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精神科医と言うと、カウンセリングをしてもらえる・・・と思っている人が多いかも知れませんが、私を含めて、多くの精神科医は、それ程専門的なカウンセリングをすると言うよりも、何となく、本人の話を聞いて、まぁ、診断をして、それも考慮しながら、処方も考えて、まぁ、何となく話を聞いて、面接が終わる・・・と言うパターンでは無いでしょうか(きちっと、精神療法をしている先生、すいません)。
ということで、私自身、心理療法とか、カウンセリングとかを人に教えてもらったり、それ程の講義を受けたと言うこともありません。・・と言う中での、面接での話もたまにはしてみようかなと思っています。
・・・と言いつつも、カウンセリングの仕方とか、面接の仕方とか、講義を頼まれたりするのですが。
まぁ、まず、気をつけることは、何かアドバイスを急いでしようと思わないことでしょうか。
話をきいて、5分もして思いつくようなアドバイスって、世の中のほとんどの人が思いつくようなアドバイスで、もちろん本人も思いつくようなです。
そう言うアドバイスで、解決するわけではなく、ましてや、患者さんからすれば、
「そんなアドバイス、今までイヤと言うほど家族や大人からされたわ、それがイヤでここに来たんやろ?」
と叱られてしまいそうですね。
アスペルガー症候群の子どもさんで、今春、大学に進学する人が何人かおられます。
自宅通学ならば、今まで通りの関係を持てますが、県外ともなると、なかなか充分な対応ができません。
親御さんには、県外に出るとしても、出来れば日帰りで行ける程度で・・と話をしていますが、やはり、本人なりの希望もあります。
それぞれの大学には保健管理センターや学生相談室がありますが、どの程度発達障害を理解してもらえるのか分かりませんが、とりあえず紹介状を書くこともあります。
しかし、発達障害の人は、最初の出会いが良く無かったりすると、2度とそこには行かないと言うこともあり、最初に何らかのすれ違いがあって、必ずしもその大学の方とうまくつながるとは限りません。
その為、出来れば、当初は、時々、親御さんに下宿の様子などを見に行ってもらい、親御さんとは定期的に面接などを続けるようにしていきます。