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10年来、3,000人規模の職場のセカンドオピニオン的な事をしてきていますが、ちょっと、その中で感じていることを時々書いて見たいと思います。
※職場環境によって、随分と違うので、すべての職場が同じ状況と言うわけではありません。
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最近は、「うつ」が多くなってきていますが、うつ状態だからと言って、すべてがうつ病だとは限りません。いろいろなストレスが重なって、「うつ状態」になる場合、「うつ病」になっている場合と、反応的にうつ状態になっている「うつ反応」「反応性うつ」の場合があります。・・・と言う2月24日のブログの続きです。
内因性のうつ病の場合は、脳細胞そのものがくたびれているので、休養が必要です。薬物療法も必要です。仕事を休んで家にいても、脳細胞が疲れているので、買い物も、趣味も、テレビも何も楽しく感じません。2、3か月、休養+薬物療法によって、徐々に回復してきます。
一方で、うつ反応の場合は、職場のストレスのダメージが強くあります。当初は、内因性のうつ病とよく似ていますが、2、3週間ほどのんびりすると、むしろ買い物や、趣味や、自分の好きなことであれば、少しずつ出来るようになってきます。個人差はありますが、1か月、2か月もすれば、職場を除けば、普段通りの生活が出来るようになる人もいます。薬物療法も、内因性のうつ病と違って、対症的な睡眠誘導剤程度で良い人もいます。ただ、日常生活は普通に出来ていても、自分がダメージを受けた職場に近づくと、身体症状(吐き気や、頭痛、易疲労など)や強い不安緊張に襲われてしまいます。一見元気そうですが、意外と回復に時間がかかります。のんびりと過ごしながら様子を見るようにします。どの程度の時間が必要かというと、その人の職場のダメージの強さと、ダメージを受けていた期間によって異なります。
同じうつ状態でも、内因性のものなのか、反応性のものなのかによって、治療内容や今後の対応が、少し異なってきます。個人的な印象で行くと、2か月程度以上休まれる人の、2、3割程度が内因性(むしろ、双極性が多い?)、後は、反応性と言う感じです。
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