新型うつ病とやらの話題が、時々出ていますが、これを「うつ病」と呼んで良いのやら・・・何て書いていますが、実は、新型うつ病のこと、あまり知りません。
ということで、最近の、職場のうつ病事情、というよりも、職場のうつ状態事情について、話をしてみたいと思います。数年来、某職場のセカンドオピニオンみたいなことをしていて、年間、病気休暇や休職や、職場不適応の人を数十人ほど診ている経験の中でのお話です。
・・ところで、その前に、古典的な「内因性のうつ病」って、どこに行っちゃタンでしょうね。私が大学病院に勤務していた遠い昔(?)は、内因性のうつ病の人たくさん来ました。どんな人かというと、
・・・元来、几帳面、仕事熱心、融通が利かないと言う病前性格。あっさりと、うつ病の診断をして、当時は、その人の病像にあった3環系抗うつ薬を処方して、患者さんには、うつ病の事、薬のこと、副作用のこと、自殺をしないことなど・・通り一遍のムンテラをして、3か月ほどゆっくりと休養すれば、それなりに良くなって行きました。
数年前から、こんな人とはほとんど職場関連では出会わないですね。10人うつ状態の人がいたら、まあ、
2割が内因性のうつ病(といっても、気分障害、双極2型とか)、1割が家庭事情による疲労など(介護負担の増加など)、そして、7割くらいが職場のストレスをきっかけに生じた反応性のうつ(うつ反応とか、職場うつとか、まぁ、いろいろな言い方をされていますが)という感じです。
職場ストレスによる反応性のうつですから、ダラダラと抗うつ薬を投与していても解決しません。当初は、うつ状態に対して抗うつ薬を使うこともありますが、後は、不眠などの症状に睡眠誘導剤を使う程度で、ほとんど、薬物を服用していないという人もいます。ならば、カウンセリング・・という方も居るようですが、私、カウンセリング苦手です。まぁ、面接はしますが。
・・・というわけで、新型うつ病、といっても、別に「新型」というほどではありませんが、反応性のうつと、その対応(あるかないかは知りませんが、経験的な対処法で)について、ちょっと書いてみようカナと思います。
(続く)
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