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高性能ACEI
http://blog.m3.com/reed/20071023
という内容で10月23日に書かせていただいた内容について
以下の内容のコメントをいただきました。
その1
本当に私もARBが過度に評価されているように思います。
冠動脈疾患、またCKDのコントロールにもACEIの方がEvidenceが揃っています。
しかし、イミダプリル、キナプリル、トランドラプリル等の「高性能ACEI」がそれ以外のACEIに比して確かに臓器保護に優れるという臨牀データはあるのでしょうか?
理論的には、組織親和性が高く、T/P比が長いものの方が良さそうな気はしますが、実際の臨牀でこのあたりの違いはどうなんでしょうか?
written by のんきい / 2007.10.23 07:03
その2
高性能ACEIに関しては、相当誇張がありすぎると思っています。
当然トランドラのような脂溶性で長時間作動型のACEIとレニベース・カプトプリルのような水溶性で短時間作動型のACEI間で、同じ土俵で(というより前者に有利な)比べると結果の差が明らかになります。
しかし、問題は血圧をSurrogateマーカ(代用評価項目)とすると、それだけでは組織RASの抑制は不十分であることが明らかにされています(下がっていてもRASの抑制ができていない;ARBとの併用が有用ですが)。
そこで、ACEIの投与量と使いかたが非常に重要となります。後者を十分臓器保護として使用するならば、分割頻回投与が有効です。前者の場合なら分割投与よりむしろ一回の量を増やす方が有効です。
繰り返しますが、一番重要な点は降圧でなくて(もちろん大切ですが)、いかに臓器保護を24時間しっかり得るかです。
上記をご注意いただくと、コスト、忍容性の問題をのぞくと、どれを使用しても変わらないと思います。
written by COOPERATE / 2007.11.20 19:19
アンディ 草原と馬 リトグラフ
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d79124950
高性能ACEI (その1)
http://blog.m3.com/reed/20071023
高性能ACEI (その2) http://blog.m3.com/reed/20071027
高性能ACEI(その3)
http://blog.m3.com/reed/20071103
高性能ACEI(その4)
http://blog.m3.com/reed/20071104
コメントはあまりいただけないのでとてもうれしく思います。
忌憚のない意見を取り交わすのがブログの醍醐味と思います。
これからもFace to faceの意見交換ができるといいなあと念じております。
昨今、なかなか本音がいえる機会が減りました。
学会しかり、大規模臨床試験のコメントしかりです。
しかるに、昨日の私のブログに転載させていただいたK先生のコメントはかなりエキサイティングでシニカルな内容のものでした。 HIJ-CREATE
http://blog.m3.com/reed/20071128
研究者とはいえ人間です。
それぞれの立場で無難なコメントをするのが賢い生き方、処世術というものです。
ところがK先生のコメントたるや歯に衣着せぬ快刀乱麻ぶりでした。所属が大学でないということもあるのでしょうか。
私(達)は、このようなコメントはわかりやすくて大歓迎です。
一度、K先生の講演を聴いてみたいとも思いました。
JIKEI HEART Study
http://blog.m3.com/reed/20070822
JIKEI HEART Study(その2)
http://blog.m3.com/reed/20070910
他に 「井蛙内科/開業医診療録」 http://wellfrog.exblog.jp/があります。
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