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LDL-C直接測定法の測定精度 >
第22回日本心エコー図学会の記事で勉強しました。 健康人で生理的弁逆流を高頻度に検出 心エコー図装置の性能向上に伴い,弁膜症や弁逆流の診断は容易になったものの,カラードプラ法の感度が高まった結果,生理的弁逆流も高率に検出されるようになってきた。ベルランド総合病院(大阪府)臨床検査室の山邊梓氏と川崎医科大学循環器内科の大倉宏之准教授は,現在使用可能な心エコー図装置を用いて,健康人で検出される弁逆流の頻度と予測因子について検討。その結果,健康人で生理的弁逆流が高率に検出されることを示し,大動脈弁逆流(AR)と 僧帽弁逆流(MR)で予測因子となる年齢は,三尖弁逆流(TR)では関連しないことを報告した。 年齢はARとMRの予測因子対象は,さまざまなスクリーニング目的で心エコー図検査を受けた症例のうち,不整脈や高血圧を有さず,器質的心疾患もない健康人1,333例(年齢 10~89歳,平均55歳)。カラードプラ法により,各年代別にMR,AR,TRの頻度とそれぞれの予測因子を検討した。超音波装置は,GE Medical Systems社製のVivid7を使用した。 年代別に各弁逆流の頻度を見たところ,MRは30歳以上で約3分の2と過去の報告に比べて頻度が高く,また,TRは年齢にかかわらず80%以上と高率に 検出された。一方で,ARは50歳未満の頻度はまれであったが,加齢とともに増加を示し,80歳代では約半数で検出された。 また,多変量解析により各弁逆流の独立した予測因子を検討した結果,MRでは年齢と女性,駆出率(EF),左房径が,ARでは年齢と左室流入血流速波形のA波が有意な因子として浮かび上がった。また,TRは年齢とは直接関連していなかったが,MRとAR,左房径が有意な予測因子であった(表)。
以上をまとめ,山邊氏は「健康人で生理的弁逆流が高率に検出されたが,この予後への影響は十分に検討されていない」とし,「ARやMRと異なりTRでは年齢との関連は認められなかったが,TRではARとMRが有意な予測因子であった」と結んだ。 出典 Medical Tribune 2011.7.7版権 メディカル・トリビューン社<私的コメント>
「生理的弁逆流」と「病的弁逆流」の線引きが問題となります。
「予後への影響は十分に検討されていない」ということですが、予後に問題があれば「病的」ということになります。
「生理的弁逆流」の定義付けが一番問題ではないでしょうか。
MRでは年齢と女性,駆出率(EF),左房径が有意な予測因子→駆出率(EF),左房径の異常自体が病的ではないのか?
ARでは年齢と左室流入血流速波形 のA波が有意な予測因子→左室流入血流速波形のA波の変化は血行動態の異常を意味していないのか?
TRでMRとAR,左房径が有意な予測因子→連合弁膜症の可能性?、左房径が大きいこと自体が病的ではないか?
ちょっと頭の中が混乱してしまいます。
<三尖弁閉鎖不全症 関連サイト> http://yaplog.jp/hurst/archive/169 <Vivid 7 関連サイト>
http://japan.gehealthcare.com/cwcjapan/static/rad/us/msujvivid7.html
2011.7.17撮影
早朝の日差しを浴びる白樺(蓼科・長野) 読んでいただいて有り難うございます。コメントをお待ちしています。 その他「葦の髄」循環器メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/(循環器専門医向き)ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy(一般の方または患者さん向き) 井蛙内科/開業医診療録(4)2009.10.16~http://wellfrog4.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15http://wellfrog3.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~http://wellfrog2.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科医向き) 「井蛙」内科メモ帖 があります。
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