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 精神科医になったとき、先輩医師から、公私の区別をキチッとつけるようにと言われた。もちろん、そんなことは当然の事なのですが、実際に、自分の子どもの友だちとか、知り合いとかは、あまり見ずに、他の同僚の医師にお願いして・・・何て事も言われました。

 とはいえ、いろいろな病院を転々と勤務していると、中には、精神科医は、私一人なんて事も多く、いちいちそんなこともできません。

 ましてや、児童から大人まで診るようになると(勝手に診だしたのですが)、そうそう、精神科で児童も診るという所は少なく(実質、私ではなく、私の所のスタッフが診てくれています。その方が、充分に確かです)、結局、最近は、やって来たのが、子どもの友達であれ、その兄弟であれ、親であれ、子どもの担任であれ、お構いなしに診るようにしています。

知っている学校の先生が、受け持ちの子どもの相談できたかと思うと、自分の離婚相談であったり(オイオイ・・・)、借金地獄にいたり(これまた、オイオイ・・・)、

ここまで来ると、身近な人はできるだけ自分で見ないという精神科医によくある法則は、すでにどこかに飛んで行ってしまいます。まぁ、地域で精神科をやるとこんなもんですね。

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