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不登校や、学校の中での問題を理由に、私の所に来られる方の多くは、(最初から診断はついていませんが)発達障害を持っておられます。
かといって、もちろん、皆が皆、発達障害があると言うことでもありません。
とある、不登校をしている高校生の息子を持つ、お母さん。本人と面接をして、(もちろん、本人との話をそのままお母さんに伝えると言うことはしませんが)、そのあと、相談に来られました。
「どうして、学校に行きたがらないんでしょう」
「本人は、面白くないって言っていたんで、そうなんでしょう」
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http://blog.goo.ne.jp/papamama0117/e/aa3aa853a63505feb028970ea91222b0
中学校2年の不登校の男の子を持つお母さん。
「なかなか、子どもと学校や将来の話ができません。話をしようとすると、機嫌が悪くなったり、その話はするなという目つきをしたり、そそくさと自分の部屋に逃げて行ってしまうんですよ」
まぁ、良くあるパターンですね。
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http://blog.goo.ne.jp/papamama0117/e/f2634976560f13b94d270576f7df6e43
「多動っぽい子、アスペっぽい子、学校行けない子 ~精神科から診た子ども、ときどき大人~」
子どもが不登校になると、他の兄弟にも影響が出てくることがあります。
特に、その兄弟が小・中学校の頃は、そういう傾向が強く出てきます。
一番の原因は、不登校の子どもが、お母さんを独占してしまうってところでしょうか。他の兄弟からすれば、お母さんを独り占めされてしまうような強い不安に襲われ、
「私だって学校に行かない」
「俺も今日、休みたい」と言い出します。
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http://blog.goo.ne.jp/papamama0117/e/f6653423a0245a82e83fd1e48d6e1104
いよいよ、夏休み突入ですね。
ところで、不登校の子どもを抱えたお母さん方から、「こんな事は言っても良いでしょうか、いけないでしょうか?」という質問をお聞きします。
まぁ、不登校の子に、勉強の話をしたからと言って、学校の話をしたからと言って、それで学校に行くなんて事はありえませんから、
「学校に行かせたい」なんて事を目的にして話をするのなら、効果は無いでしょう。
とはいえ、私の方は、「お母さんが言いたいのなら、別に、言ってもいいんじゃない」って、お答えします。
(続く)
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http://blog.goo.ne.jp/papamama0117/e/9ab15ff1cb8334ab1a56ff76368d4680
5月の連休明けに、ブログの一部の移転を考えています。引っ越し先は、あらためて掲載しますが、引きつづきよろしくお願いします。
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【不登校・どう関わる?】-53
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-9- (4月26日の続き)
ある程度、外出ができる様になって来ると、これまでのように、ビデオショップや書店だけでなく、もう少し日常的に通える場所へ出かけていくことになります。
その場所が、ある子はこれまで通っていた学校であったり、ある子は不登校の子ども達が通う適応指導教室やフリースペースであったり、アルバイトの場所であったり、女の子であればアニメやアイドルを介した友だちが集まる場所であったりします。
学校に戻る子どもも、放課後だけ学校に行く子、相談室・保健室に行く子もいれば、学校に行く以上は教室に入るという子もいます。
親御さんは、ある程度外に出られるようになると、何とかどこかに結びつけたいと考えることもあります。そこで、いろいろな情報を集めます。
学校に行けないとなると、どこか不登校の子が通える場所はないか、中学校卒業となると、全日制の高校に行けるのか、そうでないとしたら、定時制なり、通信制なり、県外の高校なり、どこか通える場所がないかを考えます。
こういった情報を集めることは悪いことではありませんが、大切なのは、それをどのように本人に提供するか、どのように勧めるかです。
本人にとっても、情報をもらうことによって選択肢が広がります。けれども、自分としては、まだそんな余裕がなく、今の生活で精一杯という状況の中で、強引にその様な情報を勧められると拒否してしまいます。
大人は情報を提供しているだけでも、どこかで焦りがあると、本人がOKするまで何度も何度も繰り返し勧めてしまい、実は情報を提供しているのではなく、無意識のうちに強要してしまうこともあります。
どこの高校を選ぶかは、本人を含めて一度見学してみることが一番良いのですが、本人が「見学は行きたくないが情報は知りたい」と言うのであれば、親御さんだけでも見学に行くと言うこともあります。
しかし、本人が嫌がるのを無理矢理連れていくと、本人は嫌々ながら連れてこられたところに良い感情は抱かず、その後はまず行きません。それ以上に、もし本人がもう少し落ち着いてからだったら行っていただろう場所でも、一度嫌な体験をして連れて来られたところには二度と行きたくないと感じ、せっかくの機会をつぶしてしまう事もあります。いろいろな場所の選択は、本人に情報を与えて、後は本人が動くのを待つことにいたしましょう。
(と言いつつも、男の子の中には、最後に少し手を差し伸べてあげる必要のある子もいないわけではありませんが)
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-8-② (4月23日の続き)
二番目は、無関心タイプです。自分たちの生活が大変で、あまり協力してくれないと言う感じです。協力してもらえないとなると、なかなか両親としては不満の残るところですが、一番目のタイプに比べると、一層のこと無関係を装ってくれる方がまだマシと思うこともあります。
三番目は、本人を受容的に受け入れてくれるタイプです。理想的には、こういった対応が一番うまく行きます。
ちょっと疲れたときに休憩できる、くたびれたときに話を聞いてくれる。それも、学校に行くとか、行かないとか、勉強がどうだとか言わずに、ごく今までと変わりない話ができる。
不登校になると、意外と大人と子どもの会話は減っていきます。
大人の人は、何とか不登校の問題を解決しようと思うあまり、何かにつけ勉強の話や学校の話に会話の話題を持っていこうとします。
もちろん、本人はそれを拒否します。一方で、本人が、勉強以外の話題をしようと思っても、勉強以外のことには耳を傾けてもらえません。
この様な状況の中で、気楽に勉強や学校とは関係のない、ちょっとした普段の話を聞いてくれるおじいさん、おばあさんがいれば、本人もホッとひと息。
そう言った環境の中で、本人は少しずつ元気を取り戻してきます。昼寝の一つもさせてもらえるような、おじいさん、おばあさんのところが、そんな安心できる居場所であれば、不登校やひきこもりの子にとってありがたいものです。
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-7-② (4月15日の続き)
この時期に何か新しい趣味や習い事を始めたり、あるいは周囲が勧めたりすることがあります。
そのこと自体は悪いことではありませんが、不登校の時に始めた趣味などは、多くの場合、再登校するに従い興味を失っていきます。
あくまでも、不登校の時に始めたものは、不安な時間を埋めるための代償的なものであったと言うことは良くあることです。
こうして、少しずつ外の世界に慣れてくると、今度は、次のステップへと向かってきますが、それがどこに向かうかは子どもによって様々です。
【不登校・どう関わる?】-49
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-7-② (4月11日の続き)
よく、「気分晴らしに外に出たら」「散歩でもして来たら」と言う人もいますが、目的が無いのに外に出るのは難しいものです。
多くの場合は、ある程度、自分の行きたい目的地を決めて、一人で外出できるようになって行きます。最初の交通手段として、一番よく使われるのは自転車です。少しくらい距離が離れていても、頑張って自転車で行きます。なぜなら、途中で知り合いに出会っても、自転車なら無視して一目散に逃げていくことができるからです。
学校の先生や友だちと仮に目があって気づかれたとしても、適当に頭を下げてそのまま逃げていくこともできます。歩いているとそうは行きません。先生の中には、これは良い機会といろいろと話しかけて来る人もいるでしょうから、なかなか本人は逃げることができません。バスやJRの中では、ますます状況は最悪です。次の停留所や駅に着くまで、逃れることはできません。
でも、自転車ならそのまま一気に逃げることができます。まさか、自転車で追っかけてくる先生はいないでしょう。
(一度、追っかけてきた体育の先生がいましたが・・・・)
【不登校・どう関わる?】-48
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-7-① (4月5日の続き)
親御さんと一緒に外に出る経験を繰り返すうちに、集団の中に行くことに身体が慣れてきて、今度は、兄弟と一緒に出たり、一人で出かけたりするようにもなります。
もっとも、まだまだ人と深い会話をするのは難しく、最初は、レジの人などと最小限の会話をする程度です。
始めの頃は、親と車で出かけて、自分の行きたいビデオショップや書店に行って、自分は駐車場の車の中で待っていて、親や兄弟に頼んで自分の欲しいものを買ってくるように頼んだりします。
徐々に慣れてくると、今度は、自分自身で周囲の気配を伺いながら、同級生がいないか確認しながら、逃げるようにそそくさと、必要なものだけを選んで戻ってきたりします。
そう言ったことを繰り返すと、今度は、自らの意志で、あるいは、仕方のない状況に追い込まれると、一人で出かけて必要なものを買いに行ったりするようになります。
子どもにとって、それ程までに仕方のない、追い込まれた状況と言えばどんなことでしょうか。
例えば、小栗旬の大ファンで、一日でも早く『クローズ ZERO II』をみたいとか、メイちゃんの執事 DVD-BOXを手に入れたいのに、誰も注文してくれないとか、でも、パソコン壊れちゃったし、そのためには自分で行くしかない、という緊急事態です。もちろん、ある程度まで外に出られるようになっていないと、思い切って出るのもなかなか難しいのも事実です。
【不登校・どう関わる?】-47
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-6-② (3月28日の続き)
最初は、連れ出そうと思わずに、お父さんやお母さんが、自分たちの用事で出かけるときに、「これからスーパーに行くけれども、一緒に行く?」「書店に行くけれども、連いてくる?」と言った感じで尋ねてみましょう。
あくまでも、本人のためにだけにわざわざ出るのではないこと、そして連いて来るか来ないかは、本人の自由で、どちらを選んでも良いと言うことにしましょう。
最初は車で一緒に、もしかしたら、「自分は駐車場の車の中で待っている」と言うかも知れません。それはそれで、無理に連れ出さず、様子を見ましょう。安心感が出てくれば、少しずつ、行ける場所が広がってきます。
ただ、一つ一つの行為はそれで終わりにしましょう。
「今日は、本屋に出られたから、明日は、帰り道に学校の近くを走ってみて、ついでに学校に寄ってみたりして……」なんて甘い考えはやめましょう。
まず、親子で一緒に外出できれば、それでとりあえずはOKです。学校へ結びつけることを考え過ぎると、子どもへの誘いが、すべて学校へ連れて行くための手だてだと受け取られ、警戒心や緊張が強くなって、返って外には出なくなってしまうこともあります。