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昨日の
ACCORD・脂質管理試験
http://blog.m3.com/reed/20100420/ACCORD_
の中で寺本民生教授は症例を限定すればスタチンとフィブラート製剤との併用は禁忌ではないという心強いコメントがありました。
その条件としては、腎機能が「eGFR≦第3期」かつ「クレアチニン≦1.0前後」であり、クレアチニン≧1.2では原則的に併用は禁忌というものでした。
今やスタチンに押されてフィブラート製剤は処方の機会が減っている印象です。
少なくとも当院ではそういった印象です。
最近重要視されているL /H 比を積極的に下げるということでいえば併用もありかなという考えの変わりつつあります。
ちなみに
ベザフィブラート徐放錠
http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/2183005G1234.html
で見る限り
HMG-CoA還元酵素阻害薬
シンバスタチン
プラバスタチンナトリウム
フルバスタチンナトリウム
は慎重投与ではなく原則禁止です。
クレストール
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2189017.html
では
「腎臓の悪い人はフィブラート系の抗高脂血症薬との併用は原則的に避けます。」
という表現になっています。
フェノフィブラートとスタチンの併用療法
http://lipidil.jp/progmed/26_09_2249_2006.pdf
FIELD試験 -日本公式ウェブサイト- Congress Report
(2006.7.13)
http://www.field-trial.jp/report/arterio38.html
これまでフィブラートとスタチンの併用は横紋筋融解症の発現を助長するという懸念から一般に禁忌と捉えられていたが、本試験ではフェノフィブラート群4,895例のうち、平均8%の患者にスタチンが追加投与されていたにもかかわらず、このような患者に横紋筋融解症は1例もみられなかった。
ちなみに、アメリカFDAに報告されたスタチンとフィブラートの併用例における横紋筋融解症の発現を集計した報告では、フェノフィブラート併用例ではゲムフィブロジルに比べ横紋筋融解症の発現が非常に少ないことが示されている。このことから、同じフィブラート系でも薬剤の種類によりスタチンとの相互作用が異なる可能性が示唆される。
現在、北米においてスタチン単剤とスタチン+フィブラートの有用性を検証するACCORD試験が進行中で、両薬剤の併用療法に関する期待が高まっている。
(昨日も引用したサイトです)
フラバスタチンとベサフィブラートの併用について
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/818839.html
HMG-CoA還元酵素阻害剤 リバロ 専門医が答える脂質異常症診療Q&A
http://www.livalo.com/q/08/02.htm
LDL-Cの上昇にTGの上昇が伴う場合は、フィブラート系薬剤とスタチンの併用が有用である。
ただし、この併用療法では重大な副作用と考えられているものに横紋筋融解症がある。
横紋筋融解症を未然に防ぐためにも投与前に腎機能の検査を行い、その後も定期的な検査、自覚症状のチェックなどを行うことが重要といえる。
フィブラートの評価が低下
http://medicineblog.blog32.fc2.com/blog-entry-54.html
スタチンとフィブラートの併用療法(注:日本は原則禁忌)は注意が必要で、ベネフィットが潜在的なリスクを上回る時だけにすべきである。gemfibrozilとスタチンの同時使用は回避しなければならない。
ACCORD Lipid試験 フェノフィブラート+スタチンとスタチン単剤で有効性・安全性に有意差なし
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/38732/Default.aspx
やはり、私のような開業医は、腎機能が正常でも併用は避けるという結論に達しました!
スタチンとフィブラート併用の有用性
http://www.kaken.co.jp/medical/phvi/pdf/credentials_3_4_33.pdf
(○魔のささやき?)
混合型高脂血症患者に対するフェノフィブラートとエゼチミブの併用は安全かつ有効な治療か?
http://www.natureasiapacific.com/japan/ncp/ncpcardio/pp/0611/1.php
(フィブラート製剤をどうしても併用したいという場合にはスタチンをやめてゼチーアに逃げるという選択も)
<フィブラート 関連サイト>
Bezafibrate for the secondary prevention of myocardial infarction in patients with metabolic syndrome.
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0008/4/0008_G0000053_S0023318.html
Secondary Prevention With Bezafibrate Therapy for the Treatment of Dyslipidemia
http://content.onlinejacc.org/cgi/content/full/51/4/459
BIP Bezafibrate Infarction Prevention Study
http://www.docstoc.com/docs/523133/BIP-Bezafibrate-Infarction-Prevention-Study/
(スライド形式で見ることが出来ます)
Secondary prevention with bezafibrate therapy for the treatment of dyslipidemia: an extended follow-up of the BIP trial.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18222357
(J Am Coll Cardiol. 2008 Jan 29;51(4):459-65.の抄録です)
二次予防: BIPトライアル:ベザフィブラートの長期効果:冠動脈疾患患者HDL増加効果
http://intmed.exblog.jp/8048402/
循環器大規模臨床試験リンク集-高脂血症編
http://www.gik.gr.jp/~skj/listlinkdb/mega_hl.php3
高脂血症
http://circ.ebm-library.jp/topics/trialreview_koushi.html
http://circ.ebm-library.jp/topics/trialreview_koushi02.html
(寺本民生先生のレビューです)
FIELD試験 -日本公式ウェブサイト- Congress Report:第38回日本動脈硬化学会総会・学術集会 モーニングセミナー「フィブラートの大規模臨床試験の流れ」
http://www.field-trial.jp/report/arterio38.html
(フィブラート全体を俯瞰することが出来ます)
Negative results from BIP study - bezafibrate effect on secondary prevention not significant
http://www.theheart.org/article/296261.do
フィブラート薬の選択的投与
http://blog.m3.com/reed/20100411/1
<自遊時間>
何のために健診受けてんの?!
先日メタボ健診を受けた70歳の男性が健診結果を聞きに来ました。
血圧208/126mmHg
クレアチニン 1.69mg/dl
いろいろ治療の必要性を説明しましたが、聞く耳を持ちません。
昨年もきちんと健診をうけています。
ちなみに昨年のデータは
血圧210/130mmHg
クレアチニン 1.43mg/dl
本人いわく「後5年は生きたいもんだね」
私「来年また会えるといいですが」
その他
葦の髄(このブログのイラスト版です)
http://yaplog.jp/hurst/
ふくろう医者の診察室
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy
(一般の方または患者さん向き)
井蛙内科/開業医診療録(4)2009.10.16~
http://wellfrog4.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15
http://wellfrog3.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~
http://wellfrog2.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21
http://wellfrog.exblog.jp/
(内科医向き)
があります。
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