久しぶりの更新です。
そう言えば、先日、私の勤務先に、
マムシに噛まれた人ではなく、直接、マムシが出現しました。
直接、マムシご本人がやって来られたのは初めてです。
【不登校・どう関わる?】-36
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-11-②- (9月17日の続き)
例えば、中学校に入学して五月の連休明けから、自宅にひきこもりがちになって不登校になった子どもは、最初の一年はほとんど自宅から出られず、次の一年は、少しずつのんびりと外出したり、自宅や相談室で先生と出会ったりできるようになっていきます。しかし、その中学校に、それ程親しい同級生がいなければ、今更教室への復帰を考えずに、高校進学をきっかけに再登校していくということもあります。
中学卒業後、全日制高校を選ばない、あるいは、高校を中退したという場合に、通信制や定時制を選ぶという選択肢もあります。
この時、兄や姉、親戚が通っていた、あるいはアルバイトで出会った人がそこに通っているとなればモデルがそこにありますから比較的決定しやすいのですが、自分の周囲を見渡してもそういう人はいないとなればなかなか結論が下せません。
「通信制や定時制に行くか行かないか」と生徒に問うこともありますが、本当に行きたいと思っている子は、最初から行くと宣言します。なかなか、すぐに宣言できない子は、やはり、在学中の学年をもう一度やり直してでも今の高校を卒業したいと感じていたり、逆に、今は学校という名の付くところには行きたくないと思っていたりするので、そういった場合は、大人の思いを急いで押しつけないことが必要です。
(続く)
【不登校・どう関わる?】-35
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-11-①- (9月16日の続き)
ところで、不登校になったら、「無理をせず見守りましょう」と話すと、確かにそれは理解していただけるのですが、それなら「具体的にどれくらい見守っていたらいいのか」と言われることがあります。
実は、これは難しい問題です。一、二か月のこともあれば、数か月のこともある、二年くらいは必要なことも少なくありません。これは、最初の対人恐怖の程度によっても左右されます。これまでの学校や家庭生活にいろいろな葛藤を持って我慢し続けていた場合と、そうでない場合も異なります。
ある程度本人が元気になったとしても、学校生活の途中から不登校になった子は、学校の様子が分かっていたり、以前の顔見知りの友だちがいるのでまた登校しやすいものです。
しかし、入学してすぐや、転校して短期間で不登校になった子は、なかなか、学校の様子が分かりづらいので、その学校の在学中は、学校そのものには登校せず、適応指導教室に行ったり、相談機関に行ったりしながら、日常生活では比較的のんびりと外出ができるようになり、進学などをきっかけに再登校していく子もいます。
(続く)
ご無沙汰(?)かも・・・
自宅のパソコン、ちょっと不調でしたが、回復しました。そろそろ、古くなってきたかな。最近は、ずっとVAIOシリーズです。
最初の頃は、PC5000だか、PC8000だが、持っていたような気がしますが、忘れてしまいました。もちろん、ネットにつなぐようなずっとずっと前の時代ですが。
と言うことで、頑張って、ボチボチと更新しますので、よろしくお願いします。
【不登校・どう関わる?】-34
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-10-③- (9月6日の続き)
ところで、クラス替えですが、年度末が近づけば、本人とよく話し合って、必ず一緒のクラスにして欲しい子、一方で、できれば一緒のクラスでない方がよい子を学校の方に伝えておきましょう。
そして、仮に、次の一学年が順調であったからとしても、油断し過ぎないことです。また、その次の学年でクラス替えがあったとき、周囲がもうすっかり元気になったと勘違いして、(本人から見ると)配慮に欠いたクラス替えがあって、結局また登校できなくなったということもあります。
(続く)
アスペルガー症候群の子どもについてのお話を、いくつか。
アスペルガー症候群の子どもに対しては、抽象的な指示よりも、具体的に丁寧な指示が求められます。
でも、その前に、その指示をする先生と、子どもとの間に信頼関係があると言うことが必要です。
大人だって、信頼できない人からの指示には従いたくないですよね。
最近、忙しくて、更新できません。コメントのご返事、遅れてすいません。
明日は、久しぶりの丸一日仕事のない日(今のところ)のはず・・・・。
【不登校・どう関わる?】-33
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-10-②- (9月4日の続き)
ところで、保健室登校を例に考えてみましょう。保健室登校を繰り返すと、どうしても教室に戻るのが目標になってしまうことがありますが、子どもによって、その対応が異なります。
たまたま、今のクラスの人間関係が悪かったり、ちょっと担任の先生との相性が悪くて保健室登校をしている子の場合、時々仲の良い友だちとは元気に遊ぶくらいの力が戻ってくれば、進級の時クラス替えを配慮してあげれば、また教室に戻っていきます。
けれども、集団への不安があって、対人恐怖が高まって、同級生が来ると隅に隠れてしまうような子は、なかなか教室に戻るのに時間がかかります。同級生と会うのを避ける状態では、教室に戻れるはずがありません。学年が上がれば上がるほど、この傾向が強くなるようです。焦って教室に戻そうとすると、今度は保健室に来ることまでもが不安になってしまい、結局は不登校になってしまいます。
時々、できるだけ長い時間を保健室で過ごすことを目標にすることがありますが、対人恐怖があって保健室登校をしている子は、「対人恐怖」に問題があるのですから、時間を長くすることを目標にしても全く意味がありません。
こういった場合には、本人に保健室が安全な場であることを保障し、かつ、様々な学校行事があることは本人に知らせて、本人自身が、「出てみたい」と思うこと、「何とか出られそうだ」と感じることから自由にさせて行く方が、結局は、効果的なようです。
(続く)
【不登校・どう関わる?】-32
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-10-①- (8月28日の続き)
対人恐怖が強くなった子どもが、少しずつ対人関係の不安を取り除いたり、安心感を覚えてくる過程の大きな山として、集団の中に入って行くということがあります。
本屋やビデオショップで表面的な会話ができるようになり、仲の良い友だちと小集団の中では遊べるようになってきても、学校の授業に出て、集団の中で一定の時間を過ごすと言うことは、まだまだ難しいものです。
テストのように、「今日一日だけ」「明日まで」と言うごく短期間であれば何とかなることもありますが、この先毎日、ずっと授業や集団の中に行き続けるというのは簡単ではありません。
さて、集団に慣れて行くことを考えるのですが、決してこの過程は無理をしないで行きましょう。一定の集団に、一定の時間を過ごさないといけないと言う体験は、人生の中で中学校や高校が一番大きいものです。大学に入ったり、社会人になったりすれば、そう言った体験そのものが少なくなってきたり、仕事の選択などで、ある程度それを避けることができます。
また、中学校の時に授業に入れなくても、その後、全日制高校に通っている子もいれば、定時制や通信制の高校に通ったり、働いている子もたくさんいます。
新型うつ病と言われる人(私はこんな診断はつけませんが)、職場のストレスで「うつ反応」を認める人の中には、時々、アスペルガー症候群の方がおられます。
アスペルガー症候群の人が職場でうつ反応を起こされる時に、上司との関係がストレスになっていることがあります。
アスペルガー症候群の人は、自分にとって尊敬できると思った人、自分からみてすごいと思える人がいれば、ちょっと、その人と同一化して、その人の指示を受けながらテキパキと仕事をこなして行く人がいます。
的確な指示があれば、人一倍熱心にされる人も少なくありません。そして、指示をする上司が、自分にとって安心できる人である必要があります。
しかし、残念ながら、安心できない上司からの指示であったり、場当たりでコロコロ指示が変わると、不安になったり不信感が生まれて、それがきかっけで、「うつ反応」が起きてしまうことがあります。
この場合は、うつの治療を行いながら、一方で、本人を安心させ、能力をうまく認めてくれる上司のもとで仕事が出来るように調整を行うこともあります。
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