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< ASとオルメサルタン その1(1/2) | メイン | DES 費用対効果 >
大動脈弁狭窄症には早期からの治療が大切
堀内
オルメサルタンのACE活性に対する実験の成績はいかがでしたか。
星賀
コレステロールの負荷により,大動脈側を中心にACE発現が認められましたが,オルメサルタン群ではコレステロール負荷群に比べ対照群と同等のレベルまで有意に抑制されました(図5)。

堀内
オルメサルタンによる大動脈弁内皮への影響はどうでしょうか。
星賀
オルメサルタンは,大動脈弁内皮細胞の連続性の破綻(内皮障害)を抑制することがわかりました。
CD31免疫染色の結果,対照群では大動脈側,心室側ともに大動脈弁内皮の連続性は維持されています(図6A)が,コレステロール食を負荷すると,大動脈側の弁の付着部付近で内皮の連続性が失われました(図6B)。
一方,オルメサルタン群では,完全ではないものの,大動脈弁内皮の連続性の破綻がコレステロール負荷群に比べ有意に回復しました(図6C)。
これを定量化すると,CD31陽性率は心室側ではほぼ75%以上に維持されているのに対して,大動脈側ではコレステロール負荷によって顕著に低下し,オルメサルタンの投与によってコレステロール負荷群に比べ有意に回復しました(図6D)。

また,内皮機能のマーカーである内皮型NO合成酵素(eNOS)の発現は,コレステロール負荷によって減少しましたが,オルメサルタン投与により対照群のレベルまで有意に増加しました(図7)。

堀内
動物実験で大動脈弁硬化に対するオルメサルタンの有用性が認められたわけですが,ヒトではどうでしょうか。
星賀
実際に臨床で有用性を検討したいと思っているのですが,スタチン系薬剤やACE阻害薬を使用したこれまでの臨床試験では,否定的な結果も報告されています。
これらの臨床試験では,おそらく薬剤の投与時期が遅すぎたことが影響していると思います。
石灰化が進んだ病態を回復させるのはなかなか難しいのです。
ですから,大規模な試験で,より早期に介入し,なおかつ長期間の検討が必要だと思います。
また,エコーを使用して初期病変の段階から追跡しなければならないでしょう。
堀内
星賀先生の動物実験の結果から考えますと,オルメサルタンを早期に投与すれば,ASや大動脈弁硬化を抑制する可能性が十分期待できますね。
Medical Tribune 2007.11.1
版権 メディカル・トリビューン社
ttp://mtpro.medical-tribune.co.jp/article/view?perpage=1&order=&page=0&id=M4044141&year=2007
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<自遊時間>
昨日、MRと面会しました。
脊柱管狭窄症の治療薬(内服)の啓蒙冊子を持参しました。
あるキャラが写真入りで出ていました。
彼曰く「この疾患にかかって手術を受けたある大物キャラを使おうとしたんですが、ギャラの折り合いがつかなくて急遽この方になったという裏話があるんです。」
病気になって金儲けが出来る。
芸能人ってそんないいこともあるんですね。
全国講演行脚の先生方。
1~2か月前に、ある週刊誌に1回の講演料が公開されていました。
各製薬メーカー一律の金額でした。
これって・・・。
きょうは下世話な話題になってしまいました。
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