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酒一気飲み:昨年は大学生ら5人死亡 92年以来3番目(毎日)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090329k0000m040087000c.html
酒の一気飲みによる急性アルコール中毒などで死亡した大学生らが08年は全国に少なくとも5人いたことが、子供らを一気飲みで亡くした家族でつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」(東京都中央区)の調査で分かった。
*********と言うニュース。
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)や久里浜の樋口先生達が頑張って来られて、一時期、一気飲みによる死亡は随分と減ってきたのかと思っていたのですが、なかなかそうでは無かったんですね。ちょっと、残念です。
【不登校・どう関わる?】-46
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-6-① (3月21日の続き)
不登校やひきこもりの子どもも、ごく今まで通りに接することによって、自分の家が安全な場であると感じると、徐々に家の中では気楽に振舞うようになってきます。すると、しだいに身体が向き始めるようになってきます。
夜の人気のない時間帯にだけ外に出る子もいます。友だちと会う心配のない、ずっと家から離れた場所なら出られるという子もいます。でも、人の視線が気になって、ほとんど外に出られないという子もいます。
そんな時は、出やすい場所に、出やすい人と一緒に、まず外に出ることを考えてみます。とりあえずの目標は、少しだけでも人混みに慣れる、自宅以外の行き場所を少しでも作るというあたりです。
出やすい場所は、これまで本人が行ったことのある場所です。無理に会話をしなくても良い場所、本人が行く理由のある場所、書店であったり、電気店であったり、ビデオ店であったり、CD店であったりというところでしょうか。
出やすい相手は、いざとなったらいつでも連れて帰ってくれる人、自分が会いたくない人にもし出会ったら、自分の代わりに応対をしてくれる人、あまり気を使わなくても良い人、怒らない人です。
とりあえずは、家族、一番手はお母さんと言ったところでしょうか。
私のところには、幼稚園児のアスペルガー症候群の方から、成人のアスペルガー症候群の方の様々の世代の方が通って来ますが・・
アスペルガー症候群の人の不安は、その思いついたときに解決が必要な事も多く、
子育て中のアスペルガー症候群のお母さんの中は、不安な事があると、次の診察を待たずに電話がかかってきます。その時に、いろいろなお話をして、一通り終わって、「じゃあ、次の面接の時にお話をしましょうね」と言いますが、
まぁ、次の面接の時は、その話題はまず出てきません。電話が終わって解決すると、そのお話は、ご本人にとって終わりになってしまいます。
今日は何故だか、次から次へと女の子(と言っても、成人も含みますが)の面接が、10数人続きました。
高校生から20代後半まで、
やけに元気な子、やけに強気な子、泣いてほとんど喋らず終わった子、無事に大学入学が決まった子、無事に進級できた子、一つ一つ丁寧に話さないと言葉理解の難しい子、とりあえずしゃべりに来る子、合間に、小学生のおませな子、とぼけた子・・・・・様々でした。うち、数人は、アスペルガー症候群の子です。
女の子の多くは、落ち着いてくると自分の方から動き出すことが大半なので、面接と言っても、私の方が、
「へーぇ、へーぇ」と聞いているだけでおしまいです。
・・・・そうそう、定額給付金のお知らせがわが街にも来ました。夫婦+子ども3人、出来れば貯金はせずに、ぱっと、使っちゃいたいですが・・。
アスペルガー症候群の青年を持つお母さんからの相談で、
最近、こだわりが激しくなってきて、掃除にも以前以上に細かくこだわってきたりして、調子が悪いんでしょうか・・
・・と。
確かに、ストレスがたまってきたり、くたびれてくると、こだわりが厳しくなってくることは良くあります。でも、この時のこだわっている様子は、いかにもイライラしていたり、疲れた表情であったりするのですが、
この青年の場合は、生き生きとした感じで、掃除にこだわっているので、むしろ元気になってきているというか、本来の彼に回復してきていると言う感じですね。
調子が良くなってくると、本来のエネルギーが戻ってきて、一時的にでも、こだわりが強くなることもあるから・・って、お母さんにはお話しておきました。
精神科医と言うと、カウンセリングをしてもらえる・・・と思っている人が多いかも知れませんが、私を含めて、多くの精神科医は、それ程専門的なカウンセリングをすると言うよりも、何となく、本人の話を聞いて、まぁ、診断をして、それも考慮しながら、処方も考えて、まぁ、何となく話を聞いて、面接が終わる・・・と言うパターンでは無いでしょうか(きちっと、精神療法をしている先生、すいません)。
ということで、私自身、心理療法とか、カウンセリングとかを人に教えてもらったり、それ程の講義を受けたと言うこともありません。・・と言う中での、面接での話もたまにはしてみようかなと思っています。
・・・と言いつつも、カウンセリングの仕方とか、面接の仕方とか、講義を頼まれたりするのですが。
まぁ、まず、気をつけることは、何かアドバイスを急いでしようと思わないことでしょうか。
話をきいて、5分もして思いつくようなアドバイスって、世の中のほとんどの人が思いつくようなアドバイスで、もちろん本人も思いつくようなです。
そう言うアドバイスで、解決するわけではなく、ましてや、患者さんからすれば、
「そんなアドバイス、今までイヤと言うほど家族や大人からされたわ、それがイヤでここに来たんやろ?」
と叱られてしまいそうですね。
アスペルガー症候群の子どもさんで、今春、大学に進学する人が何人かおられます。
自宅通学ならば、今まで通りの関係を持てますが、県外ともなると、なかなか充分な対応ができません。
親御さんには、県外に出るとしても、出来れば日帰りで行ける程度で・・と話をしていますが、やはり、本人なりの希望もあります。
それぞれの大学には保健管理センターや学生相談室がありますが、どの程度発達障害を理解してもらえるのか分かりませんが、とりあえず紹介状を書くこともあります。
しかし、発達障害の人は、最初の出会いが良く無かったりすると、2度とそこには行かないと言うこともあり、最初に何らかのすれ違いがあって、必ずしもその大学の方とうまくつながるとは限りません。
その為、出来れば、当初は、時々、親御さんに下宿の様子などを見に行ってもらい、親御さんとは定期的に面接などを続けるようにしていきます。
「父親と長く過ごすほど我慢強い子に」厚労省調査(朝日新聞09年3月22日)
http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200903210200.html
1歳の時、休日に父親と過ごす時間が長かった子どもほど我慢強く、落ち着いて話を聞けるようになる。厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で、こうした傾向が浮かび上がった。子育てに父親の参加が大切なことを示すデータだと厚労省はみている。
*********と言うニュース。
うちの子、それぞれ、1歳半の頃、よく遊んだ覚えがありますが、皆、わがままです。
って、これって5歳6か月時点じゃん。この歳で、我慢強い子って言われても・・・、それが良いのかどうかも、これから先の話ですね。
でも、1歳半の時って、子どもの自己主張が激しくって、わがままで、自分でも何を言っているのか分からなく怒っているという、とても大変な時期ですよね。随分と、この時期には、夫婦共々、根をあげた覚えがあります。

先週、子どもの小学校の卒業式でした。上の子どもが小学校に入学して、一番下の子が、この度、小学校を卒業、15年間続いた小学校とのお付き合いは今年度で終わりです。
いつもは外でビデオを撮っていますが、今回は、子どもと一緒に、500人の在校生の間を歩いて、お世話になった先生とも挨拶をして来ました。(うちの子が世話になっただけでなく、いろいろと私の診ている何人かの子ども達もお世話になりました)
と言うことで、子どもは、早い春休みです。
【不登校・どう関わる?】-45
第2章 不登校への関わり
<3> 場面恐怖
-5-③ (3月20日の続き)
「それなら、本人と仲の良かった親戚の叔母さんを利用して、その叔母さんを通じて本人に出会おう」とアプローチする人もいます。
でも、多くの場合、こんな事をすれば、信頼していた叔母さんまでが無理強いするとなり、本人と叔母さんの信頼関係をつぶして終わりと言うことになります。叔母さんは、本人に無理強いをしないからこそ、本人も安心していて、良好な関係を保っていたのです。
本人の身近にいる人を「利用」しようと思うのは、まず失敗です。なぜなら、本人の身近にいる人は、本人の事で一番悩み、苦しんでいる人です。その人たちに必要なのは、「利用すること」ではなく、「支援すること」です。
子どもと出会えなくても、その身近にいる人を支援し落ち着くことで、本人もまた落ち着いてきます。落ち着いてくれば、いずれ本人の方から出会いを求めてくるものです。