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CKDの新たな治療法探る試験3題 >
頸動脈狭窄のスクリーニング検査はリスク者のみにAHAなどがガイドライン作成 米国心臓協会(AHA),米国脳卒中協会(ASA),米国心臓病学会(ACC)など複数の団体が共同で,頭蓋外内頸動脈閉塞症および椎骨動脈疾患に対する新しい管理ガイドラインをJournal of the American College of Cardiology(2011; 57: 16-94)に発表。同ガイドラインでは,脳卒中リスクのある者以外は,広範な頸動脈狭窄症スクリーニングやルーチンでのエコー検査が不要であるとしている。危険因子に基づき判断 頸動脈または椎骨動脈が閉塞すると,脳への血流が減少して脳卒中リスクが上昇する。そのため,脳卒中リスクの特定に頸動脈狭窄症のスクリーニングが有効とされている。 そのような中,脳卒中予防の分野で広く活躍する専門家から成るガイドライン作成委員会は今回,「スクリーニングを普及させることの便益については“エビデンスが不十分”である」との見解で合意した。 ただし,同委員会の共同委員長でマウントサイナイ医科大学(ニューヨーク)のJonathan L. Halperin教授は「医師が頸動脈で血流異常を示唆する雑音を聴取した場合や,脳卒中の危険因子(高コレステロール血症,家族歴など)が2つ以上ある患者には,スクリーニングは妥当である」としている。 脳卒中の危険因子は,年齢,脳卒中の家族歴,高血圧,高コレステロール血症,糖尿病,肥満,心房細動,身体的不活発,鎌状赤血球病,他の心疾患または血管疾患など多岐にわたる。 個別に考慮して手技を選択 共同委員長でメイヨー・クリニック(フロリダ州ジャクソンビル)神経学科のThomas G. Brott教授は,同ガイドラインについて「臨床医にとって,治療の選択に役立つ情報とエビデンスが明記されている」と述べている。 ガイドライン作成委員会によると,さまざまな方法が推奨されているが,重度の狭窄動脈における血行再建術として,現在2つの手技が主に施行されている。 半世紀前から実施され,プラークを外科的に除去する頸動脈内膜切除術と,約15年前に登場したステント術である。ステント術では,バルーンカテーテルを挿入して狭窄部を拡張し,メッシュ状の金属チューブ(ステント)を留置して血管の拡張を保持する。 同委員会は両手技を直接比較した最近の試験を含め,過去の研究をレビューした結果,動脈が50%超閉塞している場合は,いずれの手技でも妥当かつ安全で あると結論している。同教授も「今回のガイドラインでは,ほとんどの患者に対し,これらの頸動脈手術が有効であることを支持している」と述べている。ただ し「侵襲性の低い治療を望む患者には頸動脈ステント術がより安全な選択肢になるであろうし,動脈の解剖学的な位置関係や状態によってもどちらの手技が有利になるかは異なってくる」としている。 Halperin教授は「これらの手技に伴うリスクは大幅に低下しているが,患者は熟練した医師が最新のテクニックを使用しているかどうかを確認する必要がある」と指摘している。出典 Medical Tribune 2010.6.16版権 メディカル・トリビューン
<私的コメント> 頸動脈エコー検査は非侵襲的検査であり、左程医療費の高い検査でもありません。この論文のように脳外科領域に限定すれば、正しい見解かも知れません。しかし、内科医としては簡単にIMTやプラークを定量的に観察出来る頸動脈エコー検査は脳外科医の見方とは違っています。価値観の相違ということになるのでしょうか。
その他「葦の髄」循環器メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/(循環器専門医向き)ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy(一般の方または患者さん向き) 井蛙内科/開業医診療録(4)2009.10.16~http://wellfrog4.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15http://wellfrog3.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~http://wellfrog2.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科医向き) 「井蛙」内科メモ帖 http://harrison-cecil.blog.so-net.ne.jp/ があります
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