年のJRA年度代表馬・・・フランスでのレースの後で禁止薬剤が検出された)の話をするくらいなら、こうしたこともしっかり取りあげてほしいです。ディープが失格になろうがなるまいが私たちの健康には関係ありませんが、国の都合でたくさんの化学物質を摂らされているのは気持ち悪いです。

何度か申し上げていますが、あらゆる報道がかなり恣意的にコントロールされているのは日頃良く感じます。情報の受け手としても、しっかり勉強してきちんと自分で判断できるようになりたいものです。私のブログも、きわめて小さい力ですが、しっかり勉強して私なりに「正しい」と信じることを発信し続けてゆきたいと思います。

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今朝の毎日新聞にこんな記事がありました。↓


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がん患者:世界初、学会を設立 克服した患者の体験から学び、共通項探って医療改革を

 ◇生活習慣病と位置づけ--専門家が分析
 がんを克服した患者の体験から学ぶ世界で初めての学会「日本ウェラー・ザン・ウェル学会」が21日、設立される。治ったがん患者の体験を免疫学などの専門家が分析し、共通項をあぶり出すのが狙い。死に直結する病という、がんの暗いイメージを変えて生活習慣病として位置づけ、患者側から現代がん医療の変革を目指す。
 設立準備委員会のメンバーは、元がん患者で同委員長の川竹文夫・NPO法人ガンの患者学研究所代表、安保徹・新潟大学大学院教授(免疫学)、医師の昇幹夫・日本笑い学会副会長ら6人。学会理事長には川竹委員長が就任予定。設立時の会員は、がん患者を中心に約2000人。
 ◇現代の医学教育限界や問題指摘
 川竹委員長は「現代の医学教育は、がん細胞はいったん生まれると無限に増殖すると定義している点に問題がある。治っても、医学界からは例外として退けられてきた」と話し、治った患者から学ぶ姿勢がないことや、手術や放射線治療、抗がん剤中心の今のがん医療の問題点を指摘した。
 ◇がんは生き方を変えるチャンス
 がん患者の中には、休日も仕事をするような生活習慣を改め、玄米菜食やおきゅう、半身浴などの代替療法を続けたところ、効果があった人たちがいる。同研究所は、そのような元患者の事例を今後5年以内に2000人分集める。治るまでの「共通項」を探ったうえで、それを反映した大学医学部の教科書を作るのが当面の目標だ。治った患者たちの共通項として現段階で考えられるのは、▽がんは自分で治せると信じている▽がんは生き方を変えるチャンスだと思える▽現代のがん医療の常識に捕らわれない--などだという。

毎日新聞 2006年10月21日 東京朝刊

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こういう動きはとても良いことだと思います。

ご自分やご家族ががんにかかったとき、心理的にも孤独になりがちです。そして、いらない猜疑心や不安も生まれ、治療の妨げになったり、怪しい商業主義の餌食になってしまう話も残念ながら時々耳にします。また、耳知識だけが肥大して「自称専門家」としておかしな持論を流布される方も見かけます。

もちろん私もいつも言っているように、医療機関がもっと敷居を下げて、患者さんが納得ゆくまで説明を受けられるようにするのも非常に大事だと思います。しかし、この学会のように、患者さんが集まってきちんと意見や経験を持ち寄ることにより、今までの医療が見落としていたことも発見できるのでは、と期待されます。

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がん相談「みずきクリニック」のサイト↓
http://mizuki.webmedipr.jp/
私も週1回だけ外来をお手伝いしています。

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「抗加齢ホルモン」として有名なDHEA(デヒドロエピアンドステロン)というホルモンがあります。このホルモンは副腎で作られ、性ホルモンをはじめとしてさまざまなホルモンの元になるので「ホルモンの母」とも呼ばれます。

DHEAには、
(1)免疫機能の向上
(2)ストレスへの抵抗性の向上 
(3)肌のツヤ・ハリが向上
(4)性的ときめきや精力の向上
(5)動脈硬化・骨粗しょう症などの抑制
(6)筋肉が増加、体脂肪が減少
などの働きがあるといわれています。(抗加齢ホルモンといわれるゆえんです)


健康な方では、20歳くらいをピークに年齢に伴って低下してゆきます。ですから、血液検査でこのホルモンを測定することによって「ホルモン年齢」を知ることができるのです。(実際は誤差が少ないDHEA-Sという物質を測定します)

【男性の平均値】
25歳3625 μg/dl
35歳2875 μg/dl
45歳1950 μg/dl
55歳1670 μg/dl
65歳1275 μg/dl
【女性の平均値】
25歳1840 μg/dl
35歳1105 μg/dl
45歳1165 μg/dl
55歳645 μg/dl
65歳540 μg/dl

ゆうあいクリニックのPET検診も、がんに特化した検診から総合的な検診へリニューアルするために、今月から大幅なメニュー変更をおこないました。↓
http://www.shinyokohama.jp/test_menu/index.html

このDHEA-S検査は「アンチエイジングコース」「プレミアムコース」の2コースおよび「免疫抗体オプション」に含まれています。
11月くらいまでは予約がほぼ一杯のようですが、よろしければ資料をご請求ください。↓
http://www.shinyokohama.jp/material/inquiry.html

たまにはちょっと宣伝を・・・。

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