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2008.09.29 23:06 |  診療  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  エピソード  |  呼吸器病  |  SAM  | 推薦数 : 3

エピソード13:COPD

日本はまだタバコを吸っている人が多い。

最近は若い女性が、コンビニの前の灰皿で吸っているのを良く見かける。

Kさんは愛煙家の70歳男性でした。診察室に入ってきたKさんの胸ポケットからタバコの銘柄が覗いていました。

「タバコ吸ってるよね。いつから一日何本吸ってるの?」

「15歳から40本くらいかねえ。」と苦笑いしながら答えます。

かかりつけの医師より数年前から喘息といわれ、テオフィリン製剤だけ飲んでいたようですが、いよいよ息切れがひどくなり、紹介されてきました。

胸部レントゲンでは心臓は小さく、横隔膜は平坦になっています。典型的な肺気腫と考えられました。一秒率の低下もあり、COPDと診断しました。

もう何回言ったかわからないセリフをKさんにも言いました。

「禁煙すれば進行を抑えられますが、根本的な治療はありません。タバコで壊れてしまった肺はもう元に戻りません。」

今タバコを吸っている人たちへ、

「治療法はありません」と何回も言わなければならない医師の気持ちも分かってくださいね。

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呼吸器科診療している思うんですが、他医で喘息と言われていた方が、入院になり担当医となります。
そして良く良く話を聞くと体動時優位の喘鳴で胸部写真やCTを撮るとCOPDだったなんてこと多いなぁと思います。

お陰様で例え他医が呼吸器専門医でも喘息という病名を聞いたら十中八九疑ってしまう自分に嫌になることが多々あります。
written by conan / 2008.10.01 17:56
conanさん、コメントありがとうございます。
確かに、喘息と何年も言われ続けているCOPDの患者さんって多いですよね。
「COPDって何?」って言う医師も多いのではないでしょうか。
COPDという概念を医療関係者、非医療関係者を問わず、広めることも我々呼吸器科医の役目だと思います。
written by SAM / 2008.10.01 20:46

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