【多動っぽい子、アスペっぽい子】-8
第2章 注意欠陥多動性障害(ADHD)
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(前回の続き)
学校の先生方からよく、「クラスの中に多動の子がいて、バタバタして困っているんだけど、親御さんに話をしてもなかなか相談に行ってくれなくて困っています」という相談を受けることがあります。
この中には、はっきり言って促し方の悪いところもあります。例えば自分のクラスの子が疲れた顔で咳ばかりしている。先生が、お母さんに、「今日は子どもさんが非常にせきをしていましたよと。熱っぽいからインフルエンザかもしれませんので、早めに病院に連れて行ったらいいのではないですか」と言うと、多くのお母さんは連れて行きます。それは先生が、「お宅の子どもが心配です」というメッセージを送っているわけです。
ところが、「お宅の子どもは多動ですから相談に行かれたらどうですか」と言うのは、「お宅の子どもが多動でほかの子に迷惑を掛けて授業にならないから困っているのですよ」という、「お宅の子が心配」ではなくて「お宅の子で困っている」というメッセージを送っているわけです。親御さんからすると、自分の子どもを先生が心配してくれているというのと、先生がうちの子を嫌っているなというイメージは全然違います。
それはやはり多動の子に対するマイナスのイメージが非常に強過ぎるからです。
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