【不登校・どう関わる?】-18
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-3-①-(6月24日の続き)
対人不安が強まってくる過程の中に、同居しているおじいさんやおばあさんとの関係、あるいは友だちとの関係がどうであるかと言う問題があります。
子どもとおじいさん、おばあさんがリラックスした関係であれば言うことはありませんが、逆に、しつこく叱ってきたり、小言を言ってきたりという関係であれば、子どもの方はとっても苦しいですね。
友だちとの関係も、「実は、友だちからイジメられていた」「友だち関係でいろいろと問題があった」となれば、家族としてはすぐにでも解決したいところです。でも、子ども自身は、最初にどうして欲しいのでしょうか。
おじいさん、おばあさんに、「あまりヤイヤイと言わないように」と話して欲しい。イジメられていた事実を学校に話して、すぐにでも解決してもらいたい。一層のこと、学校にでも怒鳴り込んで、その勢いで、相手の家族の方にも怒鳴り込んで二度とイジメが起きないようにして欲しい。
どれも、決して間違いではないかも知れません。でも、その前に、一つ重要なことがあります。お母さんの視線が、おじいさんやおばあさん、あるいは学校や友だちの方にばかり向いていないかと言うことです。それよりもまず最初に、お母さんの視線が、本人の方に向いていることが大切です。
(続く)
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