精神科医になったとき、先輩医師から、公私の区別をキチッとつけるようにと言われた。もちろん、そんなことは当然の事なのですが、実際に、自分の子どもの友だちとか、知り合いとかは、あまり見ずに、他の同僚の医師にお願いして・・・何て事も言われました。
とはいえ、いろいろな病院を転々と勤務していると、中には、精神科医は、私一人なんて事も多く、いちいちそんなこともできません。
ましてや、児童から大人まで診るようになると(勝手に診だしたのですが)、そうそう、精神科で児童も診るという所は少なく(実質、私ではなく、私の所のスタッフが診てくれています。その方が、充分に確かです)、結局、最近は、やって来たのが、子どもの友達であれ、その兄弟であれ、親であれ、子どもの担任であれ、お構いなしに診るようにしています。
知っている学校の先生が、受け持ちの子どもの相談できたかと思うと、自分の離婚相談であったり(オイオイ・・・)、借金地獄にいたり(これまた、オイオイ・・・)、
ここまで来ると、身近な人はできるだけ自分で見ないという精神科医によくある法則は、すでにどこかに飛んで行ってしまいます。まぁ、地域で精神科をやるとこんなもんですね。
北京オリンピックが近づいてきましたが、
思わず、数年前にもらった、幻の大阪オリンピックの下敷きを発見しました。当時は、横山ノック知事、回り回って、橋下知事の予算節減など、当時は予測もしていなかったんでしょうね。

何時までも、こんなのを持っているところが、関西人らしい??
アスペルガー症候群などの発達障害の可能性を、親御さんに告知して、それを学校に伝えるかどうかも悩むところです。
学校に伝えて協力体制をとってもらうと言うのが、一番の理想ですが、まだまだ、学校間の格差があります。
親御さんもそれが分かっていて、
①学校が理解してくれていないので、是非、伝えていただいて、学校側の理解を得てください。
②学校も協力してくれているので、是非、伝えてください。
③伝えてしまうと、それなら、特別支援学級に言ってくださいと、何の配慮も無く言われるので、秘密にしておいてください。
・・など、経験的にも、様々ですね。
基本的には、私と私のところのスタッフで、学校側と話をさせていただいて(場合によっては、家族にも同席してもらい)、一緒に考えていくと言う方法をとっています。(なかなか、放課後の時間をとるのは大変ですが)
こちらの方も、ある程度、分かっている時は、
あの学校なら、大丈夫、
あの学校は正直、心配。
。。。なんて、助言もしたりします。
でも、最終的には、本人や親御さんの意向ですね。
アスペルガー症候群の子どもにしろ、そうでない子どもにしろ、私の診てきた子どもの中には、小学校時代にほとんど学校に行っていないのに、中学校当たりからボチボチと行き始めて、普通通りに高校生活へと進んでいる子が何人かいます。
そういった子どもの小学校時代は、
① 決して、無理矢理な事はされていない(まぁ、不登校当初は、いろいろとありましたが)。
② それなりに、親子の関係が安定している。
③ 学校そのものをものすごく拒否はしていない(学校が、あまり無理をせず、ほどよい距離を本人と保ってくれていると言うところでしょうか)。
・・と言う感じです。
学校に行くために、それ程熱心に何かをしたと言うわけでもありません。まぁ、何となく、行っちゃいいましたという所です。
そう言えば、小学校時代ずっと不登校をしていた女の子が、教員めざして、教育実習に行ってきたとか。
・・・それって、学校にイヤな思い出とか、2次障害とか合って、学校に行きづらくないの・・・何て、周囲は心配するのですが、
本人曰く、学校にほとんど行っていないので、イヤな思い出も無いとか。・・まぁ、そんなもんですか、ハイ。
アスペルガー症候群の子どもに、いかに告知をするかは、一つの課題ですが、最終的には、家族や本人がそれをどの様にしたいのか、感じるかです。
時々、親御さんが、学校の方から、
「本人に告知をして下さい。クラスの子どもや他の保護者にも告知をして下さい。そうしてくれないと、面倒がみれません」 何て事を言われたけれどもどうしましょう・・・と相談をうけることがあります。
もっとも、こういった場合は、本人の症状の無理解などもあって、何らかのトラブルが起きているときです。
学校側の多くの場合の目的は、トラブルそのものよりも、トラブルをめぐって苦情を言ってくる同級生やその親御さんへの対応です。
それならば、どの様に対応したらよいのか、一緒に相談をして頂ければよいのですが、何を思ったのか、告知をすれば解決をすると勘違いをしてしまわれたりします。
学校側の目的は、「苦情を穏便に処理すること」であり、「告知すること」は手段に過ぎません。ゆえに、仮に、告知をしても、穏便に処理がなされなければ、結局は、告知そのものは何の結果も生みません。
まぁ、告知は、外部からの場当たり的な要請に応じてしても、まずは失敗ですね。
・・・そういえば、親御さんだけが障害名を知っていて、告知は本人にせず、一方で学校には、理解を得るために障害名を伝えて居たところ、何を思ったか、先生が本人に「告知」をしてしまった・・何て事例もありましたが。この時は、学校の方もマズイと思ったのか、すぐにこちらに連絡があり、無事に本人にも話しをして終わりましたけど。
夏休みに入りました。もちろん、私ではなく、小学校の娘が・・です。
で、ラジオ体操があるので、普段よりも、早く起きないと行けません。
これって、ちょっと、辛いかも・・・。
で、子どもは、ラジオ体操から帰ってきて、2度寝してたりして・・・。
最近、懸賞、なかなか当たっていませんでしたが、久しぶりに、当たりました。
へルシアウォーター グレープフルーツ味 500ml 24本。へルシアウォーターのポイント3点を送りました(3本分)。日ごろ、あまり飲んで居ませんでしたが、また、頑張って飲みます。

ちょっと、県外に仕事で出張していました。
今日は、仕事に出て、先ほど帰宅です。しばらく、更新も止まっていましたが・・。
【不登校・どう関わる?】-24
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-6- (7月21日の続き)
では、そんな「受容的な大人」の人を捜してみましょう。ある時は担任の先生であったり、保健室や相談室などの先生であったり、親戚のおじさん・おばさんであったり、近所のおじさん・おばさんであったり、あるいは、相談機関などのスタッフであったりします。本人自身が、一番安心できると感じることが大切です。
こういった受容的な大人の人に、時々話を聞いてもらったり、時には、一緒にスポーツをしたりして、少しずつ家族以外の人とも接する機会ができれば、少しずつひとへの不安感や恐怖感も減っていきます。
ただ、こういった大人との出会いは、回数が多すぎると返って疲れてしまうことがあります。話を聞いてもらうと言った感じであれば、せいぜい週に一、二回程度が限度です。
仲の良い子ども同士だと、毎日毎日会っていても余り苦にはなりませんが、「受容的な大人」は、受容的と言っても、大人です。無意識のうちに、子どもの方も気を使ってしまい、結局くたびれて長続きしなくなってしまいます。
また、いろいろな人に接する方が良いと思い過ぎて、いろいろなところに連れ回すのも逆効果です。せいぜい、受容的な大人は、一人か二人です。今までの自分の経過や出来事を、初めから何人もの人に繰り返し話すのは苦痛です。自分のことをある程度理解してくれる人は、一人か二人いれば、それで充分です。
しばらくは、この様な受容的な大人とのかかわりによって、人と接する不安感が減ってきたり、受容的な大人を間に通して、同世代の子どもたちとの接点もできるようになってきます。
亀の続編です・・・
http://blog.m3.com/psy-apple/20080721/1
産まれる事はないのですが、子どもが育ててします。この暑さ、腐って来ないか心配で。
時期が来たら、ちっちゃいミドリガメでも飼ってこようかな?卵の上に載せておくとか・・・。親はクサガメ、子どもがミドリガメとか・・・。

【不登校・どう関わる?】-23
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-5-②-(7月17日の続き)
受容的な大人と同級生では、子どもにとってのストレスは大きく違います。
受容的な大人は、本人のペースで物事が進みます。本人がイヤと言えば、いつでもやめることができます。だから、対人恐怖の強い子どもは、比較的安心して接することができます。
でも、同級生の場合は、そうは行きません。学校なら、一生懸命勉強して、掃除もしていれば、先生から怒られると言うことは、まずありません。比較的、予測がつきやすいのです。
けれども、同級生というのは、一生懸命勉強していても、逆に反感をかって邪魔をされるかも知れません。一生懸命掃除をしていても、自分だけおいてけぼりを食らうかも知れません。
同級生とつき合うには、ある程度相手のペースに合わせる力が必要になってきます。我慢も必要になってきます。けれども、まだまだ対人恐怖の強い子どもにとって、同級生とつき合うには、とっても強いエネルギーを必要とするのです。そんなときは、まず「受容的な大人」と出会うことが次の段階です。
(続く)
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