【多動っぽい子、アスペっぽい子】-4
第1章 発達障害
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(前回つづき)
診断に関しては、現時点の症状と過去の症状を参考にします。思春期ぐらいだと、小学校1年生、2年生のころはどうだったかを親御さんから聞いたりします。
しかし、親御さんもずっと仕事が忙しくて、おじいちゃんやおばあちゃんに預けていて寝るときだけしか見ませんでしたということになりますと、診断の手がかりになるような所見がそれ程出てこないときもあります。
また、学校の先生から情報を聞くと、いろいろと参考になる症状が見られることもあります。ただ、最近はテレビゲームやカードゲームが非常にどんどん出てきましたので、アスペルガーとかADHDの子はそれにはまってしまいます。すると、それがなかったらもしかしたらいろいろな症状が出てきたかもしれないのが、それにはまってしまったがために症状があまり前面に立たなくなっている人もいます。
また、アスペルガー症候群の子どもの中には、カードやコンピューターが得意な子どもも多いので、それを通じて表面的には友達とよく遊んでいるように見えます。
そのため、今の症状を見るとアスペルガー症候群かも知れないけれども、過去の経歴の中に、積極的にアスペルガー症候群であろうと診断できるだけのものが見あたらないということもあります。
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