【多動っぽい子、アスペっぽい子】-5
第1章 発達障害
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(前回つづき)
ただ、アスペルガー症候群であれ、ADHDであれ、診断が分からなくても経験的にこの子はADHDかなと思えばADHDとして、アスペルガーかなと思った場合には、アスペルガーと思って対応されれば、少なくとも誤った対応をすることはありません。ある時点、ある部分だけ見るとこの部分だけはアスペルガーっぽいなという子もいます。
アスペルガー症候群の子やADHDの子は時として、周囲の対応のうまい、下手、それから本人自身の不適応などによって、不登校になったりするときもあります。
もしADHDの子が不登校になったとしたら、不登校への対応ではなくてADHDへの対応をしてください。アスペルガーの子が不登校になったら、アスペルガーの子としての対応が優先です。
ですから、アスペルガーの子への対応をどうしましょう、こうしましょうとお母さん方とよく話をしているときに、学校の先生が、「学校に来るようにするにはどうしたらいいでしょうか」という議論はうまくいきません。たらものすごく困るわけです。
アスペルガーへの対応をして落ち着いてくれば少しずつ学校にも戻って行くことはできますが、アスペルガーの子への基本的な対応をせずに学校に来る、来ないという議論から始まってしまいますとまた誤った対応をして、かえって不登校が長引くことがあります。
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