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【不登校・どう関わる?】-12

第2章 不登校への関わり

<1> 不登校を考える

-5-①-

 不登校の子どもと接するときに、客観的にはいくつかのことを考えます。

 まず第一に、その子どもの現在の力です。不登校になると、大なり小なり、『対人恐怖』と『場面恐怖』が見られるようになります。

 対人恐怖は、人と出会う事への恐怖です。恐怖と言っても、怖いと感じる人もいれば、怖いという感情ではなく、単に「気を使い過ぎて疲れる」と言うこともあります。表面的にうまく接しても、あとからドッと疲れてくることもあります。友だちと五分間だけ話をしたとしても、以前ならほとんど疲れも感じなかったのが、不登校の状態になってからは、二時間も三時間も話したような疲労感を感じるようになります。

 友だちと気楽に話すことができるのか、友だちと顔を合わせることも避けるのか、程度は人によって様々です。

 場面恐怖も同じです。保健室なら行ける子ども、学校以外なら外に出られる子、ほとんど家から出られない子、部屋からも最初は出られない子、それによって、周囲の関わり方も少し考えてみる必要があります。

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