戯れ言たれる侏儒
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第73回日本循環器学会(大阪)の「急性心筋梗塞」のセッションでの「右室梗塞」で勉強しました。
ちょっと調べたら、10年前にすでに同様の研究がNEJMにpublishされているようでもありますが。
N Engl J Med 1998; 338 : 933 - 40
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/338/338apr/xf3380933.htm
#〜右室梗塞合併AMI患者〜
#早期の再灌流療法で死亡率が改善
済生会熊本病院心臓血管センター循環器内科の貫敏章氏らは,日本人急性心筋梗塞(AMI)患者の前向きコホート研究であるHIJAMI研究に登録された患者を対象に右室梗塞(RVI)合併が予後に与える影響について検討。
その結果,RVI合併は右冠動脈が責任病変のAMIの院内予後に重大な影響を与える可能性があり,早期の再灌流療法が死亡率を改善する可能性があると報告した。

#RVI合併例で高い院内死亡率
1999年1月〜2001年6月にHIJAMI研究に登録された17参加施設に入院したAMI患者3,021例のうち冠動脈造影で右冠動脈が責任病変と考えられた915例を,RVI合併例71例と非合併例844例に分けて比較検討した。

RVI合併群のほうが非合併群よりも有意に,
(1)高齢
(2)入院時血圧が低い
(3)RVI前狭心症が少ない
(4)Killip分類のクラス I の割合が少なく,IVの割合が多い
(5)脂質異常症の割合が少ない
(6)クレアチニンキナーゼ最大値が高い
(7)推定糸球体濾過率とLDLコレステロール値が低い
(8)経皮的冠動脈インターベンション(PCI)施行率が高い
(9)心不全の割合とペースメーカーを必要とした割合が高い
(10)退院時のスタチン服用率が低い
―という特徴が認められた。

入院期間はRVI合併群と非合併群に差はなかったが,院内死亡率はRVI合併群のほうが非合併群よりも有意に高かった(P<0.001)。
しかし,退院後の死亡率には両群で有意差はなかった。
単変量解析,多変量解析の結果,年齢,C反応性蛋白(CRP),24時間以内の再灌流療法がRVIの有意な予後予測因子であることがわかった。

出典 Medical Tribune 2009.4.23,30(一部改変)
版権 メディカル・トリビューン社


<右室梗塞 関連サイト>
梗塞前狭心症が下壁梗塞急性期の右室収縮機能を決定
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/article/view?phrase=右室梗塞&perpage=0&order=0&page=0&id=M3442081&year=2001&type=allround
■急性下壁梗塞の発症前狭心症(PIA)は,右室梗塞に伴うショックや完全房室ブロックの発生頻度を減らすとされる。
■右冠動脈近位部病変例では,PIAの有無が下壁梗塞急性期の右室収縮機能を決定する重要な因子である。
右室梗塞
http://www.udatsu.vs1.jp/infarct-sp.htm
■剖検例で,急性心筋梗塞例の12~43%に右室梗塞を合併するが,右室単独の梗塞例は著しく少なく,3.3%と報告されている。
■V4Rにおける1mm以上のST上昇は、感度70~90%, 特異度91~95%で,右室梗塞の診断に極めて重要である。
しかし,このST上昇は発症10時間以内に不明瞭になる。
V1におけるST上昇の右室梗塞診断における感度は10~28%,特異度は87~92%と報告されている。

右室梗塞診断基準
http://www9.ocn.ne.jp/~ginzamed/ginzamed/tisiki/disease/answer/MI_RV.htm

切迫梗塞と右室梗塞の低リスクとの関連
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/338/338apr/xf3380941.htm

右室梗塞の診断
http://plaza.umin.ac.jp/myama/rvimap.htm
(体表面心電図における陳旧性右室梗塞の診断)

右室梗塞後の両室機能と生存に及ぼす再還流の効果
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/338/338apr/xf3380933.htm
■右室梗塞患者では,血管形成術による右冠状動脈の完全な再還流により,右室機能の劇的な改善と優れた臨床転帰が得られる.
対照的に,再還流の不成功は,右室機能の回復不全,持続的な血流力学的な障害,そして高死亡率に関連する.
(N Engl J Med 1998; 338 : 933 - 40 )
<自遊時間>
昨日の昼から当診療所の周囲で猫の鳴き声がしていました。
側溝に紛れ込んだ子猫が出れなくて鳴いているいるようでした。
近所の人もしきりに側溝を覗き込んでいましたが、側溝がコンクリート板で蓋されているのでよくわかりません。
夕方診療が終わってしばらくしてまた鳴いているので手分けして探しました。
見つけたのは、診療所の玄関先でした。

猫好きの女房がかかえて玄関先まで連れてきました。
我が家は熱帯魚と亀を飼っていますが、犬猫を飼うのは御法度になっていました。

今は自宅の玄関先で鳴き疲れて寝ています。

白が主体の三毛猫で生後2週間ぐらい?
後ろから見るとパンダみたいに黒い模様が。

猫嫌いの私としてはさてどうしようかと思っていますが、一番下の中1の娘は飼いたいみたいです。
女房も犬より猫の方が好きかなってなことを言っています。

明日、家族会議を開く予定ですが、思わぬものが転がり込んできて何だか落ち着きません。



久しぶりのミルクだニャー。

 


きょうはつかれたニャー。
パパとママどこへ行っちゃったんだろニャー。

 


後ろ姿はまるでパンダ。
マイホーム完成。

 

困りました。
だんだん情が移って行きます。
さてどうするか。

 

 

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