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10年来、3,000人規模の職場のセカンドオピニオン的な事をしてきていますが、ちょっと、その中で感じていることを時々書いて見たいと思います。
※職場環境によって、随分と違うので、すべての職場が同じ状況と言うわけではありません。
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最近は、「うつ」が多くなってきていますが、うつ状態だからと言って、すべてがうつ病だとは限りません。
いろいろなストレスが重なって、「うつ状態」になる場合、「うつ病」になっている場合と、反応的にうつ状態になっている「うつ反応」「反応性うつ」の場合があります。
前者は、内因性のうつ病と言われるものですが、私自身は、「内因性のうつ病」だけを診断書には、「うつ病」と記載し、後者の場合は、「うつ病」と書くには、ちょっとためらいもあって、「うつ反応」「うつ状態」と書いたりします。病院によっては、前者も後者も含めて、「うつ病」と書かれる先生もおられます。このあたりは、それぞれの先生の考え方でお任せするところですが、
内因性のうつ病と、反応性のうつ状態では、職場への介入の仕方や投薬等にも、ちょっと違いがあったりします。
コメント
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最近は職場メンタルという考え方を導入している職場も多いようですが。
ただ、それがマイナスに作用すると、何か思い悩んでいそうな素振りが見られたりするときに『ねえ、それって、うつじゃない?』・・・という会話に発展することも、しばしばあるようです。
実際、今は、『うつ反応』や『反応性のうつ状態』がほとんどではないかと思いますが、こうした状態で『うつ病』と診断書に書かれる先生がおられるのですね。
こうした傾向から『新型うつ病』という概念が生じてきたのでしょうか。それにしても、うつというのは、非常にありふれた病気だということがわかります。
そろそろ、うつ病という基本概念、診断する基準等を、学会で統一していく方向に持っていくことは出来ないものでしょうか。
新型うつ病という診断も、診断基準の統一や、それに伴う分類や細分化に一躍担うことが出来そうですが、現状では単に『何でもうつ病傾向』に拍車をかけているだけのようにみえます。
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