戯れ言たれる侏儒
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 無症候の糖尿病患者の半数に冠動脈の有意狭... | メイン | 血管周皮細胞の役割・機能 >

ステント留置後の320列CT

戯れ言たれる侏儒 / 2011.03.13 00:22 / 推薦数 : 0
今回の大震災に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
 
ステント留置後の320列CT,9割が視認性良好
冠動脈CTは,虚血診断だけでなくPCI後の再狭窄の有無の判定にも活用されているが,留置されたステントの材質により,CT上での再狭窄率が異なることが報告されている。
そこで,大阪医科大学大学院第一内科の竹原康介氏は,最も多列化が進んだ320列CTでステント留置後の視認性を評価した。
その結果, 約9割が良好と判定され,大きなステント径,ステントオーバーラップなどが視認性に影響していた。
 
ステント径3mm超は視認性良好
320列冠動脈CTは,現在最も多列化が進んだCTであり,1心拍での撮影が可能となり,撮影時の動きによるアーチファクトが軽減された。
これに伴い,冠動脈ステント内の評価も可能となっている()。
 
 
 
竹原氏らは,320列CT(Aquilion ONE)で1心拍撮影を行った連続66例,160ステントを後ろ向きに解析した。
平均年齢70歳で男性が76%,高血圧症や脂質異常症が7割強,喫煙者が 約半数を占めた。
ステントは,薬剤溶出性ステントが53%を占め,ステント径は2.5~4.0mm,ステントの重なりは3割程度だった。
視認性の判断は,ステント内腔が明瞭に判別できるものが視認性良好とされ,全体の89%を占める143例が良好と評価された。
多変量解析からは,高血圧症・オープンセル・ステント径3.0mm超・ステントオーバーラップの有無が視認性に影響する有意な因子として挙げられた。
単変量解析の結果と合わせて,同氏は,ステント径3mm超でオープンセルのシングルステント留置後は,1心拍の320列冠動脈CTで評価が可能とした。
 
出典 MT pro 2010.3.10
版権 メディカル・トリビューン社
 
<CTと冠動脈 関連サイト>
CT血管造影およびMR心筋灌流画像法
http://blog.m3.com/reed/20100225/CT_MR_
CTによる冠動脈石灰化検査
http://blog.m3.com/reed/20101117/CT_
動脈石灰化のCT検診の被曝リスク
http://blog.m3.com/reed/20090910/_CT_
CT検査による心血管疾患リスク予測
http://blog.m3.com/reed/20110124/CT_

 

 

<私的コメント>
CTには被曝の問題が宿命といてあります。
一方、MRIにはステント植え込み例に使用可能かどうかという(素朴な)疑問があります。
MRIとステントとの関連については以下のサイトを参照下さい
CVデバイスとMRI
http://blog.m3.com/reed/20080110/CV_MRI
 
その他
「葦の髄」循環器メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/
(循環器専門医向き)
ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy
(一般の方または患者さん向き) 
井蛙内科/開業医診療録(4)2009.10.16~
http://wellfrog4.exblog.jp/
 井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15
http://wellfrog3.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~
http://wellfrog2.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21
http://wellfrog.exblog.jp/ 
(内科医向き)
「井蛙」内科メモ帖 
http://harrison-cecil.blog.so-net.ne.jp/  
があります。  
 
 

 
 

固定リンク | コメント (0)

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。