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Doctors Blog

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  「まぁ皆さん聞いてください」

  と言って、ぼやきを書くわけではありません。私の世代の関西人は、小さい頃、こんな漫才をよく聞いていました。人生幸朗・生恵幸子のぼやき漫才ですが、1982年人生幸朗さんの方が亡くなって以降、ぼやき漫才は無くなってしまいました。 世の中の様々な出来事に対して次から次へとぼやき、非難し、最後に、「責任者出てこい!」「出てきたらどないすんのん!」「謝ったらええんゃ!」がお決まりのフレーズですが、先日、相方の生恵幸子さんが亡くなられたと新聞に載っていたのを見て、思わず書いてみました。

   人生幸朗さん曰く、「みなさん、これは私がぼやくのやのうて、今の世の中が私をぼやかしまんねん」と。今の時代に生きていたらどんなぼやきを見せてもらえるんでしょうね。

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 アスペルガー症候群の方の生活のしづらさの中の一つとして、言葉理解の難しさがあります。「あれ」「これ」「それ」と言った代名詞や、「きれい」「美しい」と言った形容詞などが、なかなか理解できないと言われる人がおられます。(この部分には、それ程、問題を抱えていないアスペルガー症候群の方も、おられます)大人になっても、こういった言葉が理解できないという人も居れば、最近になって、自分がこういった言葉が理解できて居ないことそのものに、初めて気づきましたという方もおられます。

  (以下、フィクション・ドラマです)

  とある検診で、

  「おかあさん、子どもさんは、かわいいですか?」

  「さぁ、分かりません」

  「えっ、分からないって、子どもさんがかわいいって、思ったことは無いのですか」

  「思ったことは、ありません」

  「・・・・・・、虐待?虐待?虐待?→→→とりあえず通報」

  引き続き、児童相談所で、

  『おかあさん、子どもさんは、かわいいですか?』

  「さぁ、分かりません」

  『えっ、分からないって、子どもさんがかわいいって、思ったことは無いのですか』

  「思ったことは、ありません」

  『・・・・・・、虐待?虐待?虐待?』

  それならば、

  『おかあさん、子どもさんの食事は作ってますか?』

  「はい、作っています」

  『子どもさんは、食事を食べていますか』

  「はい、食べています」

  『子どもさんと一緒に、お風呂に入っていますか』

  「はい、入っています」

  『洗濯はしていますか』

  「はい、洗濯はしています」

  『子どもさんは、かわいいですか?』

  「さぁ、分かりません」

  『かわいいって、どんなことか分かりますか?』

  「さぁ、かわいいって、どんなことか分かりません、かわいいって、何ですか?」

  ・・・・ごく普通通りに子育てをしていながら、危うく、「虐待をしている親」と疑われそうになったアスペルガー症候群の方のお話でした。

  (※私は、別に、児童相談所の職員ではありませんが)

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2月3日節分の日は、家族で北北西を向きながら黙々と太巻きを丸かぶりしました。とはいえ、私は、大学に入る19歳までを大阪で過ごしましたが、このような習慣は知りませんでした。大阪の船場の商人が、商売繁盛を祈願して始めたとのことですが、我が家はミナミの細々とした小売店だったので、ちょっと違ったのでしょうか?(それ程、商売繁盛もしていなかったし・・・・・)

 

ところで、前回、ADHD(注意欠陥多動性障害)を伴うアスペルガー症候群の話を書いてみましたが、今回は、そのつづきです。

小学校2年生の男の子、学校から帰って来るや否やランドセルを玄関においたまますぐに遊びに出かけてしまいます。友だちの家から家へと遊ぼう遊ぼうとさまよい歩き、夕食前になってもなかなか帰ってきません。こういった相談を受けると、家庭の中に大きな問題が無ければ、「まぁ、年齢的にこんなもんでしょう」となるかも知れませんし、他の症状を参考にして、「ADHDの可能性がありますね」となるかも知れません。

ところが、アスペルガー症候群の子を見ていると、小学校高学年になると大人しくなったが、低学年の頃は、毎日外に遊びに出ていました・・と言うことも多々あります。

すると、家族の中には、「うちの子は、こうやって外に出て友だちつき合いもたくさんしていたし、どうして(自閉症スペクトラムの一つである)アスペルガー症候群なのか良く分かりません」と言われる方もおられます。

確かに、自閉症ということばのイメージが、余り人付き合いをしないと印象づけたり、中には、友だちとはほとんど遊ばずブロック遊びをしていたという子もいます。一方で、低学年の頃は逆にADHDを思わせるくらいに遊び歩いていたという子も少なくありません。

この中には、多動や衝動性が強いためにじっとしていられなかったという子もいますが、よくよく聞くと、「何をして良いのか分からない空白の時間が苦手だった」という子もいます。アスペルガー症候群の子の中には、具体的な指示が無い中で空白の時間を過ごすことに強い苦痛や不安を訴える子が少なくありません。そういった子は、空白の時間をじっとしていることができなくて、具体的な遊びができる友だちの家をさまよっているのです。あるアスペルガー症候群の子どもは、金曜日になるとソワソワして、同級生に電話を駆け回って、土日の予定が決まると安心していました。何の計画も無い空白の時間を過ごさなければいけないと言うことが、とても不安だったんでしょうね。

ADHDの子が、アスペルガー症候群の症状を伴っているのか、無いのか、なかなか分かりづらいことも多々ありますが、注意深く症状を見るようにしています。

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昨日、仕事で東京に日帰りで行って、帰ってきました。こちらは、久しぶりの雪で、なかなか交通機関が大変でした。

 

ところで、今週来週と、時間の合い間や時間外に小中学校に出かけていって居ます。この仕事は、ここ数年、続けているものです。その大きな理由は、発達障害、特にアスペルガー症候群について学校の先生方に理解をしてもらおうというものです。

先日も、一人の子どもを巡って、その子の通う学校に出向きました。学校の担当者においで頂くという手もありますが、こちらから出かけていけば、担任や特別支援の担当者だけではなく、校長先生、教頭先生とも合う機会も増え、学校の雰囲気もつかめます。(もちろん、いつもいつも、簡単には時間は作れませんが)

紹介を受けて見させて頂いた子は、アスペルガー症候群でした(もちろん、私の診断が正しければの話ですが)。しかし、学校側は、同じ発達障害の中の、ADHD(注意欠陥多動性障害)であると認識していたようです。もちろん、これは学校側が勝手につけた診断ではなく、小学校低学年の時に多動などが目立ち、指摘されたとのことです。当時の診断名が、ADHDであったことは、決して間違いではありません。

しかし、ADHDと診断を受けた子の中には、高学年になって行くに連れ、多動傾向が治まってくると本来持っていた「こだわり」が前面に出てきたり、一部のことば理解の難しさを持っている子が、それによる不適応が顕著になってきて、改めてみると、アスペルガー症候群と診断されることがあります。ADHDとアスペルガー症候群の両方の症状あれば、基本的には、ADHD症状を伴うアスペルガー症候群と診断して、アスペルガー症候群としての関わりを持ってもらうようにします。

なお、私見ですが、小学校低学年でADHDとして不適応を指摘された子が、アスペルガー症候群が基本にあったと言うことは少なからずあります。特に、「おしゃべり多動(べちゃくちゃ、しゃべりまくる)」や「くっつき多動(べたべた身体をくっつけたがる)」=どちらも、私が勝手に使っていることばですが=は、むしろアスペルガー症候群を疑います。

逆に、衝動性や多動がそれ程強くないADHDは、明確な診断もなされないまま、「だらしない子」と言われ続け大人になっていくような気がします。

・・・ということで、時々、アスペルガー症候群を中心とした発達障害のことについても触れてみたいと思います。

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