【不登校・どう関わる?】-27
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-8-①- (8月10日の続き)
少しずつ人間関係の力が戻ってくると、同世代との関係が徐々に戻ってきます。以前の友だちとの関係を戻そうと思う子もいます。小学校の低学年ぐらいだと、こういった感じが多いようですが、年齢が高くなるに連れて、むしろ不登校になる以前の同級生とは、特定の友だちを除いて、できるだけ会うことを避けようと思う子もいます。
不登校していた自分を知らない同世代の中に行きたい、今までの自分を知らない人の中で一からやり直したいと思うこともあります。もちろん、子どもがそう言ったからと言って、本人の対人関係の力が充分に戻っていないのに、新しい人間関係の中に入っても、まずうまく行きません。
まず、対人関係の力がある程度戻ると言うことが、最初に必要になってきます。
以前との人間関係をとりあえず避けたい子は、新しい人間関係を捜していきます。同じ学校の中に新しい友だちを、学年の変わりに見つける子もいます。保健室登校、相談室登校などをきっかけに、そこで新しい友だちと出会う子もいます。
あまり最初から深いつき合いを求めず、お互いに深く干渉しない関係の方がうまくいくこともあります。
(続く)
反応性のうつ状態に陥っている人の上司と話をすると、「もう少し、頑張ってくれれば」と言われます。でも、それは、間違いです。
まず、最初に診ることは、
今のその人の能力で、今、その人が与えられている仕事がこなせるのかどうか・・・・が問題です。
頑張らないから仕事をしない のではなく
できないから仕事をしない と言う可能性の方が高いのです。でも、それをいろいろと理由をつけたりして、一見、上司や本人が、本当はできる・・と勘違いしていたりします。
概ね3つのパターンに
①もともと、今の能力で今の仕事ができるのに、しない。
→まぁ、一番少ないパターンです。仕事に対する充分な評価が与えられていない等もありますが、一方で、ADHD系で、できるけれどもダラダラと自分の好きなことばかりして取り組まないと言う場合もあります。
②本来はできる力はあるのに、今は、能力が落ちていて、今の仕事ができない。
→前回の、仕事を頑張りすぎた人に良くあるパターンですね。単なる疲れなら、一時的休養させて能力回復ですが、うつ病的になっていると、じっくりとした治療+休養が必要です。
③もともと、能力が無くて、今の仕事ができない
→いくら薬を服用しても解決しません。必要なのは、教育や訓練ですね。教育や訓練に乗ってくる人か、そうでないかと言うこともありますが。あるいは、明らかに無理なら、早めの転職と言ったところでしょうか。ダラダラと、何の介入もせずに時間だけを過ごしても、結局は何の解決にもなりません。
ただし、②を③だと勘違いしていたりすることもある(その逆もあり)ので、キチッと見立てをしておきたいところです。
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