ゆうあいクリニック理事長日記
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Doctors Blog
経営の仕事をしていると、「職員の皆さんに払っているお給料ははたして適正なのか?」ということがいつも気になります。というわけで世間のお給料の統計なんかをよく見ています。

「週間ダイヤモンド」という雑誌の9月16日号に、「給料全比較」という特集がありました。
とても面白かったので、ぜひ購入してご覧になってください。↓
http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=20243091606

給与所得者のなかで、医療に関係する仕事をしている40歳の人たちの平均年収は・・・
・医師 1047万円
・歯科医師 905万円
・診療放射線技師 530万円
・薬剤師 507万円
・臨床検査技師 478万円
・看護師 463万円
とりあえず、40歳の給与としてはもう少し多くお支払いしていますので、ひとまずホッとしました。

さて、医師の1047万円ですが、もちろん全勤労者の平均よりははるかに高いですが、
・弁護士 2097万円
・競艇選手 1926万円
・パイロット 1382万円
・大学教授 1167万円
なんていう数字もありました。

また、会社員では、
・紀陽ホールディングス 1077万円
・丸紅 1067万円
・三井不動産 1038万円
・昭和シェル石油 1032万円
あたりと同じくらいのレベルです。

40歳の勤務医ですと、多くは医長クラス。内科だと常時10~20人の受け持ち入院患者さんを持って、外来で主治医になっているのは500人くらい、週1~2回の内視鏡検査を担当する、っていうところでしょうか?あとはナントカ委員会を2つくらい掛け持ちして、年2回の学会出張などなど、まあそこそこ忙しいはずです。
そして、週1回は、寝られない「当直」をこなし、翌日も当然のことながら朝から晩まで勤務です。
同じくらいの金額の給料をもらっている会社員の方々と同じくらいには頑張って働いていると思いますので、決して高くはないのではないかと思います。いじめないでくださいね。

友人のドクターの奥さんが、近所の方に「ご主人は勤務医でいらっしゃるので、生活が大変でしょう?」と言われたといって憤慨していましたが、「大変」ということはないでしょう。そういうレベルです。

では開業医は儲かるか、これは千差万別ですのでなんともいえません。「時給100万円」で有名になった方もいましたし、倒産するところももちろんあります。何より、事業主(要するに社長さん)ですから、いろんなリスク(経済リスク、人的リスク、訴訟リスク)などが全て自分の肩にかかってきます。
私が前職でクリニックの分院長をしていた頃は、200人の往診患者さんを抱えていましたので、夜昼かまわず「熱が出た」「おなかが痛い」ときには「息をしていない」なんていう電話が携帯に1日20本くらいはありました。

(ゆうあい会の理事長になって、貰っている給料は勤務医時代より随分少ないです・・・。)

しかし、勤務医にせよ開業医にせよ、きっとやりがいのある仕事なのだと思います。
特に私の今の仕事は、1人ではとてもできないことを、100名近くの多くの職員の皆様のご協力でひとつひとつ実現して進歩してゆくことができますので、それなりにキツいですがとても楽しいです。

これから進路を選ばれる方がいらっしゃいましたら、医療や福祉、介護など「働いた実感が持てる」仕事へぜひいらしていただければ、と思います。

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