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【多動っぽい子、アスペっぽい子】-9

第2章 注意欠陥多動性障害(ADHD)

-4-

(前回の続き)

 まずADHDに関して基本的にもっていただきたいのは、ADHDの子に対するマイナスイメージをちょっと取っていただくことからです。

 「多動症」というと、相談パンフレットの中には、その症状として「授業中に歩き回る」と書いているものもあります。けれども、「授業中に歩き回る」というのは、決してADHDの代表的な症状ではありません

 むしろ、ADHDの子で授業中に歩き回るのごくわずかです。逆に、授業中に歩き回っているからといって、はっきり言って多動症(ADHD)ではないことが多いです。

 ところが全体的にADHDイコール授業中に歩き回るイコール悪い子、迷惑を掛ける子というイメージをまずみんなが持っている可能性があります。

 テレビ番組でも多動の子のドキュメンタリーであるとかニュース番組を見ると、授業中にいきなりギャッーと爆発するようなところばかり映しているものもありました。多動というものイコール悪い、迷惑だから多動を直さなければいけないというような一連の考え方が少し残っていますから、親御さんのほうも認めたくない。

 自分の子どもに対してマイナスのイメージがいきますし、相談に行ってもそれを直せと言われればやはり何となく嫌ですよね。

 ですから、基本的にまずそういうイメージを捨てていただいて多動の子へのアプローチというのは、まず多動症の子を持っておられるお母さん方に、多動症の子どもを育てるのをいかに楽しんでいただくかというところから入っていきたいところです。(もちろん、現実場面では、とても大変で、本人もご家族も、強いイラダチや腹立ちも出てくるのですが)

 ということで、ここでは、ADHDの子どもの子育てをいかに楽しむかというところにスポットを当てたいと思います。
  (続く)

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ちょうど17日付のNYTimesにADHDの特集が載っています。
written by RAM / 2008.06.18 00:53

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