戯れ言たれる侏儒
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若年成人の高尿酸血症

戯れ言たれる侏儒 / 2011.05.29 00:31 / 推薦数 : 0
メタボリック症候群でない若年成人においも高尿酸血症は高血圧の危険因子
若い年齢層(18~30歳)において、高尿酸血症がメタボリック症候群とは独立して高血圧の予測因子となることが分かった。
前向き観察研究であるCARDIAコホート研究で明らかになったもので、米スタンフォード大学医科大学院のE.Krishnan氏氏らが、5月28日までロンドンで開催されている欧州リウマチ学会(EULAR2011)で報告した。

Krishnan氏らはすでに、中年層(35-57歳)においては、メタボリック症候群とは独立して高尿酸血症が高血圧の危険因子であることを報告している。
今回は、もっと若い年齢層(18-30歳)においても、高尿酸血症がメタボリック症候群とは独立して高血圧の予測因子となるかどうかを検証した。

方法としては、前向き観察研究であるCARDIA(Coronary Artery Risk Development in Young Adults)コホートのデータを分析した。

このコホートは、登録時に18~30歳であった5115人の被験者を2年から5年間隔で診察し、15年間 (1986-2001)追跡したものである。

コホート登録時に、高血圧(米高血圧合同委員会第7次報告に基づく)であった被験者、あるいは他のメタボリック症候群(米高脂血症治療ガイドラインATPIIIに基づく)の被験者は除外した。

年齢、性別、人種、血清クレアチニン値および腹囲などの交絡因子となる可能性のあるものの影響については、補正して多変量コックス回帰分析を行った。

最終的な分析対象は4918人で、45%が男性、51%がアフリカ系アメリカ人だった。

登録時の年齢、体格指数、血清尿酸値、および収縮期/拡張期血圧の平均(標準偏差)は、それぞれ順に、25(4)歳、24(5)kg/m2、5(1)mg/dL、および110/68(10/9)mmHgであった。

注目した高血圧の発症は、血清尿酸値の四分位が上がるごとに増加していた。

多変量回帰分析の結果、血清尿酸値の下から2番目、3番目、最高の四分位の調整 ハザード比(95%信頼区間)は、最低の四分位を1とすると、順に1.20(0.85-1.70)、1.50(1.05-2.10)、 1.76(1.19-2.59)となった。

これらの結果から演者らは、「高尿酸血症は若年層の成人の間でも、高血圧の独立した予測因子であり、メタボリック症候群と無関係である」と結論した。

出典  NM online 2011.5.28
版権 日経BP社
 
<私的コメント>
高尿酸血症が年齢にかかわらず高血圧発症の独立した危険因子であるということはともかくとして、高血圧の人は尿酸値が高いということはいえるのでしょうか。
また、高尿酸血症と若年成人の高血圧発症の関連についての考察はされていませんが、高尿酸血症のコントロールをすれば高血圧発症が防止できるのでしょうか。
防止できないような気がするのは私だけでしょうか。
 

<自遊時間>
近未来の医学部受験もこのようになるのでしょうか。
医学部新設推進派の方々はどのようにお考えでしょうか。
新設に慎重な立場の全国医学部長病院長会議会長の黒岩教授も7月に医学部長を辞任されます。
 
横浜市大医学部長解任、「全く身に覚えなし」
http://community.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?boardId=1002&topicListBoardTopicId=163492&messageId=1613570&messageRecommendationMessageId=1613570&F=rm  

 
医学部新設をめぐり、文科省で議論スタート
http://community.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?boardId=1002&topicListBoardTopicId=155355&messageId=1541385&messageRecommendationMessageId=1541385&F=rm
私が医学部新設を目指すわけ 
http://community.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?boardId=1002&topicListBoardTopicId=156688&messageId=1554103&messageRecommendationMessageId=1554103&F=rm

 
 
以下、記事の転載。
私立歯科大・歯学部、受験者全員合格校も
■大幅な定員割れが問題になっている私立歯科大・歯学部で、今春も全国17校のうち10校が定員を満たさなかったことが、文部科学省の調査でわかった。
■半数を超える大学の定員割れは3年連続で、全体の競争倍率も1・52倍と低く、「大学によっては質的に一定レベルの入学者が確保できていない」との指摘も出ている。  入試結果は、25日に開かれた同省の「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」で報告された。
■昨春に比べて、定員割れした学校数は1校減。今春は、5大学で定員を削減したこともあり、全体の定員充足率も83・5%と5ポイント改善した。各校別にみ ると、最も充足率が低かったのは、奥羽大で25%。北海道医療大、神奈川歯科大、松本歯科大も充足率が6割を切った。国公立では、東北大だけが定員割れした。
■松本歯科大は81人の受験者全員が合格していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110526-OYT1T00553.htm
 
<私的コメント>
いよいよ国立大学の歯学部の定員割れの時代に突入しました。
これは震災の影響による一時的なものでしょうか。
願書をだしておけばとホゾをかんだ私立歯学部受験性も多かったのでは。
学費は雲泥の差。
しかし、入ってからの進級の問題も。

大昔、私の父が戦前に大学医学部を受験した時、京大医学部が定員割れ(無試験ではない)していた、と言っていました。
しかし、それは旧制高校という振るい落としの洗礼を受けて来た受験生なので意味が違います。
 
 
その他
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