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ショッキングなタイトルに釣られて読んだ記事です。
多枝冠動脈疾患の内科的管理の長期予後は良くないということです。
この内科的管理の内容にインターベンションが含まれるのか、単なるmedicationのみを内科的管理というのか、そして多枝冠動脈疾患の具体的内訳はどうだったのかといった点が今一つ分かりませんでした。
内科的に管理されている多枝冠動脈疾患の長期予後は不良
■狭心症と多枝冠動脈疾患を有する患者では内科治療による長期予後は不良である、とAmerican Heart Journal誌12月号に報告されている。
■「実際には、虚血性心疾患患者の死亡率を低下させることが立証されている有効な治療法はほとんど存在しない」とCleveland Clinic Foundation(オハイオ州)のDr. Matthew A. Cavenderはロイターヘルスへの電子メールで述べた。
「我々の研究は、虚血性心疾患患者における予後不良を明らかにし、有効な治療法によって得られる可能性のある効果を示している」
■Dr. Cavenderらは、Duke Databank of Cardiovascular Diseaseを用いて多枝冠動脈疾患の患者2,776名の長期予後を評価した。
これらの患者は重度狭心症の評価のためにカテーテル法を受けたことがあるが、血行再建術は受けていなかった(検査後最大30日間)。
■「1年目では、11%が死亡し、14%が死亡したか非致死的な心筋梗塞(MI)を発症し、29%が心臓病棟に再入院し、10%が晩期の血行再建術を受けていた」と著者らは報告している。
「死亡、MI、晩期の血行再建術、または心臓病棟への再入院から成る複合イベントの1年発生率は38%であった」
■1年目の死亡の有意な独立予測因子は、高齢、内科的併存疾患の重症度、腎不全、冠動脈疾患、およびその他の因子であったのに対し、過去の冠動脈バイパス術は死亡、心臓病棟への再入院、および晩期の血行再建術に対する保護効果を示した。
■「5年目では、37%が死亡し、44%が死亡したか非致死的MIを発症し、61%が心臓病棟へ再入院し、27%が晩期の血行再建術を受けていた。死亡、MI、晩期の血行再建術、または心臓病棟への入院からなる複合イベントの5年発生率は76%であった」と同研究者らは続けた。
■「虚血性心疾患の罹患率と死亡率を抑制する試みを、冠動脈疾患の一次予防と共に始める必要がある」とDr. Cavenderは述べた。
「人々は自分の健康に責任を持ち、食事を改善し、運動を増やし、禁煙することによって予防手段を講じるべきである」
「診断が確立している虚血性心疾患患者においては、幹細胞療法が大きな希望を与えてくれる」とDr. Cavenderは補足した。
「Cleveland ClinicはNational Institutes of Health Cardiovascular Cell Therapy Research Networkに加盟しており、現在、患者本人の骨髄由来幹細胞を用いる試験への患者登録を進めている。安全性と有効性が共に立証されれば、細胞療法は虚血性心疾患患者に理想的な方法となるだろう」
Am Heart J 2009;158:933-940.
出典 ロイターヘルス 2009.12.15
版権 ロイター通信社
<コメント>
原著にあたっていないので内容がいまひとつ理解不能です。
消化不良ですいません。
勤務医の頃といってもはるか昔のことですが、今回の出典のAm Heart J とAm J of Cardialを個人的に定期購読していました。Circulationという雑誌もあったようですが、JACCは確かなかったようです。
現在はわかりませんが、当時のAm Heart J はわりと簡潔な内容で臨床志向だったように記憶しています。
現在もこの雑誌、あるんですね。
きっと読者数は減少しているものと思われます。
American Heart Journal - Home
http://www.ahjonline.com/

吉川龍 「緑に射す」 20F
http://www.nichido-garo.co.jp/exhibition/2009/07/3_1.html
<きょうの一曲> モーツアルト ピアノソナタ 第7番
"III. Presto" from: Sonata No. 7 in A minor, K. 310. (Mozart)
Claudio Arrau plays Mozart (vaimusic.com)
http://www.youtube.com/watch?v=pRXdIfNPib4&feature=related
その他
ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy
(一般の方または患者さん向き)
井蛙内科/開業医診療録(3)~2009.10.15
http://wellfrog3.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~
http://wellfrog2.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21
http://wellfrog.exblog.jp/
(内科医向き)
があります。