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今日は何故だか、次から次へと女の子(と言っても、成人も含みますが)の面接が、10数人続きました。
高校生から20代後半まで、
やけに元気な子、やけに強気な子、泣いてほとんど喋らず終わった子、無事に大学入学が決まった子、無事に進級できた子、一つ一つ丁寧に話さないと言葉理解の難しい子、とりあえずしゃべりに来る子、合間に、小学生のおませな子、とぼけた子・・・・・様々でした。うち、数人は、アスペルガー症候群の子です。
女の子の多くは、落ち着いてくると自分の方から動き出すことが大半なので、面接と言っても、私の方が、
「へーぇ、へーぇ」と聞いているだけでおしまいです。
・・・・そうそう、定額給付金のお知らせがわが街にも来ました。夫婦+子ども3人、出来れば貯金はせずに、ぱっと、使っちゃいたいですが・・。
精神科医と言うと、カウンセリングをしてもらえる・・・と思っている人が多いかも知れませんが、私を含めて、多くの精神科医は、それ程専門的なカウンセリングをすると言うよりも、何となく、本人の話を聞いて、まぁ、診断をして、それも考慮しながら、処方も考えて、まぁ、何となく話を聞いて、面接が終わる・・・と言うパターンでは無いでしょうか(きちっと、精神療法をしている先生、すいません)。
ということで、私自身、心理療法とか、カウンセリングとかを人に教えてもらったり、それ程の講義を受けたと言うこともありません。・・と言う中での、面接での話もたまにはしてみようかなと思っています。
・・・と言いつつも、カウンセリングの仕方とか、面接の仕方とか、講義を頼まれたりするのですが。
まぁ、まず、気をつけることは、何かアドバイスを急いでしようと思わないことでしょうか。
話をきいて、5分もして思いつくようなアドバイスって、世の中のほとんどの人が思いつくようなアドバイスで、もちろん本人も思いつくようなです。
そう言うアドバイスで、解決するわけではなく、ましてや、患者さんからすれば、
「そんなアドバイス、今までイヤと言うほど家族や大人からされたわ、それがイヤでここに来たんやろ?」
と叱られてしまいそうですね。
不登校やいろいろな問題が出てくると、本人も大変ですが、家族も大変です。
ちょっと、普段より厳しくしてみたり、普段より優しくしてみたり。
けれども、なかなか、どのように対応してもうまく行きません。
行きつくところは、
「まぁ、お母さん、急いでもうまく行かないし、今は、普通通りに行きましょう」
「そうですね、今は、普通通りにやってみます」
「そうそう」
「ところで先生、普通ってそんなんですか」
「どんなんだろうね?」
・・・・普通にするって言うことが、一番難しかったりで。
思春期の子どもと話をしていると、後々になって、
「あんな風に言ってもらって良かったです」とか、「あの言葉がとても印象に残っています」なんて、時には感謝されたりするのですが、意外と、こちらの方は覚えていなかったり、時には、「絶対にそんなことは言っていないのに」と思うこともあります。
とはいえ、今更、否定するのもややこしくなるので、そのままにしていたり。
こういった場合は、こちらの言葉が良かったんじゃなくて、本人がその時思っていた気持ちが、たまたまその時の言葉にフィットしたり、まとまったりしただけの話です。時には、うまい具合に聞き間違いをしてくれていたりもします。
とある大学生に、「とても、頑張っているね(これを、時には地元の方言で、時には大阪弁で言うのですが)」と聞くと、
「やっぱり、先生に、そろそろ我慢の潮時だと言ってもらって良かったです」と感謝されました。
・・・・いや、私は、「我慢のし時」といったつもりだったんだけど、まぁ、いいか・・・。