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【多動っぽい子、アスペっぽい子】-14
第2章 注意欠陥多動性障害(ADHD)
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(前回6月27日分の続き)
3番目に、数倍の短期集中能力です。ですから、少なくともほかの子の4~5倍ぐらいは短期集中があります。その代わりあくまでも自分の好き嫌いによって違います。
それから人が付いていないと駄目です。ですから、お母さんが1時間放ったらかして勉強・自習させるよりは、お母さんが10分でも横に付いて勉強させてあげる方が、子どもの頃は能率が上がります。
中には、お母さんがいない時間は放ったらかしにするしかないということもあります。ある程度習慣が付いてくると、本人なりに、ある程度うまくやる子どももいます。
少なくともお母さんがいる時間帯、大人が一緒にいる時間帯をいかに有効に過ごさせるかということを考えていきます。基本的にアメとムチをうまく使わないといけません。ムチというのは本人の苦手な勉強とかです。アメというのは本人がゲームが好きならゲームです。
ただ、アメ、アメと言うと、「そんなに物ばかり与えていいんですか」と聞かれる人もいますが、そういう物だけがアメではありませんだ。ADHDは人なつっこいですから、お母さんと一緒におふろに入るとか、寝る前にお母さんに絵本を読んでもらうとか、お母さんが一緒に寝てくれるとか、ADHDの子にすればこういうことも十分アメになります。
ただ、当たり前ですが、必ずムチのあとにアメを持ってきてくださいね。「1時間がんばって勉強したら、1時間のゲームをしてもいい」というようなことをしないといけません。まかり間違っても、子どもの方が、「1時間ゲームをさせてくれたらきちんと宿題をする」という言葉を信用してはいけません。おそらく、ゲームをやめることはまずできません。それは信用したお母さんのほうの負けです。