戯れ言たれる侏儒
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最近JAMAに「TGと心血管イベント」に関する研究が相次いで掲載されました。

論文 1(デンマーク)
Nonfasting Triglycerides and Risk of Myocardial Infarction, Ischemic Heart Disease, and Death in Men and Women
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/298/3/299?lookupType=volpage&vol=298&fp=299&view=short
Nordestgaad et al. JAMA. 2007;298:299-308.
(非空腹時のTG値の上昇が心血管イベントに関連する)
最近JAMAに「TGと心血管イベント」に関する研究が相次いで掲載されました。

論文 1(デンマーク)
Nonfasting Triglycerides and Risk of Myocardial Infarction, Ischemic Heart Disease, and Death in Men and Women
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/298/3/299?lookupType=volpage&vol=298&fp=299&view=short
Nordestgaad et al. JAMA. 2007;298:299-308.
(非空腹時のTG値の上昇が心血管イベントに関連する)
<内容紹介>
●男性6,394例と女性7,587例を抽出して平均26年間追跡。
●非空腹時TG値の上昇は、男女いずれにおいても心筋梗塞(MI)、虚血性心疾患(IHD)および死亡リスクの増加と関連し、特に女性において強い関連性がみられた。
●さらに非空腹時TG値の上昇に伴いRLPコレステロール値も上昇することが分かった。
●Nordestgaad氏 のコメント
今回の知見が証明されれば、アテローム動脈硬化リスクの予測に非空腹時の脂質プロフィールを用いることで、臨床診療を簡略化できる可能性がある。
TG値が442.5mg/dLを境にそれ以上になるとハザード比(HR)が急激に上昇する場合がある。

RLPの炎症惹起作用の解明とその制御
http://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/3/129_167/_article/-char/ja
RLP-コレステロール
http://uwb01.bml.co.jp/kensa/conpe.asp?d=10&t=20&k=3511&e=0
リポ蛋白
http://hobab.fc2web.com/sub2-lipoprotein.htm

論文 2(米国)
Fasting Compared With Nonfasting Triglycerides and Risk of Cardiovascular Events in Women
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/298/3/309
Bansal et al. JAMA. 2007;298:309-316.

(心血管イベントリスクの評価には食後TG値が空腹時TG値よりも優れた指標となる
<内容紹介>
●女性26,509例を平均11.4年間フォローアップし、心血管リスクの指標として空腹時と非空腹時のTG値を前向き研究で比較した。
●空腹時TG値を複数の因子で調整すると、心血管イベント発生との関連性が弱まる。
●対照的に、非空腹時TG値は、完全に調整したモデルであっても、心血管イベント発生との独立した強い相関があった。
●特に食後2〜4時間に測定したTG値が、心血管イベント発生と強い相関があった。
●Bansal氏 のコメント
TG値が空腹時の値に戻るまでに食後最大12時間を要することを考慮すれば、多くの人は1日24時間のほとんどを非空腹の状態で過ごしている。このため、非空腹時TG値がアテローム発生に関与するのであれば、空腹時TG値の測定により血管リスクを表すことは不適切である。

JAMA. 2007;298:336-338(Bansal氏の付随論評)
血清TG高値は、リポ蛋白質代謝異常、肥満、インスリン抵抗性、糖尿病、HDL-C低値などの多数の因子に関連する。

非空腹時TG値に関する最近の研究で、309.7mg/dl以上の被験者は
132.7mg/dl未満の被験者と比べてリスクが5倍である。
Stensvold U,et al.BMJ1993;307:1318-1322

最近、空腹時と非空腹時のTG値を調査したメタアナリシスが発表されました。
Sarwar N,et al.Circulation2007;115:450-458)

<参考>Medical Tibune 2007.10.18

<コメント>
何だか食後高血糖によるグルコーススパイクの話と似ていますね。
この食後高血糖と同じで食事内容や食後経過時間が一定にできないためスタディとしての限界を感じてしまいます。
75gOGTTの際にTGも測定したいと思うのですが保険の制約もあって我慢しています。

食後高血糖とHbA1c
http://wellfrog.exblog.jp/6936730
(私の別ブログです。)

 

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