今回の大震災に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。 ステント留置後の320列CT,9割が視認性良好冠動脈CTは,虚血診断だけでなくPCI後の再狭窄の有無の判定にも活用されているが,留置されたステントの材質により,CT上での再狭窄率が異なることが報告されている。そこで,大阪医科大学大学院第一内科の竹原康介氏は,最も多列化が進んだ320列CTでステント留置後の視認性を評価した。その結果, 約9割が良好と判定され,大きなステント径,ステントオーバーラップなどが視認性に影響していた。 ステント径3mm超は視認性良好320列冠動脈CTは,現在最も多列化が進んだCTであり,1心拍での撮影が可能となり,撮影時の動きによるアーチファクトが軽減された。これに伴い,冠動脈ステント内の評価も可能となっている(図)。
竹原氏らは,320列CT(Aquilion ONE)で1心拍撮影を行った連続66例,160ステントを後ろ向きに解析した。平均年齢70歳で男性が76%,高血圧症や脂質異常症が7割強,喫煙者が 約半数を占めた。ステントは,薬剤溶出性ステントが53%を占め,ステント径は2.5~4.0mm,ステントの重なりは3割程度だった。 視認性の判断は,ステント内腔が明瞭に判別できるものが視認性良好とされ,全体の89%を占める143例が良好と評価された。多変量解析からは,高血圧症・オープンセル・ステント径3.0mm超・ステントオーバーラップの有無が視認性に影響する有意な因子として挙げられた。 単変量解析の結果と合わせて,同氏は,ステント径3mm超でオープンセルのシングルステント留置後は,1心拍の320列冠動脈CTで評価が可能とした。 出典 MT pro 2010.3.10版権 メディカル・トリビューン社 <CTと冠動脈 関連サイト>CT血管造影およびMR心筋灌流画像法http://blog.m3.com/reed/20100225/CT_MR_CTによる冠動脈石灰化検査http://blog.m3.com/reed/20101117/CT_動脈石灰化のCT検診の被曝リスクhttp://blog.m3.com/reed/20090910/_CT_CT検査による心血管疾患リスク予測http://blog.m3.com/reed/20110124/CT_
<私的コメント>CTには被曝の問題が宿命といてあります。
一方、MRIにはステント植え込み例に使用可能かどうかという(素朴な)疑問があります。
MRIとステントとの関連については以下のサイトを参照下さい
CVデバイスとMRI
http://blog.m3.com/reed/20080110/CV_MRI その他「葦の髄」循環器メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/(循環器専門医向き)ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy(一般の方または患者さん向き) 井蛙内科/開業医診療録(4)2009.10.16~http://wellfrog4.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15http://wellfrog3.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~http://wellfrog2.exblog.jp/井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科医向き) 「井蛙」内科メモ帖 http://harrison-cecil.blog.so-net.ne.jp/ があります。
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