戯れ言たれる侏儒
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DES留置後の抗血小板療法

戯れ言たれる侏儒 / 2007.10.22 00:48 / 推薦数 : 0

抗血小板療法による薬剤溶出性ステント留置後のイベント抑制効果
Clopidogrel use and long-term clinical outcomes after drug-eluting stent implantation
(薬剤溶出性ステント留置後のクロピドグレル使用と長期臨床転帰)
<背景>
DESに関する最新の研究により、現行の抗血小板療法はステント血栓症の予防には効果が十分でない可能性が示唆されている。
<目的>
冠動脈疾患治療のために、DESとBMSを留置された患者におけるクロピドグレル使用と長期臨床転帰の関連を評価する。

<結果>

<コメント>

2つの太字に注目。DESでのクロピドグレル非投与群で成績が悪いのが分かります(実線)。

<結論>
薬剤溶出性ステント術を受けた患者において、クロピドグレルの長期使用は死亡および死亡/心筋梗塞のリスク低下に関連している可能性が示された。
しかし、クロピドグレルの適切な投与期間は大規模な無作為化臨床試験でないと明確にできない。

<解説> 

田辺健吾先生(三井記念病院循環器内科医長)
●BMSの場合、アスピリンに加えてチェノピリジン系の抗血小板薬(チクロピジンやクロピドグレル)を投与する2剤抗血小板療法の必須期間は従来1カ月とされてきた。
●現在、日本で使用可能なDESとしてはシロリムス溶出性ステント(Cypher)とパクリタキセル溶出性ステント(TAXUS)がある。
●添付文書上、2剤による抗血小板療法が必要な期間は前者で3カ月、後者で6カ月とされている。
●BMSに比べて長期なのは、ステントに塗布された薬剤が、再狭窄の原因となる血管平滑筋細胞の増殖だけではなく、内皮細胞の増殖も抑制するため、金属表面の再内皮化が遅れ金属が剥き出しとなっている期間が長く血栓性素因が高まっている期間が延長するのではないか、と考えられているためである。
●最近発表されたAHAなどからの勧告では2剤投与は12カ月以上が望ましいとされている(Grines Cl,et al.Circulation.2007;813−818)
●現在チクロピジンにはPCI後の投与の適応があるが、クロピドグレルにはない(脳梗塞後のみの適応)。
●近々わが国でもクロピドグレルの適応が拡大される見込みであり、循環器領域のクロピドグレルに関する論文などの情報収集には務めるべきである。

MMJ3;10:802-803,2007より

<コメント>
務めるべきは関連学会だと思います。http://blog.m3.com/reed/20070903
24時間ホルター血圧計(ABPM)がいまだに保険適応にならないのは、日本高血圧学会の怠慢もあると思います。

MMJ3;10:802-803,2007より

 

薬剤溶出ステント:最近話題のキーワード:日経メディカル オンライン
https://medical.nikkeibp.co.jp/ACSF1011.action
(後で入力する をクリックして下さい)

アスピリンとクロピドグレル(プラビックス)の比較試験
http://tomochans.exblog.jp/3609211/

[PDF] 薬剤溶出性ステントについて 教えて下さい
http://www.kessen-junkan.com/2005061302/19.pdf

パクリタキセル溶出ステントは急性冠症候群患者に対して安全
かつ有効か?
http://www.natureasia.com/japan/ncp/ncpcardio/pp/0511/1.php

[PDF] クロピドグレルとチクロピジンとの 薬効の違いと安全性について教えて 下さいhttp://www.kessen-junkan.com/2007031501/Q44.pdf

冠動脈再狭窄予防に対するパクリタキセル溶出ステント
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/348/348apr/xf348-16-1537.htm

最新のステント治療術について
http://www.shinshinkai.net/watashitachi/1_8.htm

DESは血栓形成性が高く、長期にわたる2種類の抗血小板療法を要する
http://www.nv-med.com/tct/05/pdf/11.pdf

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

<追加> 

昨日、セララ発売記念シンポジムに出席しました。

有意義な講演会だったと思います。 

 ●原発性アルドステロン症(PA)は意外に多い。高血圧患者の 6~8%を占める。中には正常のカリウム値の場合もある。(西川哲男先生)

 ● 食塩感受性高血圧とMetsは実は関係がある。

肥満者では減塩による降圧効果が期待できる。

Metsでは微量アルブミン尿の頻度が高い。

(藤田敏郎先生)

 

アルドステロン受容体拮抗薬 その2 http://blog.m3.com/reed/20071020

TOHP試験(減塩食の長期効果) http://blog.m3.com/reed/20071021/TOHP_ 

お医者さんはいませんか?
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/10/22

 

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