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血圧測定は日常診療で、ごく当たり前のように行われており、私自身も測定条件について顧みることは余りありません。
冬になり上腕着衣のまま測定することもしばしばです。
こんんことではいけないと思いながら、診療側と患者側のお互いの手抜きでの診察風景です。
大昔の医学生時代に、ポリクリである講師の先生に「血圧測定は奥が深いんだよ」と血圧についていろいろお話されました。
おそらく、講師になられたばかりであり学生用に勉強し直しされたんだと今になって思います。
その先生はその後、高血圧の領域での大家になられました。
ところで、先生方はどのようにして外来で血圧を測定しておみえでしょうか。
わたしはアネロイド血圧計を用い聴診法で行っています。
一昨日、往診用に電子血圧計を購入しました。
以前に大学病院に勤務していたナースが当院に勤務しています。
たまたま私が医療機器フェアに行ったときに貰って来た電子血圧計のパンフを見て「先生、自宅用に自分も買いたいので注文してもらえますか。病棟での血圧測定に使っていました。」と言ったのです。
それなら私もといった軽いノリで診療用についでに購入した次第です。
昨日の診察の際にその血圧計を使って20例ほど聴診法と合わせて同時に測定しました。
収縮期血圧はかなりの一致をみましたが、拡張期血圧に一定の差があったのはいささかのショックでした。
どちらが正しいのでしょうか。


少し血圧測定条件について勉強しました。
血圧測定
http://www.jacd.info/ketsuatsusokutei.htm
測定の条件
〈環境の条件〉
1 静かな部屋で、室温は寒さ暑さを感じない程度に保つ。室温は20~25℃とする。
〈被験者の条件〉
1 測定前の運動、食事、タバコ、寒冷ばくろなど、血圧測定値に 影響ありと考えられる条件をさけるようにする。
2 あらかじめ排尿させ、測定前5分以上の安静(注4)をとった あとに測定する。
3 体位は椅子の座位とする。臥位の場合はその旨記録する。
4 測定部位は右上腕、左の場合は記録する。
5 上腕を緊縛する衣服を着ている場合は脱衣のうえ、マン シェットを巻く。
測定方法
1 水銀血圧計を垂直に置く。
2 マンシェットの中の空気を完全にぬき、そのゴムノウのちゅ おうが上腕動脈にかかるように巻く。巻き方は、ゆるからず、 かたからず、きちっと、マンシェットの下縁が肘窩2~3㎝上に なるように巻く。
3 測定の際には肘関節を伸展させ、測定部位の高さは心臓と同 じ高さにする。
4 まず、触診法で最大血圧を推定し、いったんマンシェット圧 をゼロに落とす。さらに触診法による推定圧値より30㎜Hg上に あげてから、聴診法で最大血圧および最小血圧を測定する。(注5)
5 水銀を落とす速度は、血圧測定点付近では1拍動2㎜Hgとす る。
6 最小血圧は第5点をとる。(注6)
7 目の高さは目盛りと同じ高さにする。
8 測定値の末尾の数字の読みは、偶数値読み(2㎜Hg単位)と し、中間の場合は低い値をとる。(注7、8)
【注1】点検の内容は次のようなことがらである。
イ 水銀血圧計を垂直において圧力を加えないときは、常に指針が ゼロ位にもどっていること。
ロ 使用する血圧計全部を連結して送気をおこない、度目200㎜に 達したとき送気を中止して弁を閉じ、そのままで3分間静置する も水銀柱が2mm以上下降してはならない。
ハ 次に弁を全開したとき、すみやかに1秒程度で指針がゼロ位に もどること。
【注2】
JIS(日本工業規格)に準拠する。
【注3】
聴診器はマンシェットにふれたり、または下に挿入しないようにする。
【注4】
測定前5分以上の安静とは、測定前測定される状態で5分以上の安静という意味で、体位の変化があってはいけない。
【注5】
加圧は連続的にすみやかに行い、再測定にさいしては、圧をゼロにもどして加圧しなおす。
【注6】
第4点を測定し、記録することが望ましい。
【注7】
同時に連続して2回以上血圧を測定したときは、測定値のとり方を明記する(何回目の値か、平均か、高いほうか、低いほうかなど)。
【注8】 (戻る)
測定年月日、時刻、室温などを記録する。
(他に自動血圧計についての記述もあります)
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