【不登校・どう関わる?】-15
第2章 不登校への関わり
<2> 対人恐怖
-1-②-
本人がほとんど家族と話をしなくなったら、とりあえずは、本人が答えにくい、あるいは当面話題にしたくない学校や勉強の話は横に置いておいて、日常会話からはじめることにいたしましょう。
まずは、「おはよう」「おやすみ」と言った基本的な声かけや、「お腹すいていない」「身体の調子はどう」と言った健康を気づかうような言葉から始めましょう。
声かけは、あまり正解のない、どのように答えても責められない、「はい」「いいえ」と言った簡単な言葉で答えられる内容の方が、聞かれた方も答えやすいですね。仮に本人が答えなくても、この程度の声かけは、普段の生活の中でして行きましょう。
「話をしても、責められない、怒られない」と言った安心感を持つのがまず第一です。「学校や勉強の話をしなくて、大丈夫ですか」と心配するお母さんもおられますが、ほとんどの場合、心の中では子ども自身が一番その事を心配しています。その事を内心では話したい子もいます。けれども、それは、自分のペースで自分の思っていることだけをまず聞いて欲しいのですが、まだまだ最初の頃は、学校や勉強の話題は、学校や親のペースで運ばれて行きます。
自分のペースで話せるという安心感が出てくれば、自分の方から、学校のことも少しずつ話してこれるようになってきます。
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