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ALOFT (ALiskiren Observation of Heart Failure Treatment) studyは、アリスキレンによる降圧作用以外の作用に注目した最初の試験です。
2007年9月にウィーンで開催された第29回ヨーロッパ心臓学会でその結果が発表されました。
世界で初めて承認された、唯一の直接的レニン阻害薬アリスキレン
心不全の重症度マーカーの低下と優れた忍容性データを発表
•アリスキレンは、心不全の重症度を示すとされている脳性ナトリウム利尿ペプチド (BNP)を有意に低下する。
•アリスキレンは、心不全を悪化させる可能性のある他の高血圧症治療薬と異なり、心不全に対する標準的な治療薬に加えた場合も優れた忍容性を示す。
アリスキレンは、直接的レニン阻害薬と呼ばれる新しいクラスの降圧薬であり、2007年3月に米国で、同年8月に欧州委員会(EU)で承認されました。
心不全を悪化させる可能性があるカルシウム拮抗薬やある種のベータ遮断薬などの降圧薬とは異なり、アリスキレンは、心不全という難治性疾患患者に使用した場合、プラセボと同等に安全性が高く、忍容性にも優れていることが示されました。
ACE阻害剤やアンジオテンシン受容体遮断剤(ARBs)を含む既存の標準的治療薬にアリスキレンを加えた12週の試験によると、アリスキレンを投与したわずかな患者で高カリウム血症(カリウム濃度の上昇)が観られましたが、プラセボ投与の患者より有意ではありませんでした。その程度は、軽度であり、治療結果には影響はありませんでした。
試験結果によると、心不全の標準的治療にアリスキレンを加えた場合、BNP濃度は、標準的治療に比べ、約5倍かつ有意に低下しました。
スコットランドにあるグラスゴー大学の英国心臓研究財団心血管研究センターのジョン・マクマリー博士は次のように述べています。
「ACE阻害剤でレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)を阻害することによって、明らかに心不全に効果があります」。
「我々の疑問は、RAAS をさらに阻害するためにアリスキレンをACE阻害剤に加えた場合、安全かつ心不全に対する効果がより上がるかどうかということでした。
我々の試験では、アリスキレンを標準的治療に加えた場合、忍容性に優れているばかりでなく、血液検査で心緊張の指標を示すとされている血漿中のBNP濃度を低下させることがわかりました。
BNP濃度の低下が臨床効果の改善に影響するか否かを調べるためにはさらなる研究が必要です」とマクマリー博士は述べています。
ALOFT studyは、大規模臨床プログラムASPIRE HIGHERの中の最初の試験で、アリスキレンが、高血圧を引き起こすプロセスの引き金となる酵素であるレニンを直接的に阻害することにより起こる降圧作用以外の作用に注目したものです。
心不全患者に対するアリスキレンの使用結果に関する追加データと腎不全患者に対する新しいデータが今年の後半に発表されることになっています。
ノバルティス ファーマ社の開発部門責任者であるジェームズ・シャノン医学博士(James Shannon, MD)は次のように述べています。「アリスキレンは忍容性に優れ、血圧を強力に低下させることが各臨床試験で一致して示されています。ALOFT studyでは、アリスキレンが心不全という難治性疾患患者においても降圧作用以外の作用をもつ可能性があることを示しています」。
Medical Tribune 2007.10.11より
世界で初めて承認された、唯一の直接的レニン阻害薬アリスキレン
心不全の重症度マーカーの低下と優れた忍容性データを発表http://www.novartis.co.jp/news/2007/pr20070907.html
http://www.novartis.co.jp/news/2007/pdf/pr20070907.pdf
マックナイト KobeGoldMt.Rokko http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m44580932
<番外編>米国で研究者の論文発表件数が減少。
米国科学基金(NSF)はこの原因究明に乗り出し、この傾向が特定の分野に限らないことを、Science(2007;317:582)に発表した。
量より質を重んじる傾向、アジア諸国の学術論文がすぐれていることが理由と推論している。
上述のESC2007でも応募は92カ国からされ5.89%はにほんからの応募で、英国やフランスより多かったとも紹介されています。
Medical Tribune 2007.10.11
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