戯れ言たれる侏儒
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< ALLHAT・10年追跡結果 | メイン | SEAS試験 >

アテローム血栓症(ATIS)については

アテローム血栓症(ATIS・エイティス)
http://blog.m3.com/reed/20091224/_ATIS_

でとりあげました。
「動脈硬化が基盤となって血栓ができ、血管が詰まる」という概念です。
したがって心源性脳塞栓はアテロームが原因ではないということでATISではないということになるのでしょう。
これはある日の新聞広告の対談記事ですが、冠動脈疾患との関連が書かれた記事で勉強しました。

##アテローム血栓症(ATIS)と冠動脈疾患
#日本でも増える冠動脈疾患
  生活習慣病の管理と禁煙で予防を
■日本人のエイティスのなかでは脳血管障害が多いのが特徴といえますが、冠動脈疾患は近年の食事やライフスタイルの欧米化などをベースに、高齢化社会に向けて高齢者で増えているだけではなく、若年層でも着実に増え続けています。
疾患別死亡原因をみた場合、冠動脈疾患で亡くなる日本人は欧米人の約半数ですが、日本での死因の第2位である心臓病は大きな課題といえます。(一色)

■発症領域別の特徴では、脳血管障害で高血圧の関与が非常に大きいですが、冠動脈疾患では脂質異常症や糖尿病のほうが強く影響を与えます。(一色)

■糖尿病があると、まず動脈硬化の進行が非常に速く、血管が細くなりやすく、さらに管理の悪い患者さんの血管は石灰化を伴ってきて硬くなりやすく、非常に血栓形成性が高まってきます。
また、治療しても再び血管が狭くなる確率が高く、あちこちの血管で合併症や心筋梗塞の再発を起こしやすいので、治療に難渋する可能性が高いといえます。(一色)

■喫煙自体が血栓の形成性を高めるといわれており、いくつかの危険因子にさらに喫煙が加わると、相乗効果でかなりリスクが高くなります。
とくに40歳未満の急性冠疾患の人では9割以上にタバコが関係していたという研究報告がありますので、若い人ほど喫煙によるインパクトが強いといえます。(一色)


#再発予防には全身を管理する薬物治療の継続も重要
■心筋梗塞や狭心症などのエイティスを発症した患者さんの冠動脈を内視鏡で見ると、疾患を起こした特定の場所だけが詰まっているのではなく、冠動脈のあちこちにプラーク(動脈硬化巣)が認められますので、たまたま一ヵ所で発症が起こっただけで、いつまた違う場所で発症するか分からない状態といえます。(一色)

■一度冠動脈疾患を発症した人がしっかりとした管理や治療をしないと、次に心臓以外の場所を含むエイティスで亡くなられる確率は年間で数%、5年で10〜20%位と、非常に高い可能性があります。
冠動脈疾患を発症した人の再発を防ぐ「二次予防」でも、一次予防と同じ管理を厳密に行うことが基本的に大事です。加えて、脂質異常症を改善するスタチン系の薬や、血栓を予防する抗血小板薬など複数の薬剤を続けて服用する必要があります。(一色)

■ステントは非常に狭くなった部分や詰まった部分の血管を広げて血流を局所的には正常化させることができますが、ステントでは全身の血管をカバーしきれません。
エイティスは全身の血管の病気ですから、長期的には心臓のほかの部分や、脳や足の血管障害を再発する可能性が高いことを忘れずに、ステントを入れても入れなくても健康管理や薬物治療を継続して行わなければなりません。(一色)

■ステント自体が血管にとって異物であるために、非常に血栓が着きやすいという性質がありますので、とくにステントを植え込まれた方では十分な血栓予防のために抗血小板薬の服用が必須です。
http://www.asahi.com/ad/clients/ATIS/conversation_03.html

 

その他
ふくろう医者の診察室 
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy
(一般の方または患者さん向き) 
 井蛙内科/開業医診療録(3)
~2009.10.15
http://wellfrog3.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録(2)2008.12.10~
http://wellfrog2.exblog.jp/
井蛙内科/開業医診療録~2008.5.21
http://wellfrog.exblog.jp/ 
(内科医向き)
があります。
               

 

固定リンク | コメント (0)

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。